テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

スポンサーサイト --------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【補講】ボウリング・フォー・コロンバイン 2010-12-17

【先週と今週はこれ↓】
-----------------------------
ボウリング・フォー・コロンバイン/Bowling for Columbine
2002年、アメリカ
カンヌ国際映画祭55周年記念特別賞、シカゴ映画批評家協会賞最優秀ドキュメンタリー賞、アメリカ脚本家組合最優秀脚本賞(2002年)、アカデミー賞長篇ドキュメンタリー賞(2003年)など
120分
監督/マイケル・ムーア
製作総指揮/ウォルフラム・ティッチー
製作/チャールズ・ビショップ、ジム・チャルネッキ、マイケル・ドノバン、キャサリン・グリン
音楽/ジェフ・ギブス
編集/カート・イングファー
-----------------------------

●本日が2010年内の最後の授業です。1月にも後期の残り授業あり(4年は成績に関係ないが、もちろん出席してもかまわない)。

●4年はかならず「受講生へ(【超重要】成績の件) 101204」記事を熟読のこと!

コメント

ショックと感心と不快、色んな気持ちにさせるドキュメンタリー

小学生の少年が小学生の少女を銃で撃ち死亡させたという事件、とにかくショックでした。殺された少女や少女の遺族ももちろんかわいそうですが、犯人の少年とその母親の苦しみもわかる気がします。
少年の母親は家から70キロ近くも離れた場所で働いており、子供達になかなか会えない生活を送っていたそうです。きっと少年は寂しかったはずです。母親も辛かったと思います。2つの仕事を掛け持ちし週70時間も働いていたそうですが、それだけ働かなければ生活していけないというのは大きな問題です。この貧困の問題が、アメリカの犯罪発生率の高さに影響しているのではないかと思いました。

コロンバインの被害者であるリチャードとマークの体にはまだ銃弾が残っており、その傷跡は非常に痛々しく、見るのが辛かったです。
リチャードとマーク、そしてマイケル・ムーア監督の行動力には感心しました。Kマートに銃弾の販売を停止するよう抗議に行くなんて、非常に強い心と勇気を持っていると思います。一度目は失敗に終わりましたが、諦めず立ち向かっていき、最終的に勝利したリチャードとマーク。Kマートという大きな会社に爆薬の販売を停止させた彼らは、アメリカの銃社会に変化をもたらしたと思います。

感動のドキュメンタリーはリチャードとマークの話までであり、チャールトン・ヘストンのインタビュー映像は腹立たしいものでした。監督からの質問が、自分にとって都合の悪い場合であれば答えようとしない。犯罪と向き合おうとしないヘストンに、私は不快感を抱きました。
しかし、ここが面白い部分であるとも思います。感動したり、腹を立てたりというように視聴者を色々な気持ちにさせるドキュメンタリーに、視聴者は夢中になれるのだと思いました。
坂本先生がおっしゃったように、ドキュメンタリーには”面白さ”が不可欠であるということを、この作品を視聴し学びました。


【19】 コメントの件数は19でした。
1年間、お世話になりました。
ドキュメンタリーを見てその作品について考えたことを書く、ということを1年間続けたことは初めてでした。私は文章を書くのが苦手なので、コメントを考えるのに苦労しました。しかし、ドキュメンタリーについて考える機会などもうないことだと思うので、良い経験になりました。
ありがとうございました。

前回のコメントです。

今回の韓国の対応は政府が絡んでいるような…
気がします。
もっと知らせなきゃいけないことのはずなのに
自国の危機なのに制限するってことは
不安を煽らないようになのか…
自国の危機を国民に知らせたくないのか…

今日はもう映像が終わってしまってから
授業に参加したので
マイケルムーアの作品はわかりませんが、
最後に見たヘリコプターからの映像は
かなりぞっとするものでした。
あのような映像をテレビでやらないのも
上で述べていることと同じになるのでしょうか…

放送は操作されているというのは
本当なのでしょうか…

コメント数は【17】でした。
マスコミIIから2年間ありがとうございました。
この授業は衝撃的映像が多くて…
DVDをお借りしましたが、
家で一人で見るものではないものばかりでした。
授業でなければみないであろうものばかりだったので
見ることが出来てよかったです。
ありがとうございました。

