テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

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ネットとテレビを比較する 【ネットとテレビ01】 ※【テレビの基本】テレビ放送とは何か?2回は省略 2012-06-29

【ネットとテレビ01】ネットとテレビを比較する

ネットとテレビを比較する
・ここまで約3か月、インターネットやパソコン(以下PC)の基本を学んできた。受講生は1~2年生のとき兼高聖雄センセご担当「放送概論」などで、放送・テレビの基本を学んだはず。忘れちゃったかもしれんが、時間がないのでシラバスにあった【テレビの基本01~02】=テレビ放送とは何か?(1)(2)は省略。
・今日は両者を比較し、それぞれの長所・美点・利点・メリット・得手・得意技について(もちろん同時に逆の短所・デメリット・不得手なども)考える。

ネットとテレビの違いを一人三つ以上、黒板に書く
・書き方の例……トラとネコの違いの場合
 大きさ(大/小)、体の模様(黄黒の縦縞/いろいろ)
黒板のデジカメ画像

受講生が指摘したネット(PCやスマホなど)と放送(テレビ)の違い
※テキスト版、通し番号は便宜的なもの、一部表現を変えてある。
※必要に応じて【注】をつけた。
※いちいち「基本的に、原則として、ほとんど」などと断らない。当然、例外はある。
※左側が放送(テレビ)/右側がネット(PCやスマホなど)

 01 情報量(少ない/多い)【注1】
 02 受信方法(無線/有線)【注2】
 03 発信者(テレビ局/不特定多数)
 04 制作者(テレビ局/誰でも)
 05 料金(無料が基本/通信料が必要)【注3】
 06 中継の状態(安定/不安定)
 07 中継の有無(ある/ない)
 08 情報の蓄積(ない/ある)……瞬時に消えるか、アーカイブされているか
 09 情報の向き(一方向/双方向)
 10 知りたい情報(得られない/得られる)
 11 コンテンツの種類(映像/文字中心)
 12 ながら視聴(できる/できない)
 13 端末ごとの視聴者数(1人以上複数可/1人)
 14 人(他者)とのつながり(できない/できる)
 15 交わされるコミュニケーションの性格(公的/私的・個人的)
 16 検索機能(ない/ある)
 17 情報のリンク機能(ない/ある)
 18 コンテンツの制作基準(ある/ない)……放送基準はテレビだけ
 19 情報サービスの範囲(国内/全世界)
 20 利用者の範囲(国内/全世界)
 21 規制(ある/ない)
 22 信頼度(高い/低い)……メディアの、またはコンテンツの
 23 チャンネル(ある/ない)
 24 端末の自作(できない/できる)
 25 スポンサー(ある/ない)……存在しないとコンテンツが成立しないスポンサー
 26 端末の管理(ある/ない)……B-CASカードはテレビだけ
 27 見る場所(リビング/自室や外出先)
 28 画面との距離(2mで遠い/30cmで近い)
 29 インターフェイス(リモコン/キーボードとマウス)
 30 操作性(易しい/難しい)
 31 視聴態度(受動的/能動的)
 32 視聴時間(放送中に限定/限定なし、24時間)
 33 情報の偏り(ない、基本・一般情報/選択によってある、特殊情報)
 34 端末の価格(安い/高い)
 35 コンテンツ制作の専門性(高い/低い)……誰でも作ることができるか
 36 コンテンツ自体の専門性(低い/高い)……誰でも見ることができるか
 37 同一コンテンツの視聴者数(多い/少ない)
 38 視聴率調査(ある/ない)……視聴サンプリング調査に意味があるか
 39 端末の用途(テレビのみの単一機能/多機能)
 40 瞬間最高視聴率(ある/ない)……こりゃ#38に含まれるけどね

【注1】これはトータルとしての情報量。世界中の誰が何を言っているというのを全部ひっくるめての話。個別番組と個別サイトの情報量を比べると、テレビのほうが大きい。ただし、情報量」の定義も問題。物理的データ量の意味なら、ハイビジョン映像の情報量はものすごく大きい。カラーバーの情報量もデカいが、あれって情報量が多いっていうのか、という議論はある。地デジ告知番組2時間はDVD-Rに入るかどうかってデータ量だが、地デジについて必要な情報量はフロッピー1枚に入るデータ量に過ぎない坂本サイトのほうが大きい、ということがありうる。
【注2】昔はテレビ=無線、ネット=有線。今はテレビに有線(光ファイバ回線を使うCATV)が増え、ネットに無線(WiFiや携帯ネット接続やら)が増え、この違いは不明確に。
【注3】例外あり。有料テレビはNHK、BSやCSの有料チャンネル、CATVなど。ネットは定額通信料を払えば無料が多いが、有料の会員向けサービスもある。

