テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

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開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

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コメントの並べ方 2006-07-18

第2回目は「報道ステーション」です。
約1時間の報道番組の中で、約11分報道された畠山被告について。
畠山被告のVTRコメント、並びにその他の人のVTRコメントを追ってみた。

コメント①
彩香ちゃん49日法要
畠山被告“事故か事件かもわからない今、犯人とか頭に浮かばない”

コメント②
4月19日
畠山被告“かすり傷ひとつないきれいな体でした”

コメント③
畠山被告を知る人“金がないから生んだ”

コメント④
畠山被告を知る人2“好きな人の子でもなく仕方なく生んだ”

コメント⑤
民生委員“後悔しています。私の見る目がなかったのか…” →育児放棄

コメント⑥
畠山被告を知る人“外に靴が置いてある時は家に入っちゃいけないという合図” →男性の影

コメント⑦
畠山被告を知る人2“「父の介護で疲れた。死ねばいいのに」と口癖のように言っていた”

コメント⑧
畠山被告の同級生“豪憲君は彩香ちゃんが家にいるのを見ていた。彩香ちゃんは豪憲君の家に行っていない”
→彩香ちゃんを殺害したことで豪憲君殺害の動機が??

コメント⑨
5月20日
畠山被告“彩香の事件に便乗した誰かが豪憲君を殺めてしまったのかもしれない…”

コメント⑩
リポーター“彩香ちゃんが転落したとされる川原の近くの家に警察が聞き込みをした形跡はない”

コメント⑪
4月19日
畠山被告“女刑事さんに「事件より事故の方がお母さんも救われるでしょう」と言われた”


彩香ちゃん、豪憲君、2つの事件があるからこそ畠山被告のコメントは日付を注意して見ないと少々混乱する。
報道の流れからコメントをつけている為、畠山被告のコメントは日付が行ったり来たりなのだ。
これは少し見づらいし、不親切だと感じた。そしてリポーターの存在。1度しか登場しなかったし、なぜあそこだけリポーターだったのかとても気になった。流れを少し止めてしまったかも。
コメントの内容自体は、畠山被告の人間像を浮き彫りにするものだったし、良かったと思う。
それと同時に警察の不具合も目立っているが…。
当初、彩香ちゃんの事件を事故と判断した警察。川原でも彩香ちゃんしかいなかったものと決め付け詳しい捜査をしなかった…。
そして何より女刑事の発言がとても気になる。番組批評とは関係ないが、この発言には少し苛立ちを覚えた。
まぁこれで言われているお母さんが容疑者の今となってはもうどうしようもない、呆れてしまう…。


●番組データ
番組名/報道ステーション
放送局/テレビ朝日
放送時間/月曜~金曜夜9:54~11:00
司会/古舘 伊知郎・河野 明

【米山 明李】

コメント

コメントだけでは分からない事が多い

記事を読む限りこのVTRは、畠山被告の素性を暴くものかと思いきや、
リポーターの台詞を見ると警察の怠慢を糾弾するもののようにも思えます。
実際はナレーションが前後にあり、ナレーションがコメントを繋ぐ上で重要な働きをしている = コメントの並びにもちゃんとした意図があると思うのですが。

コメントだけを抜粋してみようと思った動機は?

こんな事件だったからこそ…

普段の報道ならばナレとコメントの構成は当たり前の風景です。
今回コメントだけを抜粋したのはこの事件が非常に畠山被告の発言に左右されるものだと思ったからです。
日付を注意して見ないと豪憲君を殺害した後のコメントなのか、殺害する前なのか…供述を2転3転しているため、見ている視聴者は混乱しやすいと思ったので、それを書きたかったんです。
わかりにくかったかもしれないですね…頑張ります!

なるほど。

それなら、「もっと分かりやすくコメントを並べてみる」のを皆でやるとか。
「わたしはこういう並べ方がベストだと思うのですが、皆さんはどう思うでしょうか?」
という質問形にすると、コメントは一気に付きやすくなるかと思われます。
(今は試験期間中だから、そのせいかもね・・)

確かにこの事件、畠山被告の発言によるところは大きいですね。
俺は、彼女が何を言ってもほとんど感情の変化を感じられなかったのですけど、「女刑事さんに言われた~」と語ったときの畠山被告の表情は見たかったです。でもやっぱり冷めていたんでしょうか・・・

うーん…

すべて演技に見えてしまいますね、彼女の発言は…。
女刑事さんに言われたときの表情は、被害者のお母さんと感じる表情だったと思います。

畠山被告の人間像

> コメントの内容自体は、畠山被告の人間像を浮き彫りにするものだったし、良かったと思う。

浮き彫りにされた結果、米山さんのつかんだ彼女の人間像は、「彼女は演技者である」ということ、でいい? うまい役者、迫真の演技者、つまり大嘘つきってこと?

そのように思わせるように、コメントを並び替えて構成し、視聴者をある方向に誘導している──そのような制作者の意図は成功していた、わけですか?

畠山被告は演技者?

>米山さん
>被害者のお母さんと感じる表情だったと思います。
そうでしたか。ありがとうございます。

俺には、演技しているようにはあまり見えませんね彼女は。
成り行きまかせにものを言うタイプの人じゃないかな。

世の中には、嘘を嘘と自覚せずに言っちゃう人も居るんですよ。
「多分そうだ」という想いが、その人の中では真実にまでなってしまい、なにくわぬ顔でそれを語るんです。

あの、あまりに内容が転々とする発言を見る限り、
彼女には傾向があるんじゃないかと僕は思ってます。

ビョーキ、あるいは病的にも見えるわけだが

容疑者は、どうやら「人格障害」の範疇に入るか、少なくとも部分的には引っかかってきそうですね。たとえば、メルクマニュアル医学百科のこのページ。

http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec07/ch105/ch105a.html

で、昔「精神病」とか「分裂病」とかいわれた「統合失調症」はこちら。「人格障害」がこれに似ている場合があるが、同じではない。分裂病型の)人格障害は統合失調症の軽症タイプである可能性が、まったく排除されているわけではないが、普通は別ものと考えられている。

http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec07/ch107/ch107b.html

当たり前のことだが、本格的な統合失調症ならば、罪には問われない。似ているが違う、軽い人格障害ともいうべき状態なら、死刑までありうる。

悪者に仕上げる

>そのように思わせるように、コメントを並び替えて構成し、視聴者をある方向に誘導している──そのような制作者の意図は成功していた、わけですか?

マスコミはそろって畠山被告を”ひどいお母さん””嘘つき女”に見せることに徹していると思います。
しかし私が思った演技をしているように見えるというのは、坂本先生のおっしゃるような”うまい役者、迫真の演技者”とは少しニュアンスが違います。言い方が悪かったのですが、ある意味役に入り込みすぎてしまうというか、そうですね村瀬くんの言ってるように
>「多分そうだ」という想いが、その人の中では真実にまでなってしまい、なにくわぬ顔でそれを語るんです。
これだと思いますね。

畠山被告の人物像などを精神的な視点から検証していた番組があったので、今日の記事に載せたいと思います。

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●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)
 

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