テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2012年度の授業テーマは「[実践!]ネットは放送を殺すか?──ネットを理解することで、放送をより深く知ろう」。

インターネットとは何か?【ネットの基本01】/「テレビとの接触状況」アンケートその2 2012-04-27

受講生アンケートその2(放送特殊研究V 2012-04-27実施)
テレビとの接触状況(N=17)

Q26 いまの住まいにテレビ(家族用含む)はあるか? (ある 15 / ない 2)

Q27 【Q26で「ある」と答えた者のみ】自分専用のテレビはあるか? (ある 7 / ない 8)

Q28 パソコン(以下PC)でテレビを見ているか? (見ている 0 / 見ていない 17)

Q29 ワンセグ放送を受信できるか? (携帯でできる 11 / PCでできる 0 /できない 6)

Q30 平日(月~金)平均のテレビ視聴時間は?
 (ほとんど見ず十数分以下 0 / 1時間未満 3 / 1~2時間未満 5 / 2~4時間未満 7 / 4時間以上 2)

Q31 土日平均のテレビ視聴時間は?
 (ほとんど見ず十数分以下 0 / 1時間未満 3 / 1~2時間未満 5 / 2~4時間未満 6 / 4時間以上 3)
 →大学生だから、平日と土日のテレビ視聴時間がほとんど変わらないのだろう。勤め人やパートの主婦などであれば、大きく変わるものと思われる。

Q32 毎朝、テレビをつけるか? (つける 10 / つけない 7)

Q33 【Q32で「つける」と答えた者のみ】毎朝、合わせるチャンネルは?
 (日テレ 4 / フジ 3 / NHK総合 2[朝ドラ視聴者はゼロ] / TBS 1[はなまるのゲストがつまらなければ日テレ] ※日テレとフジの数字は要再質問)
 →数年前に同じ質問をしたら、ほぼ全員がフジと答えた。局や番組の勢いは、こんな簡単な調査でもある程度わかる。

Q34 帰宅後すぐ、テレビをつけるか? (つける 6 / つけない 11)

Q35 【Q34で「つける」と答えた者のみ】帰宅後すぐ、テレビをつける理由は?
 (家族が視聴中なのでついている 2 / 一人暮らしで寂しい 2 / 夕方情報ニュースの店・グルメ情報を見る 1 / 7時頃に帰宅しゴールデンの番組を見る 1)

Q36 テレビ番組を録画できるか? (できる 12 / できない 5)

Q37 【Q37で「できる」と答えた者のみ】録画機器の種別は?
 (VTR 0 / ブルーレイ含むDVD/HDD録画機 9 / テレビ内蔵または外付けHDD 3 / PCのHDD 0)


インターネットとは何か?

※以下、準備中

【坂本 衛】

前期ガイダンス(2):受講生のネット環境調査「インターネットへの接触状況」 2012-04-20

教員の自己紹介つづき(略)

配布物
・坂本衛『「地デジ化」の大問題 誰も書かなかった「アナログ停波」のカラクリ』(2011年、知的発見! BOOKS)のチラシ
「地デジ化」の大問題(Amazon)
・坂本が関連した過去の新聞記事いくつか

受講生アンケートその1(放送特殊研究V 2012-04-20実施)
インターネットへの接触状況(N=22)

Q01 居住の形態は? (実家 14 / 一人暮らし・下宿・ルームシェアなど実家以外 8)

Q02 自分用として使えるデスクトップパソコン(以下PC)があるか? (ある 8 / ない 14)

Q03 【Q02で「ある」と答えた者のみ】デスクトップPCの回線種別は?
 (ADSL 0 / 光ファイバ 1 / CATV 1 / わからない 6)

Q04 自分用として使えるノートPCがあるか? (ある 20 / ない 2)

Q05 【Q04で「ある」と答えた者のみ】ノートPCの回線種別は?
 (ADSL 1 / 光ファイバ 4 / CATV 4 / 通信カード3[うちUQ WiMAX 1] / わからない 8)

Q06 携帯電話を持っているか? (持っている 22 / 持っていない 0)

Q07 携帯電話はインターネットにつながるか? (つながる 22 / つながらない 0)

Q08 ホームページ(ブログを除く)を持っているか? (持っている 2 / 持っていない 20)

Q09 ブログを持っているか? (持っている 7 / 持っていない 15)

Q10 Facebookのアカウントがあるか? (ある 16 / ない 6)

Q11 【Q10で「ある」と答えた者のみ】Facebookを使いこなしているか? (いる 7 / いない 9)

Q12 Twitterのアカウントがあるか? (ある 22 / ない 0)

