テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

スポンサーサイト --------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

本当に国は少子化対策に力を入れているのか?! 2006-07-31



title
7月31日NHKにて放送 『NEWSWATCH 9』を取り上げます。

subtitle
いつの日かマニフェストにも載っていた政府の少子化対策の
途中経過を取り上げます。

meeting
今日開かれた規制改革•民間開放推進会議
児童福祉に対する中間答申が提出された





保育所には2通りある

1. 認可保育所

(補助金が出るので安い。しかし自治体が保育所を指定する)

2. 無認可保育所
(料金が高い。)





price


認可保育所は人気
現在、東京都が認可した保育所は10年以上定員は満員
保育料は月0円~5万7500円(親の収入による)


しかし希望する保育所に入れず
number
東京都全体での待機児童はなんと5000人



そして今回提出された改善プランは
admin

pen



つまり

政府は直接児童福祉が必要な家庭へ補助金を出し
個々の家庭で保育所を決めてくださいとのこと。






この案を推進する八代教授は:

agree

「今までの保育所は」
両親が働かざるをえない貧しい家庭のための児童福祉だった。
しかし、今では普通の人が働く時代になり市場サービスでなければ
使いにくい。利用者に補助金を出し、保育所を選んでもらって
努力をした保育所に客が集まる仕組みにしたい。




まとめ「保育に競争を取り入れ親のニーズに答えさせる」考え。





市場原理を疑う東京大学大学院教授は言う:

disagree

競争がひどくなれば1つのところ(保育所)に集中し
他のところへ来なくなってしまう。本当にいい保育をしている
のに表面的にしか分かってもらえずつぶれていってしまう。
それが社会的損失になる。

としては:本当に必要なひとに対しては
優先的に枠をキープしておくなどするとか

もう少し利用者の希望に沿うような制度を柔軟に工夫するとか。
あんまりあわてて市場主義に移行しまいほうがいい。




まとめ「徐々に規制緩和していこう!」とういう考え。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



私は最後の東大教授のコメントに対して苦笑でした。

「競争がひどくなれば1つのところ(保育所)に集中し
他のところへ来なくなってしまう。」

とういうことは誰もこなくなった保育所は何か改善すべき点が
あるということなのではないか?

「本当にいい保育をしているのに表面的にしか分かってもらえず…」
いい保育をしていて客が来ないのはおかしい。親はいい保育を望んでいる
ので口コミなどで広まるはず。表面的な部分しか見ていないなんてあり得ない。

市場主義は弱肉強食ではあるがちゃんと消費者のニーズに答えます。
もちろん惰性でやっている保育所は潰れますが、潰れないために
いろいろ努力をしていい保育所を作っていく必要があると思う。

保育所の民営化は政府が補助金を出す!といっている以上
悪いアイデアとは思えません。すでに私立の保育所もあるわけだから
格差の話もあまりないと思います。

少子化対策!少子化対策!と騒いでるわりにはやはりまだ
子育てをする環境が追いついてませんね。

●番組データ
番組名/NEWS WATCH 9
放送時間/月~金曜日 9時~
放送局/NHK総合
出演者/柳沢秀夫 伊東敏恵 青山祐子 



【座間 康平】

コメント

こら、坂本にメールを寄越せ!

パスワードが来ないが、どうなっているのかというコメントがあったから、急ぎ送った旨を書き込んだ(31日)。

その返事もないし、そもそも31日の記事がないのは、なんで?

確認のメールを寄越せと、坂本メールには明記してあるはずだ。さっさとメールを寄越しなさい。

7月31日の投稿です。

申し訳ないです。
31日の書き込みが24時を過ぎていて、投稿日の修正をするのを忘れてしまいました。この投稿は7月31日に書いたものです。

すいません

何か手違いがあり記事が半分消えてしまいました。
後ほど再度アップします。

そうでもないですよ、座間さん

うーん。いい保育所ってどんな基準なんでしょうね? ある価値観を持った人の多寡で、意外とあっさり「いい保育園」がつぶれかねないと思いますけど。ウチは集団でうまくやることを覚える路線はとりません、なんて保育園ができたら、もし私に子どもがいたら喜んで通わせますけど、割合でいえば絶対的に少ないことでしょう。それに、クチコミってバカにできないわりには中身がいい加減だったりしますしね。NHKはそういう点に触れてなかったのでしょうか。だとしたらそれこそ「中立」の名が泣くと思うのですけど。
 それと少子化そのものについてですが、もうこうなったら日本は人口を増やしたくないということでいいのではないでしょうか。だって、サービス労働を本気で減らそうということひとつとってもそうですが、少子化に真剣に取り組もうという姿勢がどこにも見当たりませんもん。まさかそういう会社に都合のいいところだけ残して少子化だけ止まればだなんて、そんな夢みたいなことしか思えないバカはいないでしょうし。ま、私は地球全体でこれだけ人口が過多になってるのに日本だけ増やすのがいいことだとも思いませんけど。人口爆発はホント、シャレにならないくらいの勢いですからね。