以上は、とりあえずの思いつき。整理・分析が必要
・以上はごく一部だ。さらにあれこれ考えを巡らせ、もっと項目出しをせよ
・似たようなもの、「根は同じ」ことを別の表現で言っているものがある。整理・分析し、枝葉末節は捨て、本質的な違いを考えよ
・ネットとテレビのそれぞれに長所、メリットがある。
→長所に目をつむり、メディアを捨てるのはアホ。それぞれ長短があるのに、一方のメディアが他方を凌駕する・圧倒すると考えるのもアホ。
→たとえば「テレビはネットに飲み込まれる」と主張する者は、「テレビの長所・ネットの短所であるこれこれの問題は、このような道筋で克服される。そのコストはかくかくしかじかだ。国民がそれを負担しても、テレビをネットに飲み込ませたほうが、国民全体のメリットは大きい」と、具体的に示す必要がある。ちゃんと示している者を知らないが。
→「インターネット・テレビ」が売れると思って一生懸命製造・販売しているメーカーがあるが、成功例は皆無。そのメーカーは上記01~40すら、まともに考えたことがなく、製品開発レベルが大学生以下。坂本は発売当初から「絶対に売れない」と断言している。インターネット・テレビなるものは、ネットとテレビ双方の長所を殺ぎ、中途半端に作ってある。だから、どちらの用途にも向かず、誰も見向きもしない。そんなことは当たり前。
・当授業では、今後サイトをつくったり、SNSをあれこれいじったりしていく。そのとき、ネットに不得手なことをやろうとしてもムダで、ネットの得意技をいかに駆使するか、考える必要がある。
・テレビをつくるときも同様。必要なのはテレビの得意技をいかに駆使するかで、フェイスブックやツイッター連動番組をつくることではない。むろんテレビ局にもわかっていない者が多い。そもそも番組が終わるとき「詳しくはネットで」と局アナが言うことが、理解しがたい。あれって、「次の番組見なくていいから、パソコンやスマホ見てね」と視聴者に呼びかけているのと同じ。次の番組Pは、なんで「ふざけんじゃねえ!」って怒鳴り込まないのか不思議。何も考えていないからだね、きっと。

【参考】坂本が最近、講演依頼メールをくれたCATV局幹部に返信したメールの一節
> 高齢化率40%近い当地では
> テレビが情報への扉であることは、まだまだ変わりません。
という先方に対して、次のように書き送った。

高齢化に関係なく、テレビは現時点でも「『特定の情報』への扉」です。
特定の情報とは、たとえば9.11や3.11の当日の情報。
世界でも日本でも、人々はその情報の大半をテレビから得ました。
「尖閣漁船衝突映像」も。You Tubeに上がった映像を翌朝までに見た人は
せいぜい数万人。翌朝7時のNHKニュースで見た人は1000万人規模です。

ところが、主たる問題は次の二つ。
(1)テレビ局が「特定の情報」とは何か、いまいちわかっていないこと。
(2)「特定の情報」が何かわかっていても、そのニーズに応えていないこと。
テレビは、(1)(2)の問題を放置したまま「高齢化で大変だ。ネットにやられて
しまう」と嘆くばかりなので、私は呆れているところです。

【坂本 衛】
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検索入門─Googleを中心に/ネット・セキュリティ入門【ネットの基本05/08】Googleの問題点、放送との違い、最低やるべきこと 2012-06-22

検索入門

まずは、Googleの言い分を聞こう
We knew the web was big...
・Googleのインデックスは、1998年2600万ページ、2000年1億。2008年にURLが1兆を突破。
・日に数十億ページが生成。
→How do we find all those pages?

