テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

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開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

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【テレビは必要か否か】(授業ノートby大石詩菜子) 2011-06-10

◎アンケート(各自周囲の人間に調査)

(1)次の五段階のうち、どれ?「自分にとってテレビは・・・」
 必要 / どちらかといえば必要 / どちらともわかない / どちらかといえば不要 / 不要

(2)なんで?
  
(3)必要と答えた人に質問
他のもので代替はきかない? 似たようなものではなぜダメ?

(4)不要と答えた人に質問
代替するものは何? それは必ず十分に機能している?



◎結果

▼50代男性
(1)必要

(2)生活必需品の一つ。育つ中でテレビはあって当たり前のものだったから。

(3)情報収集の道具としてはラジオでもいいが耳だけでは伝わらないニュアンスが映像にはある。
   娯楽としてはラジオの数倍。ラジオにはない色がテレビにはある。

▼40代女性
(1)どちらかといえば必要

(2)毎日習慣になっているから。

(3)ラジオもよく聴くが映像がないと少し物足りない。

▼50代女性
(1)必要

(2)ドラマを見るのが好き。時計代わりにもなるから。

▼10代女性
(1)どちらかといえば必要

(2)ヒマを潰すのにいい。

(3)どちらかといえば必要だが、テレビがなくても情報は周りが教えてくれると思う。

▼20代女性
(1)どちらかといえば必要

(2)具体的に、あまり必要と感じたことはない。

(3)代替があるならそれでもいい。

(本日計5人)


∴前回までの結果も踏まえると「必要」の答えが多く見られる。
 情報を得るだけならネットで足るという意見もたしかにあるが、有事の際にネットを利用すると回線がパンクしスムーズに情報が得られない。視聴者の数に左右されない回線はテレビの特色といえる。



◎地デジ化強行実行の危険

 先日、東北3県の7月24日の地上アナログ放送終了の延長が発表された。当然である。しかしこれは東北だけの話ではない。

 現時点で日本の地デジ化普及率は約94%。ほとんど済んでいる、という数字ではない。残りの約6%の国民を置いて遂行しようとしていると見るべきだ。
 最も危惧すべきはお年寄りである。現在一人暮らしのお年寄りの数は増加傾向にあり地デジ化の話をいまだ知らないという人もいるはず。24日以降急にテレビが見られなくなり、原因は分からないが頼れる人も周りにいないという人間のことを国は考えているのか。もし7月24日に再び今回のような巨大災害に見舞われるとしたらどうやって情報を得られるか。ネットを使えというのは酷だろう。いつも見ていたテレビは映らない。非常に危険な状況である。
 極端な話のようにも思うかもしれないが7月24日に災害が100%起こらない根拠はあるか。下手をすると人が死んでしまう話になる。
 今、日本にそれを訴える者がいないのにも首を傾げる。

 そこで上記以上の詳細を踏まえ、地上アナログ放送終了で起こる様々な問題を坂本先生が提示されました。
 日本で唯一の地デジ化延長を訴える本になります。他人事ではないです。是非に。



【大石詩菜子】

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●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)
 

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