テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

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開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

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早朝のニュース番組「NEWS BIRD」 2006-07-03

はじめまして。7/3から担当します荒川 貴子です。
よろしくおねがいします。

ブログの担当がついにまわってきました。
役目を終えた友人たちが
 本当に大変だった…
と悲痛な感想をくれたおかげで若干気が重いですが、がんばります。

さて。最初のテーマを何にしようかなと考え、せっかくなので普段は絶対見ない時間帯の番組を見てみることにしました。

「NEWS BIRD」TBS 4:45~5:28
番組名も、永谷裕香さんというキャスターも初めて知りました。
深夜か朝か微妙な時間帯のせいか、地味な印象。
また、永谷さんはかなり鼻にかかる声で、スッキリしない感じを覚えました。(これは好みかもしれませんが。)
番組冒頭からトピックス的に扱われた9つのニュース。

・滋賀県に女性知事誕生
・尖閣諸島付近で中国船による調査
・竹島付近で海流調査の韓国船
・C型肝炎原告全員控訴
・ウンギョンさん母の記憶なし
・赤坂御用地にパラシュート不時着
・サハリン行方不明中川さん一時帰国
・広島22歳男 母殺害
・橋本元首相の通夜

女性知事と竹島の話題だけ少し長く、他は約55秒ずつでした。
気になったのは、朝の番組でよく見かける画面の隅に流れる天気予報が、4:54になった瞬間に始まったことです。
なぜ番組開始と同時に始まらなかったのか、こんな中途半端な時間からなのかが不思議でした。
番組のはじめから流したほうが視聴者としてはありがたいと思うのですが。
天気予報についてもうひとつ。
この番組ではお天気キャスターも居ませんでしたし、画面いっぱい天気予報になっても、ナレーションは一切存在しませんでした。
一応これがお天気コーナーなのかな?と。ただ画面に絵が広がるだけで、寂しい印象。
これでは映像も音声も使えるというテレビ特性を生かせてないし、意図的にやっているのであれば失敗だと思いました。

あまりおもしろくない番組だと思いながらも、最後の13分は目をひくものがありました。
「列島リポート」と題して、系列28局の地域情報やニュースをいくつか流すものでした。

MBS 大阪の曲面に強い印刷工場
MBS 和歌山で生えたつよいぶどう
SBS 静岡のやぶきた茶
RCC 広島お好み焼き情熱スタジアム
TBC 仙台リフティングの達人

技術を誇るものであったり、地域ならではの話題。どのVTRでもインタビューを受けている人(もちろん有名人・芸能人ではない)がとても元気な中高年で、まぶしく思えました。
出勤前のお父さん・おじいちゃん世代にとっては、同年代のがんばりは見ていて励みになるだろうな、と感じました。

わたしは朝の番組に「元気」を求めていることに気づきました。
明るい服装やアップテンポのBGM、張りのある通る声は自分を元気にしてくれると思うので、これからは元気をもらえるような番組を見たいと思います。


《番組データ》番組名:NEWS BIRD/放送局:TBS系列/放送日時:7月3日午前4:45~5:28(※私の見た時間帯と番組HPのプログラムが一致しなかったので今日の時間帯を記します。本来は月~金 4時30分~5時30分のようです。)/キャスター:永谷裕香

                                            【荒川 貴子】

コメント

朝の番組の形。

課題で徹夜した時など、私も早朝のニュースを見るときがあります。
どの局も、朝のニュースでは必ず女性アナウンサーを抜擢し
ニュースだけではなく、エンターテイメント色の強い番組が多い気がします。まるでニュースではなく、新しいバラエティー番組のようにも感じます。

同様に天気予報も伝えるだけのものもあれば、女子アナが楽しそうに伝えている場合もあります。きっとこれは、朝のニュースを見ている層や見ている人々の気分に合わせたものなのではないでしょうか?

TBSは供給してもらってるだけ

ニュースバードは、HPにもありますが、もともとTBSがCSで24時間ニュースをリピートで流すためのもので、しかも本業(TBS)以外なんかにあまり人もカネも割けませんから、シンプルなつくりになっているうえ、キャスターも8時間交代でやっているようです(女性キャスターは、どんどん化粧は落ちてゆくわ疲労はモロに顔に出るわで大変だそうです)ので、朝一の番組であることは意識していても、あんまり番組として個性がないのも当然といえば当然ですね。ニュースバードはスタート後しばらくしてから、今のように深夜から早朝にかけては地上波でも放送するようになり(これは関東に限りませんが)、地上波の人員削減にも一役買ってますし、緊急時にもすぐ対応できます。
 裏の日本テレビで流れている「日テレニュース24」も全く同様の存在です。ただ荒川さんが御覧になった時間の裏の「OHA!4」は前身の「朝いちジャーナル430」と同様、地上波でも流れることをずいぶん意識した番組であるのが、この時間のニュースバードと比べて大きく違うと思います。
 面白いのは、両方ともニュースネットワークの名を外したことです。日テレニュース24はついこの間までNNN24でしたし(ただし地上波のNNNとは違いNTV Nonstop Newsの略)、ニュースバードもちょっと前まではJNNニュースバードだったのがTBSニュースバードに変わりました。ニュースバードなんて、1日付で長らくおなじみだったマスコットの鳥の絵まで変わった模様です。
 関東ではバブル期に通勤圏が拡大して以来、朝の情報番組がどんどん拡充してます。ついにはNHKまで4:30スタートになってしまいました。とはいえネットする義務のない地方民放でもこうした番組のネットがどんどん広がっているのは、何か起きたときに安心だからということと、地方でも生活の多様化が進んでいることがあるのでしょうね。