検索エンジン(search engine)
・ネット上の情報(ウェブページ、ウェブサイト、文書・画像ファイルその他)を検索する機能・プログラム。
・ロボット型(Google)
・ディレクトリ型(昔のYahoo! JAPAN)
・動詞の「google」「ググる」を生んだのはGoogleのみ
・ページランク(重要とされるページからリンクされている数を、検索結果の順位付けの参考にする)
・Googleはページランク以外に200以上の指標を使い、検索結果に反映させているとされる。
・SEO(騒がれるわりに、ほとんどの者はわかってない)

Googleの問題点
・「テレビ報道」と入れる→検索結果何件中、何件まで表示するか?
・ネット上の情報の99%がゴミだとすれば、ゴミでない検索結果はいくつ? どう見分ける?
・ほとんどの者が、デフォルト設定(10件表示)を使い、20~30件しか調べない。
・ページランクのみに従うと、相互リンクする政府系・企業系・商業系サイトばかり上位表示されてしまう。
・早い話、坂本と同様の放送・テレビ知識とSEO技術を持つ者が10人いて、サイト10個をちゃんと運営すれば、放送・テレビ分野における専門用語の検索結果の多くをほぼ独占できる、と思われる。→それは公正か?
・アラビア語圏では? イスラム圏では? 中国では? →Googleは「世界を検索した」結果を出してくるか?
・著作権/肖像権ほか諸権利の問題

テレビ放送との違い
・検索が必要なネット/必要ない(テレビ欄があればいい)テレビ
・情報量が多いネット/少ないテレビ
・専門家による情報が少ないネット/多いテレビ
・好きなものだけ見にいくネット/嫌いなものも流すテレビ

ネット・セキュリティ入門

security=保安、保証、安全、保障
・Computer Security=コンピュータ(システム)を災害、誤用、不正な利用などから守ること。
事故・被害の事例(総務省「国民のための情報セキュリティサイト」)
 事例1:資料請求の情報が漏洩した
 事例2:私の名前で誰かがメールを
 事例3:ホームページを見ただけで…
 事例4:ホームページが書き換えられた
 事例5:猛威!デマウイルス
 事例6:メールが他人に読まれている?
 事例7:ネットストーカーに注意
 事例8:顧客のメールアドレスが漏洩
 事例9:対策は万全なはずなのに…
 事例10:送った覚えがないのに…
 事例11:オークションの商品が届かない
 事例12:そんな簡単に儲かるの?
 事例13:他人のIDで不正にオンライン株取引
 事例14:中古パソコンによるデータの漏洩
 事例15:クレジットカード番号が盗まれた
 事例16:情報セキュリティ対策は万全だったはずなのに・・・
 事例17:ファイル共有ソフトが原因で・・・
 事例18:ワンクリック詐欺って怖い・・・
 事例19:SQLインジェクションでサーバーの情報が・・・
・セキュリティと利便性は相反する→ある程度、面倒くさくても、やらなければダメ。
・ソフト開発は、新しい利便性が売り→セキュリティは後回し。

ネットを使う者が、最低やるべきこと
・OSの更新(アップデート)
・アンチウィルスソフトの導入
・アプリ入手に注意(ネットで評判を調べ、多くの者が問題なく使っているソフトだけをインストール)
・ネット上では(メールにも)、最低限必要なID(氏名、ハンドルネームなど)以外の個人情報(住所、電話、メアド、口座番号、カード番号その他)を書き込まない
・クレジットカード関係に注意(カード口座をメイン口座と分け、最悪でも何万円かの被害で済むようにするとか) 
・ファイル共有ソフトに注意(坂本は使わない。クラウドのファイル共有はまた別の話)
・未知の者からのメールは、ゴミ箱へ(リンクも添付ファイルもクリック禁止!)
・ネットは夜盗山賊の類が跋扈する怪しい世界、話す相手が男か女かすらもわからない、と心得よ
・ネットには「足跡」が残る。掲示板などWebサーバーの管理者は、IPアドレス、使っているWebブラウザ、OS、リモートホスト名(プロバイダとのアクセスポイント)、直前に閲覧したURLなどがわかり、書き込みユーザーを特定できる。ヤバイことはするな

ソーシャル・エンジニアリング(社会工学的手法)
・人の心理的な隙や行動ミスなどにつけ込んで情報を入手する手法
・ハード・ソフトの情報セキュリティが万全でも、引っかかればアウト!
・ソーシャル・エンジニアリングの例
 身分を詐称して電話・メールをし、パスワード・暗証番号・重要情報を盗む
 ATM操作を見てパスワードを盗む
 IDやパスワードを書いたメモを盗み見る