監督の主張を素直に受け止めてしまう作品

このドキュメンタリーの「視聴者への見せ方」は、本当にすごいと思いました。先生が授業の終わりに言っていましたが、名俳優チャールトン・ヘストンは明らかに悪者でしかないように見えました。また、マリリンマンソンのインタビューなどは間違いなく善人の回答だとも思えました。
しかし、映像の内容がこうでなければ、私はチャールトン・ヘストンの言うように銃を誰でも持てるというのは国民の保障された権利であり取り上げることはできないと考えただろうし、マリリンマンソンみたいなアーティストの影響を受けて暴力的な人間になってしまうのは当然だと考えたでしょう。Kマートはただ弾を売っていたお店のひとつに過ぎない、とも。

それから、もうひとつ印象的だったのが、歴史的事実を次々映し出すのシーン(何によって何人死亡みたいな感じの)と作品のエンディング曲にwonderful worldが使われていたことです。重い歴史を背負った銃社会アメリカへのこの上ない皮肉が込められていると思いました。


1年間のコメント数は
【15】です。ぎりぎりですみません。
この授業のテーマは見ておくべき二十世紀の映像ということでしたが、多くが戦争関連のものでした。はっきり言って不快なものも多かったですが、だからこそこんな機会でもなければ絶対に観ないし、知ることもなかったであろう事実もたくさんあり勉強になりました。
また、ドキュメンタリーのような映像作品だと、今まではもう全てが真実であるかのように思って観ていましたが、自分の頭で考えて観ることによって、そうでないと気づくことができるということも学びました。
1年間どうもありがとうございました。

天の邪鬼的な手法?

ある程度全体に対しての感想は10日付けの記事に書いてしまいましたのでマイケル・ムーア氏の撮影手法について・・・。
今回見た「ボーイング・フォー・コロンバイン」に関してはありふれた銃社会に物申し、「華氏911」では当時は戦争支持の世論が大半だった中で戦争(ブッシュ)を非難し、ウィキリークスの問題では政府が真っ向に非難している中でアサンジの支持を表明。
アメリカという国と正反対な考え方をするマイケル・ムーア氏の作品は見ていて面白い。

しかし、「ただ単に世論や国と反対な事を提起しているだけの天の邪鬼的手法に過ぎないのではないか?」と思う事がある。
たしかに反対な事を提起している作品に斬新さを感じるが、上記の様に考えると取っ掛かり&構成は意外と楽に作れそうな気がする。
まだ彼の作品は2作品しか見ていないので詳しく述べるには理解が乏しすぎます。
まだ社会人になるまで数ヶ月の猶予がありますので、空いてる時間を見つけてマイケル・ムーア氏の作品をもう少し見てみようと思います。

コメントの件数は【17】です。
後期の授業では地上波では放送されることのないようなディープなドキュメント作品と巡りあうことが出来ました。
最近は製作者の意図が介入していて半分ストーリーが存在するドキュメントが多く存在しているように感じます。
そんな中で巡り合えた戦時下の記録映像や「ゆきゆきて神軍」の様に製作者の意思の介入が少ない作品は、とても頭の中に印象に残っています。
これらの作品は放送特殊研究の授業に出席していなければ決して出会うことはなかったと思います。
1年間ありがとうございました。

見せ方

日本のドキュメンタリーは、ただた撮った映像を流しているだけで、作品を面白くする工夫やこだわりといったものが見えない。
今回見た作品は映像である事利用して随所に演出を盛り込んでいる。
音楽であったり、有名人を起用したり、誰もが知っている店を使うなどと工夫している。
視聴者への見せ方が巧いと感じました。

コメント数は【15】でした。
この授業で学んだことは、表面だけを知っていても何の役にも立たないという事です。
過去の歴史などを教科書で見て暗記しただけでは真実は何も見えてこない。
なぜその事が起こったのか、背景であったり一連の繋がりが重要であると教わりました。
今の自分の環境はどういう歴史の上で成り立っているのかを考えさせられた授業でした。
一年間ありがとうございました。

ドキュメンタリーの力を見る

マイケル・ムーア監督の作品はこれが初視聴になりました。アポなし突撃取材というフレーズは以前から知っていたので、どんな過激な人物かと思ったら、紳士的でとてもしたたか(に見える)。ゆきゆきて神軍の奥崎謙三を見ていた為か、余計に強くそう感じました。