追伸

4:54に「お天気ループ」が出始めるのは、もしかするとTBSはこの時刻を以て起点(一日の放送の始まり)としているのかもしれませんね。なぜ5:00とか分かりやすい時刻にしないのか謎ですが、もし以前に「4:54オープニング、4:55に5分間の番組」とかやってた名残だったらあり得ますね。この点、2001年まで東京に9年間住んでいながら覚えていなくて申し訳ないんですけど。

なぜ「面白くない」のか

24時間ニュース・チャンネル,あるいは「NHK BSニュース」のような定時ニュースは確かに「面白い」と評価できるシロモノではないですね。だけど「直近の出来事を知る」というニーズはみたしてくれる,ある種の視聴者にとって重宝な存在だったりします。

> あまりおもしろくない番組だと思いながらも、

「おもしろくない番組」となぜ思ったのかを掘り下げて考えてみることをお薦めします。

なるほど。

そういえば僕は、ニュース番組自体を
面白いと思って見たことは無いですね。
(勿論、扱われるニュースについて面白いと思うことならあります)

出演者目当てで、欠かさずチェックしているニュース番組は見ていて楽しいのですけど、これは番組が面白い のとはちょっと違うような。

ニュース番組で面白い、面白くないの基準はどのあたりにあるのか・・・やはり番組構成や、出演者の喋りの上手さ、でしょうか。

みなさんコメントありがとうございます。

>森さん
私も夜更かししたときに見ることがあります。だいたいフジテレビの「めざにゅ~」です。

確かにアナウンサーは女性ばかりですね。
私はエンターテイメント性の強い番組を求めているようです。

『めざにゅ〜』の「にゅ〜」は、「N・E・W・S」の「にゅ〜」。N=ニュース、E=エンタ、W=ウェザー、S=スポーツ。(フジテレビHPより抜粋)

めざにゅ~は意図的にエンターテイメントを番組に盛りこんでいたわけですね。

>かじかさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
かじかさんのプロフィールを拝見させていただきました。鉄道がお好きとのことで。私は父親が鉄道関係の仕事をしているのでつい反応してしまいました…。

ニュースバードがそういう事情の番組だとは知りませんでした。
キャスターも8時間交代だなんてすごく大変ですね…
たしかに最近は早朝の番組から「ちゃんとしている」印象があります。それだけ見ている人が増えたということですね。

>面白いのは、両方ともニュースネットワークの名を外したことです。

ニュースネットワークという名前から変えた、ということは全国ネットではなく独自で管理するようになったということでしょうか?

お天気ループ(という名称なんですね)の半端な時間の理由は起点なのかもしれませんね。24時間番組を放送していると1日の区切りをどこに置いているのか、確かに不思議です。

返信の続き。

>赤尾さん
はじめまして。私は放送学科ですが専攻が音響技術だったので報道について意欲をもって学ぶのは初めてなのですが、よろしくおねがいします!

>「直近の出来事を知る」というニーズはみたしてくれる,ある種の視聴者にとって重宝な存在だったりします。

確かに何があったのかを知るという点ではおもしろさなどは必要ありませんね。
私がニュースバードをおもしろくないと思った理由は①単調②わくわくしない のふたつです。
理由ですが、ニュース番組といえども少しは流れが見えていて欲しいと思うのです。起承転結とまではいかなくても、メリハリがあったほうが飽きません。
キャスターが事件や事故を読んで伝えるだけでは、内容に差があったとしても単調なものになってしまいます。すると私のように普段「ながら見」をよくする視聴者にとっては聞き流してしまうことが多くなると思うのです。
メリハリがあれば、気分の切り替えもできるし、飽きずに番組を見ることができるのですが。

>村瀬さん
私にとって面白いの基準は雰囲気にあると思っています。
でも雰囲気をつくっているのは出演者やスタジオのセット、音楽や構成…結局すべてですね。

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●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)
 

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