国民のための情報セキュリティサイト

【坂本 衛】

放送特殊研究V受講生諸君へ、警告と大切な連絡 2012-06-20

●6月15日記事後半に書いたものを、改めて再掲しておく。

受講生諸君へ警告←重要!! 必ず読みなさい。

【上の文書(放送学科の掲示板に貼ってあるのと同じ)で思い当たる節がある者は、次のようにせよ】
1)当ブログ2012年4月以降の記事とついたコメントを熟読し、指示に従うこと。
2)授業に出席すること。
3)欠席した場合は、その日の授業の記事に、何らかのコメントをすること。

==========================================================

【大切な連絡】

1)7月6日(金)は休講です。前日夜に立命館大で授業があり京都に泊まるため。
2)7月13日(金)に補講をします。6日に休む代わり。
3)前期は7月20日まで4回しかない。そこで、授業内容を次のように組み替えます。
 ・6/22 検索入門/ネット・セキュリティ入門
 ・6/29 テレビ放送の基本/ネットとテレビを比較する
 ・7/13 サイト(ホームページ)をつくる(その1)……全員で一つ制作し、10月に公開予定
 ・7/20 サイト(ホームページ)をつくる(その1.5)/前期まとめ
 ※SNS入門(Facebook他)とミニブログ入門(Twitter)は、後期の実践初回に回します。
4)どんなサイトをつくりたいか、考えておいて。
5)コメントを三つ書けと1度指示すれば、その後みんな自由にコメントしはじめるかと思ったら、まるで違った。よって「6月1日以降は、各自(欠席者含む)必ず1回以上、その週の記事に何らかのコメントをつける」というルールにします。ブログ書き込みは成績評価の対象なので注意。
6)夏季休暇中もなるべく週1ペースでブログを更新する予定。これへの書き込みは強制しないが、成績評価の対象にはします。
7)7月中に飲み会を開催予定。鈴木助手も参加する由。会費はいくらくらいが適当? 希望などあればコメントしてください。


【坂本 衛】

ホームページ・ブログ入門【ネットの基本04】ウェブサイト、HyperText Markup Language=HTML、ウェブログ、ブログ 2012-06-15

ホームページ・ブログ入門【ネットの基本04】

ホームページ(homepage)とは?
※日本では、主として次の三つの意味で、きわめて曖昧に使われている言葉であることに注意。

1)ウェブサイト (website)
・インターネット(World Wide Web=WWW) 上で、あるドメイン名の下に存在するウェブページ(の集まり)のこと。
・この意味では「ウェブサイト」または「サイト」と呼ぶのが正解(欧米はそう)。本ページのタイトル「ホームページ・ブログ入門」は、本当は「サイト/ブログ入門」のほうがよい(「誤用」と指摘する者もあるが、坂本はそこまではいわない。もとの意味から外れたあまり好ましくない「慣用」)。
・坂本サイトは、全ページに「すべてを疑え!! MAMO's Site <ジャーナリスト坂本 衛のサイト>」と表記。「ホームページ」という言葉は一切使わない。

2)トップページ
・あるサイトの最上位(最上位階層)にある入口ページ、トップページ、表紙ページのこと。これがホームページ本来の意味。サイト内の全ページが(リンクによって)ぶら下がっているので「親ページ」ともいえる。
・坂本サイトは、全ページに「表紙へ」のリンクがある。意味が曖昧だから「ホームページへ」とはしない。また「トップページ」と「ページトップ」(表示ページのいちばん上)が紛らわしいから、ともに使わず「▲上へ」とする。

3)ブラウザ設定におけるホームページ
・ブラウザ(ネット閲覧ソフト)を起動したとき、またはブラウザ上部に出る「家マーク」を押したとき表示されるウェブページのこと。前者は複数設定可。
・この場合のホームは、クリックすればいつでも帰ることができる(表示できる)場所の意味。たとえば日本語ワープロ一太郎で、文書のメイン保存場所(フォルダ)を「Myhome」フォルダと呼ぶのと同じ。


ドメイン名のおさらい(2012-05-18記事を参照)
・電子メールの例)
 mamos@m99.alema-net.ne.jpは架空メールアドレス。
 m99.alema-net.ne.jpがドメイン名。

