テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

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開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

テレビ、その「弱さ」の研究 レジュメ8――民間放送局の弱さ (2003-07-11) 2003-07-11


1)民放の弱さ(3):系列

・民放の歴史は「東京キーのネットワーク拡充・整理の歴史」
  テレビ局はすべて「ローカル局」……基本
  正力松太郎がつけた社名に注意「日本テレビ放送網株式会社」
  田中角栄の「腸捻転解消」

・およその現状(数字はちと古いうえにテキトー)……収入の「構造」が異なる
  【分類】東京キー局/大阪準キー局/地方局
  【売上高】3000~2000億円以上/800~600億円/100~50億円以下
  【社員数】1000人以上/数百人以下/100人
  【自社制作率】10割/4割/2割

・およそのカネの流れ(たとえばこんな感じ)
【タイム収入】
キー局夜の1時間ドラマ。企業数社が数千万円~1億円近くを出す
→電通など広告会社が2~3割程度を取り、残りがキー局へ
→キー局は一般管理費、番組宣伝費、設備・技術料、ネットワーク料(地方局に配分する電波料)を差し引いた残り(番組制作費)で番組をつくる(2000~3000万円とか)
→地方局は、キー局の番組を流す対価としてネットワーク料を受け取る。
→制作プロダクションは、番組制作費から局の取り分やタレントギャラその他もろもろを引いた額で番組をつくる
【スポット収入】(こちらは番組制作費には回らない)
企業がカネを出す→電通が3割取る→残りをテレビ局が取る(15秒200~400万円とか)

・キー局支配が強まる例……背景に東京一極集中
  キーから地方への「天下り」/社名を「××テレビ朝日」に/系列ぐるみ取材/
  系列ぐるみイベント(期首期末特番)

・デジタル化(BSと地上波)で強まるキー局支配……地方局存亡の危機

┌──────────────┐
│ 宴会は7月26日(土)18時~  │
│ 早稲田「かわうち」会費3000円。│
│ 詳しくは坂本サイトで       │
└──────────────┘

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●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)