テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

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開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

【後期2回目】 スノーデンが暴露したネット社会の危うさ 2013-10-18

【後期2回目のテーマ】
スノーデンが暴露したネット社会の危うさ


【重要】
1)2013-09-27付記事で指示したようにメールを寄こさない者には、単位は出ません。とくに4年生は注意のこと。12月に泣きついてきても関知しないので。
2)コメントせよといった指示に従っていない者も、前項と同様です。とくに4年生は注意のこと。
3)諸君の就職(希望)先企業は、諸君の名前をGoogleに入れて検索する。『Newsweek日本版』は2010年7月に次のような記事を掲載したことがある。

イギリスのある調査では、アンケートに回答した企業経営者の半数が、就職希望者の未熟な面をフェースブック上で発見した場合、採用を見合わせると回答した(酒におぼれたエピソードや不法行為の写真、文法の間違いなど)。

以上に留意のうえで、コメントを書き込むなり、書き込まず放置なりをするように。


●枕話──けさ放送関係者に書き送ったメールから

実際、涼しいね。放送も寒々していると思う。メディアは大島町長を
攻撃しているでしょう。確かにトロい町長だが、ではお前らは、
特別警戒情報が始まったとき「これは県域規模を想定したものだから
離島では機能しない」とちゃんと報道したのか? そもそも民放は
大島がヤバいと事前に報道したのか?──と思います。

●スノーデンとは何者か?

・元CIAスタッフで、その後NSAの下請け会社勤務
・CIA、NSAとは?
・スノーデンは、何をどうした?
→ネットに情報があふれている。あれこれ探して研究してみよう。

●スノーデンは何を暴露したのか?

・「スノーデン」「スノーデン事件」で検索
・「NSA」で画像検索
・「PRISM」で画像検索
・Wikipedia英語版の「PRISM」記事

●スノーデンが香港でプレゼンしたパワポ・スライドの見方・読み方

・スライドは全41枚とされ、十数枚はネットで見ることができる模様
→その見方・読み方とは?

【本日の課題】
本日の授業につき、コメント欄に感想・自分で調べたことなどを400字見当で書くこと。「坂本が言ったことやネットに書かれていることを400字に要約せよ」と指示しているのではない。その場合は、書き直せとコメントします。締め切りは次回授業まで。

【坂本 衛】

コメント

授業について。

授業を聞いてて、まず思ったことは、企業や政府などの団体だけでなく、私たちのような一般人すら監視していたことに驚いたということ。
そして、メールなどのネット回線はアメリカを通っていると聞いていましたが、図を見ると自分の予想以上のもので、これにも驚きました。世界のほとんどのメールがアメリカ経由で送られていて、まさにアメリカ中心の世界だと思うしかないほどでした。

また、様々な世界的大手企業が情報を渡すことができる状況になっていたことも驚きです。特にマイクロソフトはかなり早い段階で承諾しています。
日本のパソコンに限るのかはわかりませんが、マイクロソフトのパソコンを使っているユーザーはかなり多いように感じます。そうなると、ほとんどのデータはアメリカにいつ渡されてもおかしくはない状況です。

このような事態をスノーデン氏が世界に告発したことが正しいことなのか間違っているのかはよくわかりません。
立場や見方、考え方によっては善にも悪にもなるように思います。
しかし、アメリカがしていることは心証としてはあまり良くないものです。けれども、監視カメラに毎日かなりの回数を映る生活をしていることと、ある意味では似ているのかもしれません。

私は、この問題は核と同じで、戦争利用するのか平和利用するのか、それによって大きく姿を変えるだろうと思いました。

松本・宮崎コメントにコメント

> 私は、この問題は核と同じで、戦争利用するのか平和利用するのか、それによって大きく姿を変えるだろうと思いました。【松本佑香】

そう。「戦争」とか「安全保障」の概念が、IT(情報技術)の飛躍的な発展によって、以前と大きく変わってきている。昔は兵隊を送り込んで「占領」したものだけど、いま机の上(デスクトップ)やカバンの中・ポケットの中(モバイル)はアメリカに「占領」されているようなものかも。

それにしては、日本も核武装が必要だとか、尖閣を守れとか言っている人びとが、サイバー攻撃に対する備えを何もしていないわけだ。

> スノーデンという人の存在は(中略)映画化されたときに聞いていた【宮崎香奈子】

映画化された? 映画化構想を聞いたのではなくて?

授業について

エドワード・スノーデンの暴露で、“どうやら、アメリカが膨大な個人情報を監視しているらしい” という話題が我が家でも挙がった。だが、私は、“個人情報の収集をして、なにをしたかったのだろうか”程度で、「PRISM」も理解しないままであった。しかし、今回、先生の授業や自分で調べたことで、視点が違ったのだと気が付いた。(2013年7月26日のNHK『時論公論』、解説員の石川一洋さんの記事が非常に分かりやすかったため、参考にさせていただいた。)

 現在、スノーデンはロシアに滞在している。じつは、ロシアも日常的にインターネットや携帯電話の通話記録を監視しているらしく、ロシア世論の大半がスノーデンを支持してか、アメリカへの引き渡しに反対している。また、国際的人権団体HRW(ヒューマンライツウォッチ)は告発を擁護。アムネスティ・インターナショナルは、”スノーデン氏の行為は情報を知る権利と表現の自由のもとで保護されるべきで、犯罪には当たらず、アメリカは訴追を取り下げ、亡命を認めるべきだ”としている。
 PRISMを含め、個人情報データ収集は、このインターネット時代のなかで、プライバシーは存在しないと言っているようなものだと感じた。今までの授業でもそうだったが、目に見えないインターネットに安全性はないものだと改めて思った。

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●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)