映画のラスト、鞄も持っていない監督が被害者の少女の写真を取り出し、ヘストン氏が去って行くシーンのカメラワークと写真を置いて行く一連の流れがあまりにあざと過ぎて流石に笑ってしまいましたが、最後を締めくくるには納得もいき、含みのあるシーンでした。中盤のK-martの銃弾販売停止の取り付けに成功するのもすごい。トータルで見て、ドキュメンタリーの力を改めて見せつけられる作品だったと思います。

――――――――――――――――――――――――――

実習以外で、最も受講して良かったと思える授業でした。年間を通して、特に坂本先生が「馬鹿」という単語を使ってお話されるのが印象的でした。

私の記憶する限り、坂本先生は授業登場時ほぼ100%~バカ~を使用されていましたが、本当に世の中バカと言っても言い足りない程のおかしなことや愚かなことが溢れている。ニュースについて先生の話の中から別の本来あるべき視点と見解を聞く度に、どれだけ今の社会が歪なものになっているのかを知りました。そして私は今までメディアの裏の思惑も知らず、ただ報道のままにニュースを見ていました。

自己紹介コメントの通り、元々社会科が苦手だった為、授業での先生の問いかけに大分頭の上に疑問符が付いたような顔をしていたと思います。自分の無知さにも驚きましたが、まず知らないことには事物を別の視点から見ることが出来ない。その上で大切なのは、先生のHP名にもある疑うこと。我々は割とwikipediaなどの大きなものは手放しで信頼する癖があり、疑うことなど殆ど考えませんでした。今まで自力で考え得なかったこと、新しい視点を教えていただいたことに感謝しています。

9ヵ月間ありがとうございました。
コメントの数は【16】です。

ドキュメンタリーの意味

ドキュメンタリー映画の中でも「ボウリング・フォー・コロンバイン」は注目を集めた作品ではないかと思う。マイケル・ムーアの「銃を持たない覚悟こそが正しい」という主張が明確に映されているように感じる。
やはりどのドキュメンタリーにも言えるように、作品を作るからにはそれに対する制作者の思いがあり、その色が作中に現れるのは当然のことだと思う。そしてそれは意識的に行われているものがほとんどなのではないかと想像する。他の授業で見た自然もののドキュメンタリーは、その幻想的・感動的な一瞬を映すためにその瞬間を待って、かなり作りこむと制作に関係した人も言っていた。大事なのは、ドキュメンタリーの中立性ではなく、視聴者がそれをどう解釈し受け取るかだと思う。

この授業を通して、恐らく授業で見なければ一生見なかったであろう映像をたくさん見ることができた。戦争の映像は見ていて目をそらしたくなるようなものも多かったが、戦争について考えるきっかけになった。
最近、森達也さんの「ドキュメンタリーは嘘をつく」を読み始めた。この授業で見た「ゆきゆきて、神軍」や今回の「ボウリング・フォー・コロンバイン」の話も少し触れている。まだ読み始めたばかりなのだが、この授業で学んだことも含めて、もっと意識的に考えてみようと思う。

コメント数は【16】です。
一年間ありがとうございました。

アメリカの銃社会について考えたとき、ふとある本を思い出しました。

あの娘は英語がしゃべれない!
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=4-08-747293-0
これはフジテレビのスーパーニュースで長年キャスターをやっている安藤優子さんの高校時代の留学経験をまとめたエッセイです。
1992年にあった日本人留学生射殺事件が起こった時に、
「早く書かないと」と決意されたそうで、この本の中には、楽しいところばかりでなく 辛いこと悲しいことや事件に巻き込まれたこと等もちゃんと書かれてありました。

私はアメリカは銃社会、ということはなんとなくは知っていましたが、銃社会はどのような問題なのか、どのように深刻なのかが今回の映画で知ることができて良かったです。

***********************************
私、中島麻里のコメント数は
【15】
です。中にはずれているコメントもありますが、ご了承ください。ぎりぎりですみません。
貴重な映像を見ることができ、そしてこの授業からいろんな知識を蓄えることができたなと思っています。