Q13 【Q12で「ある」と答えた者のみ】Twitterを使いこなしているか? (いる 18 / いない 4)

Q14 平日(月~金)平均のパソコン接触時間は?
 (30分未満 2 / 30分~1時間未満 4 / 1~3時間未満 8 / 3時間以上 8)

Q15 PCに届くメールの数(日平均、スパム除く)は? (1~9通 20 / 10通以上 2)

Q16 携帯に届くメールの数(日平均、スパム除く)は?
 (0~9通 11 / 10~19通 7 / 20~29通 3 / 30通以上 1)

Q17 Excelに、自分はどの程度習熟していると思うか?
 (完璧 0 / かなり 0 / 並 12 / まだまだ 9 / 全然ダメ 1)

Q18 PowerPointに、自分はどの程度習熟していると思うか?
 (完璧 0 / かなり 0 / 並 13 / まだまだ 7 / 全然ダメ 2)

Q19 「スパム」とは何か、知っているか? (知っている 13 / 知らない 9)

Q20 「ファイアウォール」とは何か、知っているか? (知っている 4 / 知らない 18)

Q21 「PCの掃除」とは何か、知っているか? (知っている 10 / 知らない 12)

Q22 「デフラグ」とは何か、知っているか? (知っている 3 / 知らない 19)

Q23 「セーフティ・モードの起動」とは何か、知っているか? (知っている 7 / 知らない 15)

Q24 「OpenOffice.org」とは何か、知っているか? (知っている 7 / 知らない 15)

Q25 メインで使っているPCのOSは何か?
 (Windows7 11 / WindowsXPまたはWindowsVista 6 / Mac 5)

アンケート結果を見て(坂本感想)

・ハッキリいって、非常に驚いた。

・「スパム」「PCの掃除」の認知度がほぼ半分、「セーフティ・モードの起動」「OpenOffice.org」の認知度がほぼ3分の1、「ファイアウォール」「デフラグ」の認知度が2~1割というのは、ヤバい。信じられん数字で、この授業が必要であると、改めて強く思う。

・ほとんどの者がExcelやPowerPointを使っているのに、3分の2がOpenOffice.orgを知らない。つまり、ExcelやPowerPointとほぼ互換で何年か前まで約1万円で売っていたソフトが、現在はタダで入手できることを知らないとは、呆れた話。「並」か「まだまだ」の学生は、無料ソフトで充分だ。親にバカ高い学費を払わせ、そのうえ2万やそこらする高いソフトまで買わせるとは。もっと親孝行せんか!!

【坂本 衛】

前期ガイダンス(1):授業の狙い、シラバス、教員自己紹介など 2012-04-13

2012年度放送特殊研究Vのシラバス
科目名     放送特殊研究V
担当教員   坂本 衛
対象学年   3年以上
クラス     01クラス
講義室    東棟2階 E-210教室
開講学期   通年
曜日・時限  金2
単位区分   選択
授業形態   講義
単位数     4
備考1     放送学科専門科目
科目区分   研究部門
開講校舎   江古田

サブタイトル ネットを理解することで、放送をより深く知ろう
授業のテーマ [実践!]ネットは放送を殺すか?
履修条件  インターネット接続環境にある者

授業のねらい(到達目標)
テレビはマスメディアのうち、もっとも身近で接触が長く、伝達力が大きいとされてきたが、「テレビなど不要」という若者が増えている。テレビもインターネットの可能性を探り、試行を続ける。やがてネットは放送を殺すのだろうか? そこで、ネットにおける情報の送受信を徹底的に実践し、ネットと放送の未来を考える。到達目標は、(1)ネットの基本を理解し、(2)ネットにおける情報の送受信技術を身につけ、(3)ネットと放送の未来について自分の考えを持つこと。

授業の方法
授業は、(1)教員の問題提起と解説、(2)受講生の討論とまとめ、(3)ホームページ・ブログ・フェイスブック・ツイッターなどによる情報の送受信の実践、(4)ネットにおける実践を通じたテレビなど放送の評価、で構成する。(1)と(2)は週1回の授業中、(3)と(4)は授業中と授業以外の時間を使っておこなう。論文執筆などは一切課さないが、(3)の作成作業やコメント書き込みが必要となる。

準備学習の内容
授業の方法欄に書いたうち、(3)ホームページ・ブログ・フェイスブック・ツイッターなどによる情報の送受信の実践、(4)ネットにおける実践を通じたテレビなど放送の評価が、準備学習そのものである。授業で提起され議論された諸問題を念頭におきつつ、注意深くテレビを視聴する、ネットを閲覧する、ブログにコメントする、メールを打つなどすることを、ふだんから心がけてほしい。

