テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

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開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

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報道STATIONみのもんたスペシャル 2006-07-07

(※↑タイトルで番組名を報道STATIIONと間違えてしまっていたので修正しました。)

こんにちは。
記事上げるのが遅くなってしまってすみません。
明け方、いただいたコメントに返信を書いていて、いざ投稿をしようとしたら「ページを表示できません」とのエラーメッセージが出てしまい、それから何度も試したのですがブログ自体も見られなくなってしまったので諦めて寝てしまいました。

さて。報道STATIONにみのもんたが出るというので、見てみました。
みのさんはたくさん番組に出演しているけれどテレビ朝日に出ている印象は無かったので、少し不思議な感覚でした。
番組はいつもより約1時間早い9時からのスタート。はじめの1時間弱は、古舘さんとみのさんによるトーク。
テレ朝の8階に設けられたオープンテラスでの会話はその場の雰囲気もあるのか、内容も開放的だったように思います。
うしろに東京タワーがぼやーっと映っているのがきれいでした。
今回みのさんの出演は、『みのもんたのさしのみ』という日本テレビの番組で古舘さんがゲスト出演した際に、今度は報道STATIONに出してよ~というみのさんからの要望で実現した、とのことでした。
放送局を超えて、また番組のジャンルも超えて実現したのはおもしろいし素晴らしいことだな、と思います。
番組後半はいつものスタジオに戻って、みのさんもゲストコメンテーターという形で参加していましたが、今回私は前半の古舘さんとみのさんのトークについて書きたいと思います。

古舘さんもみのさんも話しながらとてもいい顔をしているように感じました。
報道番組で古舘さん・みのさんは与えられたテーマにそって論議などすることはあっても、そういう縛りの無い中で自由に会話を繰り広げていくのは、見ている側としてはとても新鮮でした。
ただ報道に全く関係のないことを話していたわけではありません。みのさんは自身が持つ番組『みのもんたの朝ズバッ!』によって感じたことを熱く語っていました。
たとえば、先日無期懲役の判決が出た、広島の木下あいりちゃん殺害事件について。
私はこの事件についての記事を書こうと思っていたのですが、テポドンのほうを優先してしまい、書けずに流してしまっていました。
番組の途中でヤギ被告の顔写真がフリップで出てきたようなのですが、

「このペルーから流れてきた奴がこの女の子を…と思ったらば バーっと果物ナイフを出してその写真バチーンってやってやりたいなと思った。でもできない。でも気持ちがある。あくまでもみのもんた個人の意見。許されるなら僕は仇討ちがやりたい。」

なんて過激な発言をするんだ!と驚きました。でもそれが報道番組を持つ人の正直な気持ちなのだとわかって安心もしました。
報道の現場に立つ人は伝えるのが仕事であって、本当はその事件に思い入れなど何もなく、仕事だから原稿を読んでいるだけだと思っていたのです。
しかしみのさんの言葉をきいて、伝えなければならないこととは別にきちんと意見を持っていて、しかし放送して伝えなければいけないという立場から黙ってしまっていることもあるんだ、と。そういうことを教えてもらうことができました。
キャスターやコメンテーターに対する気持ちがプラスの方向に動いた瞬間でした。

≪番組データ≫番組名:報道STATION/放送局:テレビ朝日系列/放送日時:7月7日午後9:00~11:10(通常:月~金午後9:54~11:10)/キャスター:古舘伊知郎/河野明子/武内絵美/市川寛子/お天気キャスター:依田司/ゲストコメンテーター:みのもんた

