テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2012年度の授業テーマは「[実践!]ネットは放送を殺すか?──ネットを理解することで、放送をより深く知ろう」。

阪神・淡路大震災の関連映像 2009-12-04

●見せた阪神・淡路大震災報道は、大阪の読売テレビが教材などで役立ててもらうために作ったもの。あまり刺激的な映像はなかったね。

●坂本サイトに参考になりそうな話が書いてある。たとえば、

阪神大震災報道の記録<後編>NHK&東京キー局

阪神大震災報道の記録<前編>神戸局・大阪局

検証!阪神大震災テレビ報道戦争の現場

テレビ50年 あまりになおざりな 回顧ものに唖然


●授業で言った、「南関東が引っかかる直下型地震は今後50年ほどで、ほぼ100%起こる」とは、以下のようなこと(坂本が以前に書いたある報告書の一節)

 首都直下地震は、首都圏で200~300年ごとに起こるマグニチュード8クラス(関東大震災級)の地震の合間に数回発生するとされるマグニチュード7クラスの地震である。
 現在、関東平野北西縁断層帯、神縄・国府津―松田断層帯、伊勢原断層帯、立川断層帯、三浦断層群などの断層が知られているが、都心部では厚い沖積層に覆われて断層の存在が確認できず、しかも歴史的に動いた記録のない断層が2000~数万年に1度動くことがありうる。したがって首都圏では、ほとんどの場所で、直下型地震が発生する可能性を否定できないのだ。図6に、現在までに知られている関東地方の活断層を示しておく。
 政府の地震調査研究推進本部・地震調査委員会の長期評価(2004年8月)も、次のように述べている。
 「南関東直下でM6.7~7.2の地震が、10年以内に発生する確率30%程度、30年以内に発生する確率70%程度、50年以内に発生する確率90%程度」
 つまり首都・東京は、近い将来、必ず巨大地震に襲われるのである。そして、地震のマグニチュードは、阪神・淡路大震災を引き起こした1995年兵庫県南部地震(M7.3)に匹敵する可能性が大きい。繰り返すが、その被害想定は、国の予算を大幅に上まわることすら否定できない想像を絶する規模なのである。

※坂本がじゃない、日本政府がそう言っているわけ。なお政府報告書が90%というときは、ほぼ100%と同義と思っていい(「100%」という表現は使わないので)。

●ついでにこれも必ずみておきな!

在来木造住宅震動台実験

木造3階建て軸組構法住宅の震動台実験

実家がこの映像の倒れたほうに似た作りで、耐震補強工事をしていない場合は、すぐやったほうがいい(行政の補助制度あり。数十万円といった金額でできるはず)。やらないのであれば、2階に寝ることを強く推奨する。2階にいれば死ぬことはない。

コメント

最近、また地震が頻発していますが…

必ずやってくる関東大震災クラスの地震。
まずは、慌てず正確な情報を得ることが 大切なのであろうと感じました。

阪神淡路大震災が起きたのは95年で私は、小学校低学年であった。
丁度寝ていた朝5時頃に、東京に住んでいながら物凄い揺れとともに驚いて跳び起きた覚えがある。そのあと、何事もなく寝たのは言うまでもない。揺れ方から大きな地震が来る予感がした。

その後、朝のニュースを見たらテレビでは大災害の映像が映っていて 、まさにあり得ない光景であった。高速道路は、斜めに倒れている。ビルは、無惨にも崩壊していて半分の壁が破壊されて中が見える状態。
テレビで見た光景は、小さいながらも脳裏に焼き付いており未だに思い出す…

あれから、15年…神戸の街はだいぶ良くなったようだが、震災で亡くなった方達は帰って来ないのだ。


あれ以来、家やビル建設の事についても考え直され、地震に耐久できるのが作られるのも大震災が起きたおかげでもあるが、もう少し早めに、普及していたら、阪神淡路大震災はあそこまで酷くはならなかったと思う。


人類、この地震を決して忘れてはいけないでしょう
折しも、来年1月17日は「阪神・淡路大震災」から
15年を迎えようとしています。

「災害の風化」が一番恐ろしい事だと感じました。

以前・・・

新潟県中越沖地震が発生した際、実家にて一緒に住んでいる叔母が、ちょうど仕事で新潟に行っていました。
何日も連絡が取れず、家中が不安に駆られていました。
結果、無事を確認出来たのですが、やはりその時感じた気持ちの悪い不安は今でも忘れません。

