テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

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開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

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公共放送(NHK)は必要か?(つづき)、広告放送は必要か? 2011-12-02

【公共放送(NHK)は必要か?(つづき)】

●公共放送NHKは、「公共放送」としての役割を果たしているか?

・長く続いた自民党一党支配の時代は、少なくとも政治的にはハッキリ「御用放送」の役目を果たしていた。
・NHKのみならずNHK・民放テレビ、郵政省は、自民党田中派の支配下にあった。
・田中角栄とは何か?

放送事件史「田中角栄」≪前編≫――大量免許でマスコミ支配(坂本衛の執筆記事)

放送事件史「田中角栄」≪後編≫――メディア支配構造の完成(同上)

・NHKの果たすべき(NHKに期待される)役割が、50年前とは違ってきた。どう違ってきた?
・受信料問題とは? 公共放送の危機とは?

NHKに政治介入。政府高官が圧力・干渉、番組内容を改変。受信料問題に影響も。ETV「裁かれた戦時性暴力」で(同上)

NHK受信料問題とは? 曖昧・受信料をどうする? NHK不祥事と不払い(支払い拒否)拡大の経緯(同上)

NHKはどこへ行く? ~放送メディア・公共放送の危機~(2008年2月8日に日本放送労働組合[NHKの組合]中国支部で坂本衛がおこなった講演レジュメ)

・「受信料を払わなければ裁判沙汰に」と暴走しはじめたNHK
波動(11年10月28日執筆の某新聞コラム)

坂本 衛

 NHKが、静かなる〝暴走〟を始めた。
 一つは、受信料滞納の裁判沙汰だ。簡易裁判所に申し立てた支払督促は、06年11月から始まり、11年9月末までに1986件。
 中には少数だが、地裁への強制執行手続き申し立てもある。
 強権で知られた海老沢勝二元会長すら、かつて筆者に「公権力による罰則は採らない。国民との信頼関係だけをよりどころにする」と断言した。その信頼関係をNHKの側から破った暴挙だ。
 そもそも何万円も受信料を滞納するのは、高所得者ではない。職員の平均年収が1200万円近いNHKが、貧乏人を裁判所に訴えて見せしめにする性根が、おぞましい。
 未契約者はタダで見放題だから、不公平は度を越している。受信料より大切な支払いと思える税金、健保、年金などを滞納したときの役所の対応と比べても、NHKの乱暴狼藉ぶりは目に余る。
 暴走のもう一つは、自分で10%と約束した受信料収入の還元を、7%でごまかそうとしていることだ。
 震災被災者の受信料免除は、阪神・淡路でも実施した公共放送として当然の責務。震災後の緊急投資も、公共性の高い会社はみんなやっている。「以上を加えれば10%」とは、詭弁もはなはだしい。
 自分に入るカネを払わない者を裁判沙汰にする一方で、自分が出すと公言したカネを値切ろうとは……。
 しかもNHKは、地デジが映らない世帯をBSに誘導して衛星契約を結ばせ、史上最大の受信料収入6598億円(10年度決算)を上げた。この不景気に5年連続の増収だ。
 コストが増えず受信料だけ増えるBSはNHKには濡れ手に粟。それを見ざるをえない人が多いのは、準備が整わないまま地デジ移行を強行したからだ。
 これは焼け太りというのか、火事場泥棒というのか。
 NHK職員に「やりすぎでは」とか「恥ずかしい」という感覚はないのだろうか。
 静かでも暴走は暴走だ。暴走を止めなければNHKは早晩、国民から見放され、衰退し始めるだろう。これが筆者の見立てである。
 (さかもと・まもる ジャーナリスト)

●公共放送NHKは、どうあるべきか。議論しよう。


【広告放送は必要か?】

●民間放送とは?

・「商業放送」「広告放送」のほうが、より実態に即した用語。「民間放送」はNHKあっての言葉。
・昔は「国鉄・私鉄(民鉄)」といった。国鉄がJRとなって(民営化して)からは、あまりいわない。
・「民放」がNHKとセットの存在であるならば、役割分担があり、民放のNHKとは異なる果たすべき役割があるはずだろう。それは何か? 以下、次回。

≪緊急告知!!≫
 12月8日夜に滋賀県出張が入り(遅くまで会合があり京都泊)、9日14時~前米国務省日本部長(3月まで沖縄総領事)ケビン・メア氏取材が東京であるため、9日の授業はキツい。
 そこで、授業はやりますが、以下のテーマで授業時間内に小論文を書き、鈴木助手に提出してください。

 【テーマ】公共放送NHKに期待する役割
 【文字数】400字詰め原稿用紙3枚以上

 授業で話したこと、参考リンク先の内容その他を踏まえ、現在の自分のテレビ視聴を前提として、NHKに期待する役割を自由に論じてほしい。何も期待しないなら、それでかまわないが、なぜそうなのかを論じること。

★★★成績に関係する論文については、2011-11-27記事をチェック!!★★★

【坂本 衛】
【追記 2011-12-04】

●「小論文をテキストファイルのメール添付で送れ。なぜならば……」という話をしたとき、Wordは世界標準ワープロでも何でもない。坂本にWordファイルをいきなり送りつける者は、自分が一太郎ファイルをいきなり送りつけられたときのことを考えろ、といったね。

●パワーポイントの話になって、マイクロソフトのパワポソフトを「授業で買えと勧められて買った」と聞き、坂本は心底驚いた。

●マイクロソフトのOfficeは、カネがある者が買うのを止めはしないが、授業で使い方を教えるのに買わせるバカはいない。というか、「特定ソフトの使い方」より、「どんなソフトが存在しどんな選択が可能か」を教えるほうが先だ。

●日大藝術学部放送学科は、初年度(1年)のコストが100万円よりは200万円に近い。早慶よりも高く、文系では日本有数の高さだ(注:非常勤講師の報酬月額は、私が大学生だった30年以上前にもらっていた家庭教師代とほぼ同額!)。年収200万円以下の世帯が1000万をはるかに超え、年収200万円以下の労働者が全労働者の3分の1という時代に、この額はいかがなものか、学生を募る範囲を狭めてしまっているのではないか、と私は思っている。なにしろ日藝学生の保護者だったことがあるのでね。それでなお、学生に何千円か出させる感覚は、私には理解しがたい。

●日藝生に限らずすべての学生は、OpenOffice.orgについて学ぶべきだ。もちろん教員も。坂本サイトの次のページには、何年も前から「Microsoft Officeを買う時代は終わった。というか、OSの入ったPCを買いさえすれば、必要なソフトウェアはすべてウェブでタダで手に入る時代に突入。高い互換性をもつソフトを誰もがタダで入手できるのに、そう断らずMicrosoft Office付き2万円高というようなPCを売りつけるメーカーは、たいへん不誠実である。個人ならば勝手だが、Microsoft Office付きPCを買う役所は税金のムダ遣いである」と書いてある。

サイトの制作環境/ソフト編(後から入れたフリーソフト)

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●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)
 

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