・サイトの例その1)
 http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mamos/は坂本サイトのURL(=Uniform Resource Locator、統一資源位置指定子)、アドレス。
 http://がスキーム名。HTTP=ハイパーテキスト転送規約というスキームを使って見にいくことを示す。
 www.aa.alpha-net.ne.jpがドメイン名(またはホスト名。細かい話は略)。

・サイトの例その2)
 http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mamos/lecture/album99.htmlは坂本サイト内のあるページのURL。
 mamos/lecture/album99.htmlが「www.aa.alpha-net.ne.jp」という名のコンピュータ内の「mamosというディレクトリ内の、lectureというフォルダ内の、album99.htmlという名前のファイル」を示す。


Hyper Text Markup Language=HTML
・ウェブ上のドキュメントを記述するマークアップ言語の一種。ウェブページ(ウェブサイトの各ページ)はHTMLという記法で書かれている。
・ただし、実体はメモ帳でつくるテキストと同じ。Hyper Text Markup Languageを使って、あれこれ指定し飾りたてた文書がHTML文書。ホームページ作成ソフトを使うのがふつうだが、メモ帳(テキスト)で書き、***.txtの拡張子を***.htmlまたは***.htmと変えても、ウェブページをつくることができる。
・ウェブページを表示し、右クリックから「ページのソースを表示」を選べば、HTML文書の中身がわかる。
・HTML文書は他者へのリンクを設定できるハイパーテキストで、画像・リスト・表その他の高度な表現力をもつ。ここがキモだ。

※マークアップは、もともとは手書き原稿を印刷所に持ち込む前に、使う活字の書体・級数などを「指定する」(赤字で書き込む)こと。タイトルの何文字かを赤ペンでくくり「3字下げ、ゴチ、24Q」などと書く。HTMLでは<title>タイトル</title>というように前後をタグで囲む。


サイトの構造
・階層構造(ホームページ→第2階層ページいくつか→第3階層ページたくさん)
・階層が深いと、たどりつくまでに手間がかかる(クリック回数が増える)。なるべく少ないクリックで目的の文書にたどりつけるのが、よいサイト。
・パンくずリスト ←ヘンゼルとグレーテル
・フレーム(使うべきではないが、フレームを使えば便利になることは、別の手法で実現すればよい。坂本サイトの左肩メニューがその例)
・ウェブページは、必ず表紙に戻ることができなければダメ。
・実は個々のページも階層構造をもつ。<h1>大見出し</h1>、<h2>中見出し</h2>、<h3>小見出し</h3>というように。これは字の大きさを決めているのではなく、構造を示す(ブラウザの解釈によって、結果的に字の大きさが変わる)。

サイトの制作方針(サイトポリシー)
※ヒマな者はgoogleで「サイトの制作方針」を検索してみよう。


ブログ(blog)
・ウェブログ(Weblog)の略。ログはデータログ、履歴や記録の意味。ウェブサイトの一つ。
・ウェブサイトをつくって日記や時系列記録を書くのは、一定の技術が必要なうえに面倒くさい。そこで、入力窓に文章を書けば誰でも簡単に日記的なサイトをつくることができるブログ・サービスが始まった。


参考
以下は総務省提供。電子メール同様に「名前解決」をしていることがわかる。
ホームページの仕組み
インターネットの仕組み 
ブログの仕組み

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受講生諸君へ警告←重要!! 必ず読みなさい。

【上の文書(放送学科の掲示板に貼ってあるのと同じ)で思い当たる節がある者は、次のようにせよ】
1)当ブログ2012年4月以降の記事とついたコメントを熟読し、指示に従うこと。
2)授業に出席すること。
3)欠席した場合は、その日の授業の記事に、何らかのコメントをすること。

【大切な連絡】
1)7月6日(金)は休講です。前日夜に立命館大で授業があり京都に泊まるため。
2)7月13日(金)に補講をします。6日に休む代わり。
3)前期は7月20日まで4回しかない。そこで、授業内容を次のように組み替えます。
 ・6/22 検索入門/ネット・セキュリティ入門
 ・6/29 テレビ放送の基本/ネットとテレビを比較する
 ・7/13 サイト(ホームページ)をつくる(その1)……全員で一つ制作し、10月に公開予定
 ・7/20 サイト(ホームページ)をつくる(その1.5)/前期まとめ
 ※SNS入門(Facebook他)とミニブログ入門(Twitter)は、後期の実践初回でやります。
4)どんなサイトをつくりたいか、考えておいて。
5)コメントを三つ書けと1度指示すれば、その後みんな自由にコメントしはじめるかと思ったら、まるで違った。よって「6月1日以降は、各自(欠席者含む)必ず1回以上、その週の記事に何らかのコメントをつける」というルールにします。ブログ書き込みは成績評価の対象なので注意。
6)夏季休暇中もなるべく週1ペースでブログを更新する予定。これへの書き込みも成績評価の対象。
7)7月中に飲み会を開催予定。鈴木助手も参加する由。会費はいくらくらいが適当?

