テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

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開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

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WikiLeaksに関して見ておけ! 2010-12-05

●いま、ウィキリークスに関して、米公電25万件が流出した、その中には米外交官がどの国のトップをどう評したなんて話が満載だと、問題になっているね。当授業では、尖閣問題のYou Tube流出映像を見せたが、次の映像も欠かせないと思うので、紹介しておく。

Collateral Murder

●以下は記事の要約(坂本のいい加減な訳だ。間違いがあれば指摘せよ)

2010年7月6日更新。合衆国陸軍バグダッド勤務の情報分析担当官ブラッドリー・マニング上等兵(22歳)(注:Privateは上等兵または一等兵・二等兵) は、このビデオを公開したかどで告発された(伝えられるところでは売国的なジャーナリストに話した後に)。 ペンタゴン文書事件(71年)の背後にいた内部告発者ダニエル・エルスバーグはマニング氏を「英雄」と呼んだ。彼は現在クウェートで収監されている。このビデオが示す米攻撃ヘリ「アパッチ」乗務員と彼らをかばう者は、いまだ告発されていない。マンニング上等兵支援のためbradleymanning.orgを見てほしい。

bradleymanning.org

WikiLeaksは東部時間2010年4月5日10時44分、イラクの新バグダッド郊外で、ロイター通信社ニューススタッフ2名を含む1ダース以上の人々を無差別殺戮したことを示す米軍の機密ビデオを公開した。

ロイター社は、攻撃時から情報公開法によってビデオを入手しようとしたが、できなかった。アパッチヘリの銃眼から撮影されたビデオからは、負傷したロイター社員と救助する者が何も挑発していないのに殺されたことは明らかだ。救出に関与した二人の子どもも重傷を負った。

軍はどのようにロイタースタッフが殺されたか明らかにせず、また、子どもが負傷した理由も知らないと述べた。

要求の後にロイターの要求後、事件の調査が行われ、米軍は米兵の行動が武力紛争に関する法律とその交戦規則どおりであったと結論づけた。

したがってWikiLeaksは、この殺戮の以前、間、以後のルールを明らかにするために、機密であった2006、2007、2008年の交戦規則を公開した。

WikiLeaksは、オリジナルの38分ビデオと短いバージョンの両方を当初の分析付きで公開した。通信記録から字幕を付け加えた。

WikiLeaksは、軍の多くの内部告発者からサポート書類を得たように、このビデオを得た。 WikiLeaksは得た情報の信憑性を確認するためにあらゆることをする。私たちはさまざまな基礎資料から事件についての情報を分析した。私はたちは直接事件に関係した目撃者やジャーナリストとも話した。

WikiLeaks は、すべてのリーク情報が、それが値する注意を得ることを望む。とくに今回の事件で殺された何人かは、ただ自分の仕事をしていただけのジャーナリストだった。その仕事は、戦争についてレポートするために命を危険にさらすことだが。イラクはジャーナリストにとって非常に危険な場所だ。2003~2009年に139人のジャーナリストが殉職した。

●現時点(2010年12月5日)までに、WikiLeaksサイトは、某米国政府その他がサイバー攻撃をかけて閲覧できないようにしているほか、サーバー管理会社にWikiLeaksを排除するよう強く働きかけている。

●You Tubeで「Collateral Murder」と検索しても同じ映像が出てくるが、全世界844万人が見たものは、アカウント・年齢認証が必要。

●【参考記事:共同通信 2010/07/30 10:37】

(見出し)流出源は22歳上等兵か アフガン文書、報復懸念も

(写真キャプション)米軍のブラッドリー・マニング上等兵=撮影日不明(AP=共同)

 【ワシントン共同】アフガニスタン駐留米軍などの機密文書9万点以上がウェブサイト「ウィキリークス」に流出した問題で、米紙ウォールストリート・ジャーナルは29日、国防当局者の話として、イラク駐留米軍情報部門で勤務経験のあるブラッドリー・マニング上等兵(22)が文書を入手した証拠を米軍当局がつかみ、流出源との見方を強めたと報じた。

 文書には、反政府武装勢力タリバンなどの情報を米軍に提供した多数のアフガン人氏名が含まれていることも判明、報復の恐れを指摘する声が上がっている。

 ゲーツ国防長官は同日の記者会見で、流出によってアフガン側との信頼関係が揺らいだと指摘し「戦場への影響は深刻」と表明。連邦捜査局(FBI)に捜査協力を依頼したと述べた。ウィキリークスに対する捜査を視野に入れているとみられる。