地震によって連絡が取れなくなったり、情報が飛び交って混乱する事態はきっと避けられないのでしょうが、それらに対する対策は(特に被災地に関係者を持つ人にとって)とても重要だと感じました。


実家にて私は2階に住んでいるのですが、その真下が父の仕事場で、バイクを扱う仕事なので周りにガソリンなどの可燃物が大量に・・・。
・・・少し心配です。

「テレビは人の命を救える」

人々がバケツリレーをして消火活動をする姿や給水を今や遅しと待ち続けている姿をみていて、つい目頭が熱くなり、私も年をとったなあと感じてしまいました。
震災から10年以上の時間が経過しましたが、当時のニュースから流れる映像は鮮明に記憶に残っていましたが、震災以後、耐震に向けての対策が万全に整っているとは言えず、早急に対策を進めてほしいと思いました。けれども今の日本にとって震災自体が徐々に風化されていっているとも感じてしまいました。
そして、先生が映像を流す前に、震災が起こった直後にニュースで地震の規模を伝える際に、地震を軽く見た発言についてのお話で、「テレビは人の命を救える」というお言葉がとても印象的で、改めて地震について考えさせられる機会となりました。

テレビの力

「テレビは人を救える」私も印象に残りました。
自分の目の前の真実を話す、しかし、それは、とても大きな“ウソ”をついついているのかもしれない。
それによって、阪神淡路大震災では、救えたかもしれない命が失われた。
テレビの力は大きいということを再認識させられた映像だった。
そして、「真実を伝える」ことは、目の前の事実を疑うことでもある、と考えた。『すべてを疑え』と言う言葉がこのブログにもあるが、例えば、こういうことなのかなと思った。

何を伝えるか

何を伝えて何を切り捨てるかの取捨選択をするのも、人の命に関わるものだと思いました。
もう私たちの世代で地球は終わるのではないかと考えてしまいます。

私は、このような地震を経験したことがありませんが、知人の家が、幸い死人は出ませんでしたが、潰れてしまったというのを聞いても、想像が出来ませんでした。
映像を見ても、想像しきれない部分が多々あります。

そのような私たちに、どう伝えるのか、今後の対処法など、どのように報道すればいいのか、を相手が考えて放送しても、私に受け止める力がないため半減されてしまうのが、悔しかったです。
自分の在り方を考えさせられました

私がその時放送の現場にいたら

放送業界を目指すものとして、災害時における報道の仕方を考えるきっかけのひとつとなりました。

先日、フジテレビの笠井アナウンサーが阪神・淡路大震災発生時、現場で「人命救助をとるか」「報道をとるか」で悩んだという話を聞きました。
報道をするものとして、現状を世間に伝えることが仕事。
でも、目の前に助けを求める人々が沢山いる。助けたい。
だけど伝えなければ・・・。

授業では今後の教材として役立ててもらうために制作されたものを観ましたが、
観賞中、私はもし自分がこの災害現場に報道の立場としていたらどうするか・・・と考えていました。

地震の怖さは

地震の本当の怖さは地震の被害にあった人しかわかりません。地震とは、地面が揺れるただの自然現象とは違う。それに付随して建物が倒れ、電線が切れ、停電や断水が起こってライフラインが断たれてしまう。また二次災害として火事が起こる。この映像は、そんな地震の恐ろしさを、実に淡々と解説しているように感じました。センテンスごとに分けられていて、地震を教えるための教材としては適しているのではないかと思います。しかし、この映像を見せるだけでは足りないだろうなとも思いました。

フジの笠井

笠井が悩んだってコメントを見て愕然としている
当時の笠井の現場での取材は
人道的な立場に立ったものではなかったと記憶している
自分の家が火災で崩れ落ちた瞬間に呆然としている家人に
デリカシーのない質問をしていた記憶がある
あれが彼の本質だと思うね
朝の番組でやり手のキャスター的雰囲気を醸し出しているが
あれも彼の実力のなさの裏返しだろう

普通の人間であれば
「人命救助をとるか」「報道をとるか」で悩むことはしない
即座に「人命救助をとる」に決まっている
それを悩む…というところが笠井の残虐性を表している
所詮笠井が何を言おうと
彼はマスコミの視聴率至上主義が生んだ化け物だろうね

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日本大学藝術学部放送学科

●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。もちろん学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)