※画像追加しました。画像元も上記番組データと同じです。
追記。また名前忘れてました。

 【荒川 貴子】


houdoustation


コメント

みのさんの報道としての適否

みのさんは以前から報道番組をやりたがってるようです。ゲンダイでも、TBSの番組でも朝から夜へ移るのでは、という憶測が盛んに流れています。
 おそらくみのさんは、今回の荒川さんのレポからしても「朝ズバッ!」での言動からしても、また以前のテレビ東京系「ジカダンパン!」での発言にしても、いいことはいい、悪いことは悪い、と言いたくてしょうがないんじゃないかと思います。テレビがどこもそういう番組をやってないので、あわよくば自分も、ということなのでしょう。
 ただ報道というのは、いろんな側面から物事を考えねばならないものですので、よかれと思って発言しても実は思慮不足にしかすぎなかった、ということがありがちな仕事だと思います。その意味でみのさんの発言は、世間受けはしても報道としてはどうだろう?と私は思います。いや、みのさんの気持ちは分かりますけど、荒川さんが発言を聞いて「安心した」のは事実ですし。
(あいりちゃん事件等の判決について、実は私は実際に別の場でこう書いています。
http://www.janjan.jp/living/0607/0607050299/1.php
http://www.janjanblog.jp/user/ZZZFJXHL/ZZZFJXHL/ )

発言者次第で...

荒川さん、記事に署名が入ってないぜ・・・

それはさておき。特番で、本音を語り合えるような場だったようですが、みのもんたさん だからこそ、言っても許されたようなフシが少なからずあった気がしますね。

僕はテレビで暴力的な発言をするのは、よくないと考えています。
特に「果物ナイフを出してその写真バチーン」なんて 感情に任せた、ただの怒りですよね。中身に幼稚さすら漂います。あくまで、自身の気持ちを表現したものだというのは分かりますけど、公共の電波に乗せてしまえば立派なメッセージになっちゃいます。
僕は、そんなものをわざわざ知らせるなよ、と少し思いました。ヤギ被告に対しては、不快な想いを持っている方が多数だと思われるので。もし みのもんたさんが、自分の発言力を自覚した上で言ったのなら余計に嫌です。人気者は何を言っても大抵カッコイイですから。

報道者の立場・想いが知れたというなら、それは本当に良かったですね。
しかし、仮に人気も人望も無いキャスターがみのさんと同じ台詞を言っていたら、ちょっと捉え方が変わってたんじゃない?と少し疑問があったりします。

みのもんた氏の発言

私も見ていたのですが、「え、こんな過激な発言していいのか?」と一瞬思いました。しかし、村瀬さんの言うように、みのもんたさんだからいいか、と妙な納得をしてしまいました。

キャスターが感情剥き出しの発言をすることは私もあまり良いことだとは思いません。しかし、みのもんたさんの発言におそらくクレームなどもあると思うのですがそれでも出演し続けることが出来るというのは、悪いことは悪い、良いことは良い、とハッキリと言うキャスターを視聴者は求めている節があるのかな、とも思いました。

>かじかさん

>みのさんは以前から報道番組をやりたがってるようです。

「朝ズバッ!」は報道番組ではないのでしょうか?
たしかにみのさんの発言は「良い」「悪い」のどちらかで片付けようとしている感じはしました。

>村瀬さん
あ、またやってしまった…ご指摘ありがとう。

>村瀬さん・高濱さん
実はみのさん、私が記事に引用したのとは別に
「自分の言ったことに責任もたないから!」
と言ってはははーと笑っていました。
さすがにこの発言には嫌悪感を覚えました。
仮にもテレビの前で発言することを認められている人なのにこんなことを言ってしまうのか、と。
それと、なぜみのさんがあいりちゃんの仇打ちを?とも思いました。
みのさんの発言の内容は褒められるような内容のものではないと私も感じています。
ただ、キャスターはニュースの伝え手であり、受け手でもあることを教えてくれました。

報道番組と情報番組

>荒川さん
 どこの放送局でも、報道番組と情報番組とは区別しています。「めざましテレビ」以来、情報番組の中に報道番組を内包する形が各局で増えましたが相変わらずです。
 「朝ズバッ!」に関しては、3時間通しで見たことがないので分かりませんが、全部が報道番組扱いであれば、「8時またぎ」のような企画は許されないはずです。
 もっとも、視聴者にはそんな知識はないでしょうから、報道並みに伝える内容や伝え方が吟味されているかどうかのほうがむしろ大切なのですが。

TBSとしては

TBSのホームページでは「朝ズバッ!」を『報道・天気』の枠組みに入れています。
それとは別に『生活・情報』の枠が設けられているので、「朝ズバッ!」は報道番組として作られているのではないでしょうか。

>全部が報道番組扱いであれば、「8時またぎ」のような企画は許されないはずです。

報道番組で伝えてはいけない内容ということでしょうか。

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●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)
 

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