テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

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開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

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ミサイル発射への日本の姿勢 2006-07-06

うわーーーー・・・
途中まで書いたのに操作ミスで消えてしまいました…。戦意喪失。がっくし。

でも気を取り直してこんばんは。おもしろいものをみつけました。
借金時計
借りてるつもりはないのに、こんなに借金があると言われても…変な気分です。
それと、みなさんコメントありがとうございます。とても励みになるのでこれからもおねがいします!

今日も北朝鮮のミサイルのニュースについて。
朝鮮中央テレビの放送は以下のような内容でした。(字幕テロップより)
「今回成功裏に行われたミサイル発射は 自衛的国防力の強化のため わが軍隊が正常に実施した軍事演習の一環である 主権国家としての合法的権利でどのような国際法や日朝ピョンヤン宣言 6か国協議の共同声明などにも拘束されない」

それに対して、日本の麻生外相は
『弾道ミサイル発射自体が 日朝ピョンヤン宣言に違反している』(発言内容がまとめられたテロップより)
という内容の発言をしています。

両国の捉え方は真逆です。
そもそも日朝ピョンヤン宣言とは何なのか?
私自身よくわからなかったので調べてみました。⇒外務省ホームページへ
最も関係ありそうな部分だけ抜粋させていただきます。
「双方は、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。」(3より)
「双方は、朝鮮半島の核問題の包括的な解決のため、関連するすべての国際的合意を遵守することを確認した。また、双方は、核問題及びミサイル問題を含む安全保障上の諸問題に関し、関係諸国間の対話を促進し、問題解決を図ることの必要性を確認した。
 朝鮮民主主義人民共和国側は、この宣言の精神に従い、ミサイル発射のモラトリアムを2003年以降も更に延長していく意向を表明した。」(4より)

ミサイルが日本の方角に飛んできたこと。これは安全を脅かされているのだから、麻生さんの意見は正しく思えます。
しかし、北朝鮮側は軍事演習を目的としたミサイルの発射だとしていますので、危険を与えているわけではないと言われれば宣言に違反していないとも取れます。
宣言の言葉が曖昧な気がします。

ところで、迎撃ってどうなっているのでしょう?
きのうのミサイル発射の報道は、驚くほど遅いものでした。
もし日本に向けられた場合、発射から数分で日本に到達するというのに何時間も経ってから情報が送られてくるようでは無意味ですよね。
ミサイルが日本の方角に発射されているのになぜ迎撃しなかったの?と思っていたら、額賀防衛庁長官がこのようなコメントをしていました。(テロップより)

「迎撃態勢はいかなるミサイルに対しても 我々は国民を守るすべを持つ訳ではない 従ってその監視レーダー網の整備に注力すると同時に迎撃面においても 米国と協調のうえこの態勢を一刻も早くこの形を作っていきたいと思う」

えー…つまり今はミサイル飛ばされても迎撃はムリ!
ということですよね。
一刻も早く~と言ってますけど、北朝鮮がミサイルの発射を準備したという情報はずいぶん前に入っていたはずです。
なのに迎撃の態勢を整えていないのには何か理由があるのでしょうか。ただ間に合わなかっただけでしょうか。というよりも迎撃はいつミサイルが撃たれても大丈夫な状態にあるべきものだと思うのですが、違うのでしょうか。もし次にミサイルが飛んできても絶対迎撃などできないだろうと半ばあきらめた気持ちになりました。

≪番組データ≫番組名:NHKニュース7/放送局:NHK/放送日時:7月6日午後7:00~7:30(毎日)/キャスター:安部 渉/お天気キャスター:半井 小絵

追記。署名忘れてました。スミマセン。

   【荒川 貴子】

コメント

逃げようがないし!

ミサイル騒動でも日本の国民が静かなのは、
「あきらめ」もあるような気がしますね・・・

私は国民は平和ボケしているだけだと思います。

島国ですからね。

日本は島国ですもの、逃げようがないのはしょうがないですね。でもまあ、「どうせ逃げられないから当たってもしょうがないね!」とは思っていないような。
もしも国土にミサイルが落ちたりしたらどうなるのでしょうか。逃げ場がないだけに、国民はすごいパニックになって怒り狂うでしょうね・・・。
いや、そこは平和ボケしているしパニックにまで至らないのかな??

それ以前に

村瀬さん、名無しさん、山本さん。
 『日本とは何か』(同名のタイトルの本は多いですが、私がここで申すのは堺屋太一著、講談社、1991)を読んでつくづく思いますが、まあ平和ボケと呼ばれる事情もなきにしもあらずなんでしょうけど、それ以前に、日本人というのは日本以外というものをもともと生活の場としての視野に置いていない傾向があるんじゃないでしょうか。そりゃ留学とか、ビッグになるためにニューヨークへということはありますけど、戦国大名は日本国の枠内での争いでしたし、明治維新でも太平洋戦争でも亡命者が出ませんでした。一昔前のゴールドプラン構想も立ち消えになってます。日本人は日本で生活する、という発想から抜けられないんですね。

すみません…

みなさんコメントありがとうございます!
ごめんなさい返信は後でさせてください!

遅くなりました

>村瀬さん
あきらめている、というよりも何かしてくれるんだと希望を持っている人のほうが極端に少ないと思いますね。

>名無しさん
はじめまして。
平和ボケというのは平和でない状態を知っていることが前提だと私は思っています。
日本が戦争をやめたのはもう60年も前ですから、今日本で生きている人の大半は戦争を経験していない、または戦争での記憶がないはずです。
本当の怖さを知らないからぬくぬくと暮らしていられるのだと思います。

>山本さん
もしミサイルが落ちたら、被害の範囲ってどれくらいになるんでしょうね?(核弾頭かどうかでものすごい差は出ると思うんですけど)
日本は銃を持つのさえ認められていない国だし、ありがたいことに戦争も経験していないから、ミサイルなんて未知の世界すぎて想像もつかないんです。
ただ、例えば北朝鮮側から「ミサイル発射しまーす、大阪のミナミあたりを狙ってます」とか言われたときに大パニックにはなりますよね。
それを政府が発表してくれれば、の話ですけど。

>かじかさん
わたしも日本人なので日本を生活の場にするのが当たり前だと思ってはいるのですが、他の国のひとたちはそうではないのでしょうか?

発想

>かじかさん
>『日本人というのは日本以外というものをもともと生活の場としての視野に置いていない傾向が~』
日本が比較的平和でチャンスもある国だからでしょう。
視野に置いていない、とは幾らか違うと思います。

あと亡命は国捨てですがら、例としては極端な気がします。

平和

>次にミサイルが飛んできても絶対迎撃などできないだろうと半ばあきらめた気持ちになりました。
ミサイルが飛んだら国はどうなるの以前に、“もしミサイルが飛んできたら・・”の秘策をもし仮に練っていたとしても、平穏に慣れてしまった日本が考え出したものに対しあまり期待を持てないような、、諦めたくないけれど、諦めざるを得ないなと思いました。

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●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)
 

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