※オマケ。MediaFireは無料・容量無制限のアメリカ製外部ストレージ。ブログにデジカメ写真をべたべた貼ったら容量制限2GBを超えそう、なんてときに便利。個別ファイルや個別フォルダを公開できるが、無料版は本人認証以外のパスワード制御ができない。128日間アクセスしないと、5日間メールで5回警告した後にアカウントもろとも全コンテンツが消滅するので注意。

【坂本 衛】

推奨ソフトウェアについて【ネットの基本02 コンピュータ入門の番外】オマケ:次の二つを一生、忘れんな!! 2012-06-08

推奨ソフトウェアについて

※駆け足でパソコン(以下PC)の基本的な話をした。ホームページ、ブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS=Social Networking Service)などの回に進む前に、受講生諸君のPC環境が整っていないと思い直し、必要なことを追加で伝えておく。


OSとアプリケーションのおさらい

OS=Operating System……土台となる基本システム(をつくる基本ソフトウェア)。PCを買うとついてくる
 ・MAC OS(よく知らん)/Windows(世代により95、98、98SE、ME、XP、Vista、7、8)
 ・OSを頻繁に変えるのは迷惑。アプリケーションこそが個人の蓄積財産だから。物理的に持っているだけでなく、その使い方に習熟していることが肝心。その「購入+習熟」コストは個人でも数十万円になることはザラ。新しいOSで古いソフトが使えなければ、数十万円分どうしてくれる、という話。
 ・この意味で、WindowsのMEやVistaはクソOS。8が早すぎれば同様。7の次はX(10)くらいでいい。なお、坂本のメインPCは、いまだにXP(あと約670日でマイクロソフトのサポートが終了予定)。ノートは7だが、使いにくくてかなわん。

アプリケーション・ソフト=application software……OS上で動くソフトウェア。自分で新しく入れる。たいていのものはネットからタダで手に入る


PCを起動したときの(OSに入っていけるか、そのPCを使えるかについての)パスワードについて

 ・受講生は、設定している4、設定していない9(理由は「やり方がわからない」など)
 ・複数の者が使用または接触できる職場や家庭のPC、置き忘れや盗難の恐れがあるノートPCは、パスワードを設定すべき。
 ・設定方法(Windows)は、スタート→設定→コントロール パネル→ユーザー アカウント
 ・自分専用のPCならば、自分を管理者(Administrator)とする。PCはふつう、複数の者が使えるようになっている。複数のアカウント(アクセス権や口座の意味)を設定でき、たとえば各人が好みのデスクトップを使えるわけだ。うち一人を管理者とし、その者だけにソフトをインストール/アンインストールする権利を認めるようにしておく。そうしないと、いままで使っていたソフトが突然なくなったりして困る。
 ・Winnieによる自衛隊・警察などの情報漏洩を知っているか? 極秘データを自宅で作業するため家族で使うPCに入れたところ、子どもが勝手にWinnieをインストールしてしまい、漏れ出す事件が頻発した。パソコンは「個人用コンピュータ」の意味。子どもと共有するなど愚の骨頂で、絶対にやってはダメ。子どもにも、中古でよいから個人専用PCをもたせるべき。
 ・スパイ映画なんかに、PCにUSBメモリを指したりディスクを挿入したりして情報を盗むシーンが出てくるね。気の利いた情報企業や役所の機密データを入れたコンピュータには、そもそもUSBもディスクも挿入できないから、あんな阿呆なことは起こらない。米国務省ではできないが、同じ情報を共有する米軍ではできた、アホすぎだ、と前・米国務省高官から聞いたことがある。


アプリ・ソフトの種類(……以降は、受講生のPCに入っているかと聞いた簡易アンケート結果。N=13)

 ・アンチウイルス……あり6(ウイルスバスター2、アバスト1、不明3)、なし3、わからない4
 ・メーラー……PC外10(Yahoo9、Gmail5、Hotmail1、以上重複あり)、あり2、わからない1
 ・文章作成(ワープロ)……あり13(全員Word。情けない!)
 ・表計算……あり10、なし3
 ・パワポ(スライド)……あり8、なし5
 ・画像
 ・動画
 ・音声
 ・ユーティリティ(一般管理)


アンチウイルスは、すぐ入れよ!!