 マニング上等兵は、米軍ヘリコプターがバグダッドでイラク民間人らを誤射する場面の機密映像などをウィキリークスに提供した容疑で、今月逮捕された。使用していたコンピューターを調べた結果、今回の機密文書をダウンロードした証拠が見つかったという。

●どう思う? イラク戦争は2003年3月20日に開戦して、4月9日頃にバクダッド陥落、5月はじめにブッシュ米大統領が大規模戦闘の終結宣言を出した。それから4年たってなお、イラクで望遠カメラ(RPGとか言っているのが、肩乗せのロケット砲と誤認? RPG-7は映画『ブラックホーク・ダウン』に出てきた。北朝鮮不審船も積んでいた)とかカメラバッグ(三脚バッグは確かに銃が入るけどね)なんか持っていて、徒党を組んでいると、いきなりヘリから攻撃されると。子どもも容赦しないぞ、と。もちろん補償なんか一切出ないし、謝罪もない。交戦規則通りの、アメリカ軍としての通常業務であると。──というのはまずいんじゃないか、という内部告発(機密漏洩)なわけだ。これは、ほんとうに(アメリカ首脳がいうように)ただの盗人で犯罪者の仕業なのか?

⇒【参考:こんなページも】WikiLeaks が公開した"Collateral Murder"を確認してみた

⇒【参考:坂本サイト】Four More Years!! うーん、またこのお方と4年間も……

●この前、Googleがそんなにすごいのか?って話をしただろう。Googleに「Four More Years」って入れて、何が出るかやってみな。何万件中の検索結果かも見てみ。

コメント

ウィキリークス創設者逮捕

先ほどウィキリークス創設者逮捕というニュースを見ました。そもそもウィキリークスは英紙ガーディアンを通してアフガニスタン駐留米軍の機密資料公開などもしていたということをこのニュースきっかけで知りました。すごいハッキング能力ですね。

もしウィキリークス中心の情報社会に推移すれば、国民レベルでの情報操作ではなく、国家レベルまで引き上げられるのではないのかと思います。

青木達也に質問(坂本)

> すごいハッキング能力ですね。

アフガン駐留米軍の機密資料をウィキリークスが「ハッキングによって入手した」と、どこの誰が言っているの?

> ウィキリークス中心の情報社会に推移

とは、どういう状況のことですか? いまは何中心の情報社会なわけ?

ハッキングとは限らないですよね、すいません。ハッキングというよりも内部告発というかたちかもしれません。 ハッカー集団というイメージだけで言ってしまいました。

今は政府、マスコミ、企業など情報を提供するところはいくつもあり、どこが中心というものはないと思います。ウィキリークスはそこら政府や企業、宗教などの本来は隠されているはずの情報を世界に発信できる状態です。それが意味するのは情報の信憑性というピラミッドの頂点にウィキリークスがくるのではないか?そう思ってウィキリークス中心の情報社会と言いました。
ウィキリークス中心の社会というのは、ウィキリークスの情報精度が一番だと政府、マスコミ、企業、国民などが思うことです。




本当か?(青木コメントにつき)

> 今は政府、マスコミ、企業など情報を提供するところはいくつもあり、どこが中心というものはない(青木達也)

本当か? 青木のいう「政府、マスコミ、企業」が明日、一切情報提供をやめたら、青木は何も困らないの? 俺は明日傘を持って出るかどうかという判断にすら、困るんだけど。いまは「政府、マスコミ、企業」中心じゃん?

> ウィキリークス中心の社会というのは、ウィキリークスの情報精度が一番だと政府、マスコミ、企業、国民などが思うこと(同)

そんな社会は未来永劫《えいごう》こない。だって日本関係の情報がどれほど含まれている? 尖閣問題も北朝鮮砲撃も、ウィキリークス情報には(たぶん)1行も含まれていないから、精度もヘッタクレもないと思うけどねえ。 

情報

wikileaksについてお恥ずかしいことに何も知らなかったので調べてみたところ、『匿名により政府、企業、宗教などに関する機密情報を公開するウェブサイト』なんですね。
これだけ見るとインターネットの匿名性を利用した内部告発サイトの様な印象を受けましたが、ジュリアン・アサンジのインタビュー記事を見ると、匿名性に関してはもっと厳重なものになっているということがわかりました。
でも一ヶ月ばかりで120万もの情報が漏洩される世の中であることに驚きました。

これが事実か。

wikileaksというのはテレビとかで
何回も耳にはしていましたが、
実際にサイトを見たことがなかったのですが
17日授業で動画を見させてもらって、
これが今起こっているという事に驚きました。
日芸の先輩が制作した
「リトルバーズ イラク戦火の家族たち」という作品で
イラク戦争について見ましたが、
現在進行形なのがショックです。
先生が言った通り、これを放送しない今のテレビ業界。
変えなければいけないと思う。
変えていきたいと強く思いました。