授業計画
01 前期ガイダンス(1):授業の狙い、教員自己紹介など
02 前期ガイダンス(2):受講生のネット環境調査
03 【ネットの基本01】 インターネットとは何か?
04 【ネットの基本02】 コンピュータ入門
05 【ネットの基本03】 メール入門
06 【ネットの基本04】 ホームページ・ブログ入門
07 【ネットの基本05】 検索入門─Googleを中心に
08 【ネットの基本06】 SNS入門─Facebookを中心に
09 【ネットの基本07】 ミニブログ入門─Twitterを中心に
10 【ネットの基本08】 ネット・セキュリティ入門(1)
10 【ネットの基本09】 ネット・セキュリティ入門(2)
12 【テレビの基本01】 テレビ放送とは何か?(1)
13 【テレビの基本02】 テレビ放送とは何か?(2)
14 【ネットとテレビ01】 ネットとテレビを比較する
15 【ネットの実践01】 ホームページ(全員で一つ)をつくる(その1)
16 後期ガイダンス:後期の進め方
17 【ネットの実践02】 ホームページをつくる(2)
18 【ネットの実践03】 ホームページをつくる(3)
19 【ネットの実践04】 Facebookを始める(1)
20 【ネットの実践05】 Facebookを始める(2)
21 【ネットの実践06】 Twitterを始める(1)
22 【ネットの実践07】 Twitterを始める(2)
23 【ネットの実践08】 ネット実践の実践的まとめ
24 【ネットとテレビ02】 ネットとテレビを再び比較する
25 【ネットとテレビ03】 ネットの強みは何か?
26 【ネットとテレビ04】 テレビの強みは何か?
27 【ネットとテレビ05】 ネットの弱みは何か?
28 【ネットとテレビ06】 テレビの弱みは何か?
29 【ネットとテレビ07】 ネットはテレビを殺すか?
30 通期のまとめ

教科書    使えるものが存在しない。
参考書    適宜指示する。
成績評価  出欠席・授業中の発言・ブログ書き込みなどを総合評価。
その他    ネットにおける情報の送信は全世界にリアルタイムで公開するので注意。
e-mail    連絡は原則としてブログ・非公開掲示板を使う。


教員(坂本 衛)の自己紹介
・職業は、税務署に出す書類には「文筆業」と書く。ジャーナリスト、ライターでも間違いではないが、「放送ジャーナリスト」ではなく、そう名乗ったこともない(その肩書きの記事があれば、それは記者の無理解による)。

・つまり本職の教員ではない。学内事情には詳しくなく、興味もない。学者のくだらない論文には、なお興味がない。

・日本大学芸術学部で教えはじめたのは1999年4月から。当時は放送批評誌『GALAC』編集長。『放送批評』最後の編集長、『GALAC』最初の編集長(8年)を務めたので、放送には詳しいが、編集長時代も含めて放送でメシを食っているわけではなく、放送に関係しない仕事のほうがはるかに多い。

・テレビだけを見ていては、放送のことは何もわからない。

例1)なぜBS放送が日本だけにしかないかは、いくらテレビを見ても理解できない。

現在のデジタルBS放送は「無残な失敗」だ。BSのメインは地上局(NHKと在京キーだけで、地方民放局は総撤退)だから、本来の目的である「多様化」ができていない。NHKを除きコンテンツ不足で、ショッピング・再放送・海外もの・放送休止ばかり。多くの番組の視聴率は測定限界以下。大成功や成功というべき要素は見あたらない。

しかし、誰もそう指摘しないのは、わかっていないか、そういって放送局や官庁から煙たがられるのが怖いかの、いずれかだろう。旧郵政省のBS国産化政策で多額の税金をムダに投入したのは、ショッピングや放送休止ばかりで誰も見ない無料BS放送をやるためではなかった。そんな話は、どの本にも新聞・雑誌にも載っておらず、取材しなければ、わからない。

例2)テレビ批評のうち、報道やニュースの批評は、報道やニュースそのものについての知識がなければ、充分にはできない。

【以下はこのブログ用に追加】たとえば2012年4月15日の北朝鮮軍事パレードで「新型の大陸間弾道弾6基が登場した」という報道は、それが「張りぼて」であることを知っていなければ、「おかしい」と指摘できない。坂本は知っている(本物ではないと思われる根拠を15項目ほど挙げることができる)。

配布物
2010年以降、坂本が手がけた単行本(のうちアスコムから出したもののみ)の報道むけチラシ。当ブログで順次、紹介予定。

【坂本 衛】

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日本大学藝術学部放送学科

●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。もちろん学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)