 ・「アンチウイルス 三大」で検索。AVG、Avira、avast!(わりと評判がいい)のどれかをさっさと入れなさい。デスクトップとノートには、違うものを入れるとよい。
 ・自分のPCにどんなソフトが入っているか「わからない」者はマズい。調べよ。
 ・調べ方(Windows)は、スタート→設定→コントロール パネル→プログラムの追加と削除。インストールしてあるソフトの一覧表が出るから、名前を片っ端からGoogleに入れれば、何をするソフトかわかる。


メーラー

 ・プロバイダのメアドを持っている者でも、Yahoo、Gmailなどのメアドを持って損はない。仕事と遊びの使い分けなんかができる。
 ・坂本の設定は以下。すべての送受信メールがGmailに残るから、PCでバックアップする必要がなくなる。
  1)プロバイダのサーバーが受信する(デスクトップに入る)全メールを、プロバイダ段階でGmailに転送。
  2)デスクトップから送信する全メールを、BCCでGmailにも送信。
  3)デスクトップ以外(Gmail)から送信するメールは、必要に応じてプロバイダのメアドにも送信。
 ・たとえば「ojooo」で検索して出てくるフリーメールはドイツで最近始まった。日本人は誰も使っていないから、いまなら自分の名前******で「******@ojooo.com」が登録できるはず(mamoruは、もう使えない。あと素性がわからんから、当面は仕事に使わないほうがよさげ。サーバーも貧弱っぽい)。

ワード、エクセル、パワーポイントを持っていない者は

 ・さっさとOpen Officeを使いなさい。Open Office

※買ってきたPCに、Office2010など統合ソフトが入っている場合は、以下に注意。
 ・そのソフト代は、PC価格に上乗せされている(安いけど)。
 ・2年限定ライセンス版で、2年後以降の更新時に数千円取られるのが一般的。
 ・このビジネスモデルはGillette(ひげそり)なんかと同じ。ひげそり本体は、1000円くらいのものを新橋駅頭でサラリーマンにタダで配る。切れ味が悪くなり、ドラッグストアで替え刃を買おうとすると、5枚1500円とかいう価格。毎月1枚使うと3年で、たかがひげそりに1万円も支払うことになるわけだ。

 ・たまたまPCに入っていたのを見せた平川一臣・北大名誉教授のパワーポイントから。次の二つを一生、忘れんな!!
  1)初期微動カタカタが始まったら秒を数えよ。大揺れユッサユサが始まるまでの秒数×8(キロ)が、震源からの距離だ。東京都心で10秒なら80キロ、関東直下か相模湾か房総沖と思え!
  2)揺れた秒数×2(キロ)が、破壊地域の長さだ。1分続けば120キロ、M8級。5分ならM9級、10分なら人類史上最大のM9.2以上と覚悟せよ。M8級以上と思ったら、ただちに海岸線から離れよ(必死で走れ! 気象庁やNHKをボケッと待っていると、死ぬぞ!!) 
 

その他のソフトウェア

 ・画像……Picasa 3
 ・動画……RealPlayer、GOM PLAYER(韓国)
 ・ユーティリティ(一般管理)……CPU-Z、CCleaner、BeMem、Auslogics Disk Defrag、ID Manager、+Lhaca、BunBackup、HTML Project2、FFFTP、M電卓、Dropbox、DAEMON Tools Liteなど


参考

後から入れたフリーソフト(アプリケーションその3)(すべてを疑え!! MAMO's Site)
EeePC 1015PEM/ネットブックの主な仕様(すべてを疑え!! MAMO's Site)※「以下はすべて無料ですから、ネットブックやノートPCを使う人は」で始まる10行くらいを読んでおきなさい。
ソフトニック(ソフトウェアの紹介・ダウンロードサイト)※ダウンロードする前に、レビューや使い方をよく読むこと。


※この授業内容に基づいて、新しくソフトを入れた者は、使い勝手などをコメント欄で報告してくれ!