情報の取捨選択

この授業で動画を見て、初めてウィキリークスについて具体的に理解しました。
情報の入手もとが多岐に渡っている現代で、なにかについてきちんとひとつ理解し、情報を得ようと思うと、難しいことがわかりました。
踊らされないように、しっかりした目をもっていきたいです。

世界を知る

ウィキリークスという単語だけを耳にしていながらその意味も存在もよくわかっておらず、
それにたいして疑問を持たなかった自分が少し情けなく思い、この動画を見て調べてみて、驚きました。
匿名で政府、企業などの情報を公開できるサイトですが、
本当にそれがあっていいものなのかという気持も芽生えたほどです。
尖閣諸島問題の流出映像事件のときもそうでしたが、
内部の人間ないし関係している者によるこういった行為は、ある意味スパイ的な行為とも見て取れるような気がします。

私は広島出身ですが、先生がブログで紹介されているhttp://www.collateralmurder.com/
こちらの一番上の映像を見た時、ヒロシマを思い出しました。
思い出した映像は、原子雲が上空から撮影されたものです。
たしかにこういった事実を、私たちのような一般人が簡単に見ることができる現状は、良いようなきもすれば悪いような気もします。
しかし、事実を知ることは、この地球上で生きていく上で必要なことだと思いますし、知らなければならないと思います。
そうでもしないと、おそらく、
我々平和な国で暮らす人間はこういった惨劇を知らぬまま生きていくことになるからです。
これから世界を背負っていく私たち若者は、
簡単に色々な映像が見れる今の時代に、世界を知り、学んでいく必要があると思いました。

欧米の情報はわりと信頼性がありそう

出資者不明のウィキリークス。その出資者は中国だとかロックフェラーだとか噂されて、どれが真実かは分からない。
内部告発サイトであり、出版社と連携して裏取りをしてから内容を掲載している。ゆえに信憑性もある。とされる。
実際は、ウィキリークス運営者によって情報を操作できなくはないと思う。どこまでを信頼できるのかはまだ疑問だ。
ただ、アサンジ氏への国際的な圧力。コンドーム無しで交渉したからといって犯罪者に仕立て上げたり、クレジットカードの使用停止、サイトへの接続妨害など、特にアメリカ、ヨーロッパの圧力は異常だ。
この異様さから批判する国に関する情報はわりと信頼できそうに思う。流れてはマズイものだから圧力をかけている気がするのだ。
もっとも、ないことなのにそれらしく書かれて圧力をかけている可能性もなくはないが。

ウィキリークスについて(先生への返答)

日本に大きく関連した情報として公開されたのがシーシェパードについての情報という現状では、確かに精度もヘッタクレもないかもしれません。しかし、なにか一つでも日本国民にとって重大な情報がウィキリークスによって十分な信憑性を得た状態で公表され、それが日本のテレビや新聞で報道されたなら、ウィキリークス中心(ウィキリークスの情報精度が一番と思われる)の社会がおとずれる可能性があるのではないかと私は思いました。 

 私が言いたかったのは、私たちが普段の生活を送るための情報という意味ではなく、国際情勢に関わるような情報という意味です。 

何が正しいのか?

ウィキリークスの流している映像を僕もニュースでいくつか見ました。僕の見た映像はヘリコプターからゲームの様にイラクの市民を撃っているものでしたが、本当に酷いものだなと思いました。そしてその時はウィキリークスが、国家が隠したがっていることを公表するのは、正しいことだと思いました。
しかし、色々調べていると、ウィキリークスがネット上に流しているものは国家機密のものであったり、アメリカの政治家のプライベートのことを流していることが分かりました。
国民の「知る権利」を越えています。この流出によって国と国同士の争いに発展したり、個人の命が狙われたりすることが生じる可能性が十分にあると思います。
もしそのようなことが起きればウィキリークスは責任をどうとるのでしょうか?
僕は流すなら、それなりの覚悟と責任を持って流すべきだと思いました。
それはウィキリークスだけでなく、ネットの書き込みに対してもそう感じます。

アメリカの正義

授業で初めてアメリカ兵がヘリからイラクの民間人を射殺した映像を見て、アメリカ軍の腐敗っぷりに愕然とした。

何の罪もない人を何の意味もなく殺害する。アメリカは正義を謳っているが、これでは誰もアメリカを正義とはみなさないだろう。

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●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)
 

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