マスコミ専攻での授業含め、2年間本当にありがとうございました。




※先生が1回コメント確認していたときと、明らかにコメント量が増えていますが、それは書いたはずの文章がなぜか入力しそびれていたのであとで編集、追記しました。

以上8名には成績をつけます。

2010年12月19日夜24時(20日0時)を回った。現在20日午前0時10分。このコメントより上にコメントをつけた4年8名については、規定の単位を与えます。

受講生のうち4年は20名ほどいるようだが、残り12名は、現時点で成績がつかず、単位は出ません。

視聴者との関係性

 森達也の言葉で「ドキュメンタリーは関係性」という有名な言葉があります。この関係性にはいろいろな意味が含まれていると思いますが、このマイケルムーア監督は視聴者との関係性が非常に優れた監督だと私は思います。監督自らがパフォーマンスするということは、見ている側からすると、その人の決意や強い意志を感じることができ作品に引き込まれやすくなります。せっかくいい内容の作品でも、それを発信する力がなくてはなりません。「マイケルムーアが撮った作品だから見てみよう」というのがあるとすれば、それは彼が視聴者との関係性を築いた結果です。あと、スーパーサイズミーのモーガン・スパーロックもパフォーマー的ドキュメンタリー作家として良い作品を作っていると思います。

(成績について)
私は現在4年生なのですが卒業み込みがたってないので、4年生の期限までに自分の成績を書き込みませんでした。
もしかしたら名簿では4年となっているかもしれないので今の時点でのコメント数を書きます。

コメント【15】(夏休み中に書いたコメントレポート3枚を含む)

すぐ上のコメントの意味がわからん

> 私は現在4年生
ならば、大学の名簿でもフツーは4年生では? なぜ「もしかしたら4年かも」なんてと思うの?

> 成績を書き込みませんでした。
誰も書き込んでない。成績は俺が後でつけるのだから、書き込めるはずがない。

> 今の時点でのコメント数
2010年12月19日夜24時(20日0時)までに書き込んだコメント数以外は、コメントが50でも100でも意味がない。

無意味なコメント数を書くことで、何が言いたいわけ? わかるように説明してくれ。

間違いました

間違って卒業見込みがある4年生として書き込んでしまいました。 自分は3年生と同じ扱いということを忘れていました。混乱させたあげく、無意味なコメントをしてすいませんでした。

引き続き、よくわからんが

何? もう当授業の単位の有無とは関係なく、もう卒業見込みが100%ないということ? それでも4年生は4年生(卒業できない4年生。3年生ではない)じゃないのか?

ところで、たとえば再来年3月に卒業するつもりなら、当授業の4単位があったほうがいいんじゃないの? せっかく夏休み中にコメントレポート3枚書いたのに、単位がなくてもいいんか?

いずれにせよ、いま忙しく1月10日くらいまで日大関係のことはなにもしない(授業は予定通り)ので、コメントはしなくていいけどね。

ムーアのシナリオとマンソン

マイケル・ムーアのシナリオ、構成のうまさには舌を巻いた。
順番にアメリカ銃社会の外堀を埋めていき、最後には全米ライフル協会長のもとへ行き、アメリカの銃犯罪の多さの疑問を投げかける。六歳の少女の遺影をヘストン邸に置いて去るシーンなど、ムーアの表情が帽子のツバに隠れて見えず、非常に感動的で、印象的なシーンとなっている。もっともそれも演出かもしれないが。彼はいいシナリオライターだと感じた。

ただ、映画がそのシナリオ以上のものとなった、ひとつの理由はマリリン・マンソンがムーアの質問に答えるシーンのおかげだろう。彼の答えは完璧だった。ムーアの映画を全て見る必要はない。マンソンのインタビューシーンだけ観ればアメリカの概要は分かる。それほどの完成度だ。
おそらく、ムーアはこれほどきちんとした返答が帰ってくるとは思わなかったのではないだろうか。いささか、マンソン後のムーアの言動が薄っぺらいものに感じてしまったのは残念だったが、これもドキュメントの面白さなのだろう。

常識人・マリリンマンソン

アニメーションを使うなど、飽きさせない工夫が施してあった。
猿の惑星が好きだったので、チャールトン・ヘストンの悪者っぷりはちょっと残念だった。

一番印象に残ったのは、マリリン・マンソンがとてもまともなことを言っていたところでした。

熱意伝わる取材

アメリカの銃社会という他国の問題なのにひきつけられ考えさせられたこの作品はすごいなと思いました。そしてカメラを武器にした見事なKマートとの戦いや大胆な取材、格好良くみえました。

▼ コメントをどうぞ!! すぐ上(既存コメントの末尾)に追加します。

表紙(最新ページ)へ

月めくり

≪≪ 2017-06 ≫≫
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

年月別の記事

内容別の記事

3.11巨大地震発生から

最近の記事10

最近のコメント10

主宰者から

日本大学藝術学部放送学科

●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。