【坂本 衛】

受講生が新聞を読んでいない件、ブログコメントについて、最後にいった重要なこと【脱線】 2012-06-01

●当ブログでは、5月中に少なくとも三つコメントせよ、と伝えておいた。書き込まれたコメントを眺めていくうち、5月4日の坂本記事(余談)について、次のようなコメントがあった。

 ・これだけ日本の将来が危ないというのに、今回の坂本先生のような説明はあまり報道されていません。
 ・確かにこんなに危険な事実がテレビで報道されることはほとんどありませんね。
 ・ぼんやりと「日本は大丈夫」なんて思っていましたが、この記事を読んで改めて、日本は大丈夫なんだろうか!?という危機感を感じました。


●新聞・テレビなどマスメディアは、確かに大事なことを伝えていないよな、と話し、諸君に「新聞を読んでいるか?」と聞いたら、ほとんど読んでいなかった。続けて「昨日の夜段階で、昨日1日の主なニュース(日本で起こった主な出来事)が何だったか、二つか三つ把握していた人は?」と聞いたら、一人も手を挙げなかった。俺は驚いたねえ。


●受講生の半分は4年生、つまり就活中で、「就活には日経あたりを読むべし」と聞いているはず。成績その他の条件が同じなら、面接で「今朝の××新聞一面に載っていた○○問題をどう思う?」と聞き、「知らない」と答えたヤツを落とすなんて、当たり前だよな。なんで、諸君が当たり前のことに備えないか、は謎だ。なぜ新聞を読まないかと聞いたら、「取っていない」と。


●そこで、ネットの新聞サイトを紹介。新聞見出しを行き当たりばったりで二つ紹介し、新聞がいかにいい加減な記事を書くか、テレビがいかに無責任な報道をするか、と話した。

 ・一つは、中国一等書記官のスパイ疑惑。
 ・もう一つは、忘れた。覚えている人、誰かコメントしてくれ。


最後にいった重要なこと

 ・以下は、ホームページ、ブログ、ツイッター、それらにつけるコメントなどに共通する話。
 ・自分が新しく付け加えるコメントやページなどは、本当に自分以外の人・世の中・社会などにとって役に立つか? 新しく情報をプラスしているか? 世の中を一歩前進させることになるか?──これを、書き込みやアップロードの前に、常に考えるようにしなさい。

 ・別に役立っていない、新しいことを付け加えてもいないと思えたときは、コメントするな。ホームページを作るな。ブログ記事なんて書くな。
 ・たとえば諸君が、このブログにつけるコメントで、坂本に対してある質問をするとする。そのとき、自分がいくつかの言葉をGoogleに入れて調べれば解決するような質問をコメントするならば、その者は、新しい何かを自分以外の者にもたらしていない。付け加えられるのは「自分で調べればわかるはずのことを人に聞く怠惰なヤツ」(または「普通の者であれば調べることができるのに、その能力がないダメなヤツ」)という情報だけだから、やめておけ、という話。

 ・炎上中のブログにいって「バーカ」「死ね」と書き込むのも、世の中を1ミリも前進させない。1268件とかいう数字を1269件に変えて、インターネット空間をほんのちょっと狭くするだけ。だから、やめておけ、と。
 ・よい例が、みながホームページを作りはじめた2000年代半ばくらいまで、「ホームページの作り方」というホームページを作ったヤツが多かったこと。aboutページに「自分の勉強のためにも」なんて理由が書いてあった。お前はほかに、世の中に言いたいことはないのか、って話。ホームページは、言いたいことを伝える手段にすぎず、作り方なんて誰かにまかせればいい。しかも、勉強中のヤツによる中途半端なアドバイスなんて、使い物になるはずがない。

 ・しかし、次のような場合には、質問コメントを書き込むことで、自分以外の者にも有益だ。だから書き込め、という話。
  例1)坂本の説明に舌足らずな部分があった、間違っていたという場合。
  例2)坂本の説明を自分はこう解釈したが、別の解釈もあると気づいた。どちらがよいか、みなの意見を聞いてみようという場合。
  例3)坂本はあれこれ説明したが、いちばん重要な問題はこれこれだと思う、なぜならば……と、論点をはっきりさせる場合。


●そうこうするうち、本日の授業は終了。取り急ぎ。

【坂本 衛】

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日本大学藝術学部放送学科

●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)
 

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