まわりに小さい子がいないのでこういう話題は新鮮です。
いい保育所の基準ってよくわからないですね。
預かってくれる時間が長いほうが助かる人もいるだろうし、保育士一人あたりが面倒見る人数が少ないほうがいいと考えている親もいるだろうし…
でも保育所ってやはり自宅や職場に近くなければ親の負担が増えてしまうから、いい保育所があると言ってもそこにばかり集中するっていうのは考えられない気がします。もちろん近場に何軒かあってその中で選択することはあったとしても。
競争させるというよりも、格差がないように一定のレベルにそろえる程度で十分ではないのかな、と思うのですが。

保育所抗争の行く末は?

保育所のレベルを揃えるか、
人気のあるところだけを生き残らせるか ですね。

競争させることで、保育所同士が切磋琢磨されていくなら素晴らしいと思うのですが、
サクラを使っての裏工作とか汚い事態にもなりそうで怖いです。

何が最善なのでしょう・・・僕には分かりません。

座間さんへの疑問

座間康平さん、小難しいことを言うようですが、本欄は、「テレビ
報道についての批評・感想・分析」がテーマですよね。少子化政策
の是非を論じても仕方ないし、まして、ひとりのコメンテーターの、
まちがいなく一部分に過ぎない、つまりは言葉尻を捕まえて、自ら
の感情(「苦笑でした」)を表する場ではないと思います。

さて。わたしは、このニュースを見ていませんが、座間さんがダイ
ジェストしてくれた内容によると、保育所に市場原理を導入するこ
とによって、5000人の待機児童の問題が改善するかに聞こえるので
す。しかし、その理由が理解できません。

座間さんは「個々の家庭で保育所を決めてくださいとのこと」とし
ていますが、であれば、人気の保育所にはますます客が集まり、結
果、待機児童の数は増えるのでは? 番組中で、こうした疑問への
答えが報じられていたのであれば、真にバランスのよい内容でしょ
うが。

市場原理導入への是非論を並立し、一見、公平な番組になっている
ようですが、内容的には納得しにくいと思います。座間さんは、番
組自体への感想、何かありませんか?

なお、障害者福祉への「補助金」(いわゆる「年金」のことです)は
先に、従来の「直接家庭(本人)へ」から「施設へ」と変更され、現
場では物議を醸している(混乱している)と聞きます。この二つの福
祉施策が整合性をもたないようにみえる背景についての言及は、な
かったのでしょうけれど、報道の姿勢として批評すべき点かもしれ
ません。

外野席kさんが

外野席kさんが、私が思っていたことを、ある程度書き込んでくれました。

座間さんの記事は、「あらすじ+東大教授のコメント批判」で成り立っていますね。

●ならば、東大教授のコメントがなければ、今回の報道は100%同意できる内容なのか? 坂本は、この改善プランで、なんで東京都の待機5000人が解消されるのか、ブログ記事からはよくわからないんだけどね。

●あるいは、座間さんが苦笑しかできないような東大教授のコメントを、NHKはなぜ付けたと思う?

●「両論併記」にこだわったから? コメント者2人の秒数を数えてみて。NHKは結構、秒数をしっかりそろえるクセがあるが、今回はどうだった?

一部のコメントの内容を批判しただけでは、「テレビ報道を考える!!」ことには全然ならない。ならないだろう? 映画でもドラマでも舞台でもいいが、それを見て、ある一人の特定の役者がダメであったといくら分析しても、映画・ドラマ・舞台そのものを語ることにならないのと同じだ。

NHKの番組構成

坂本先生
はい、今回は出演した東大教授の批判で終わってしまった感じがしますが、それは私の意図的なものでした。むしろ私はNHKはこんな対立論しか持ってこれなかったのかと感じました。もちろん児童福祉に対し5分程度の映像では語れませんが、逆を突けば一般の視聴者(興味がない限り)は児童福祉を5分程度でしか知ることができません。
私が伝えたかったのは両論併記にこだわったならもう少し納得する意見が欲しかったということです。

•上記のブログ記事ではサポート不足でしたが、

認可保育所待ちの5000人はどう解消するのか?という解決策は単純で、政府が認可、無認可保育所の壁をなくし児童福祉が必要な人に対して補助金を出しすべての保育所を平等に扱えば待機児童は自然と解消されるとういうことです。

•コメント者の時間をとればよかったと!映像ファイルを削除した後で気づきました。すいません。

▼ コメントをどうぞ!! すぐ上(既存コメントの末尾)に追加します。

表紙(最新ページ)へ

月めくり

≪≪ 2017-06 ≫≫
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

年月別の記事

内容別の記事

3.11巨大地震発生から

最近の記事10

最近のコメント10

主宰者から

日本大学藝術学部放送学科

●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。