テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2012年度の授業テーマは「[実践!]ネットは放送を殺すか?──ネットを理解することで、放送をより深く知ろう」。

飲酒運転者以外の責任は。 2007-12-20

19日の報道ステーションで尼崎飲酒事故、懲役23年の判決について報じた。

◆番組の内容◆
・今年6月、兵庫県尼崎市の県道で3人が死亡した飲酒運転事故で、危険運転致死罪に問われた宮田和弘被告(50)に対し、神戸地裁尼崎支部は懲役23年を言い渡した。

・判決の瞬間の被告の表情をイラスト入りで紹介。

・VTRで事件現場の紹介。事件の詳細。
宮田被告は友人や親せきの家で約15時間にわたって飲酒した後、周囲の制止を無視して車を運転し、当時29歳の男性をはねて死亡させたうえ、直後にタクシーと衝突して運転手と客の2人を死亡させた。また裁判では、宮田被告が事故の2年前からほぼ毎日、缶ビールを片手に運転していた

・納得のいかない判決に、憤る遺族たちの会見。

・福岡の飲酒事故(幼児3人が亡くなった)との違い。

などで構成されていた。

◆気になる点◆

VTR中の事件の詳細説明の時のナレーションで『周囲の静止を無視してー・・・』という台詞がサラリと入った。
その前にも、その後にも、被告と酒を飲んでいた仲間については一切ふれていない。が、
被告と一緒に酒をのんで、車に乗ろうとした被告を確認していた仲間。この人たちの罪はまったく問われないのだろうか?

朝から夜まで15時間も酒を飲んでいたのだから、仲間だってベロンベロン。他人の飲酒運転を冷静に制止できる者がいるはずもないが、
それでは片付けられない。そのせいで3人も死んだのだ。

飲酒運転の幇助は立派な罪である。
飲酒運転Wiki(参考)
運転者と知りながら酒を酌み交わす事。運転するべき者のコップに酒を注いだだけで飲酒運転幇助の罪として足りるだ。

法廷では被告人が最近2年間は仕事帰りに飲酒運転を繰り返していたことを挙げている。
2年間、一緒に飲んでいた仲間は見逃していたとはどこも報じていない。

報じなければ、飲酒運転幇助の意識が高まらないじゃないか!
何の関係もない人が、いつまでも死んでいくばかりじゃないか!

飲酒運転の罪の重さや、細かいアルコール量の基準を詳しく説明したって、
事故は減らない。(むしろ『この程度なら捕まっても大したことない』といったような、呆れた計算をする者がでてきそうだ)

事故が少しでも減少することに貢献できる報道をしてほしい。




P.S.
7件書き込み達成~~。
かけこみ投稿、ほんとうにすいませんでした。


《番組データ》
番組名:報道ステーション
放送局:テレビ朝日
放送時間:21:54~
キャスター:古舘伊知郎、河野明子

【成井 真梨子】

推理しちゃってますよね・・・・? 2007-12-20

19日午前9時5分ごろ、東京駅前交番内で、交番に勤務する
丸の内署地域課の大西泰正巡査部長が自らの拳銃で自殺する
と言う事件が起きた

報道では、大西巡査部長は白バイ隊から13日付けで東京駅前交番
勤務に異動になって、初勤務をこなした直後の自殺だったようだ。
事件から半日以上経ってからのニュースでもお決まりの近所の人の
コメントが放送されないので、警察関係者だから報道に対して情報の
ガードが堅いのかなぁと思ったりもするような報道で、遺書も見つかっ
ておらず、同僚の話や関係者の話や情報もなかった。

しかしこのような状況なのに、しきりに「花の」白バイ隊から異動後の
自殺、と報道して異動だけが原因のように言っていたが、遺書も関係者の
証言も何も無い中で、根拠も無く報道してしまってもいいのだろうかと
思ってしまった。




フジテレビ
スーパーニュース
放送時間 16:53~19:00

佐藤 香里

事件のワンパターン化 2007-12-20

長崎県佐世保市のスポーツクラブでの銃乱射事件に
付いて書きます。
今日の報道だと「乱射」と言うより「射殺」と言ったほうが
良いような展開になってきました。

動機がかねてより分からないことが多かったこの事件、
報道によると、馬込容疑者が射殺された倉本さんに何らかの
興味を持っていたことが動機のひとつとしてあがっている

馬込容疑者がスポーツクラブに入って一番最初に狙い撃ち
にしたのが倉本さんで、事件前に倉本さんの交際相手の
男性に何の面識も無いのにいきなり話しかけたことが
あったことが捜査でわかってきた。

この事件も被疑者不在だが、だんだん全容がわかってきたが
この「ストーカー的殺人」というパターンに嵌められて報道され
てしまうのではないかと私は危惧している。

男女の好いた惚れたで事件を扱えば、視聴者の求めるものに
なるのかもしれない。
しかしこの事件で目を向けるべきは、以前から不審な言動や
行動が目立っていた馬込容疑者に銃の所持許可が下りてし
まっていたこと。銃の所持許可がいかに簡単に手に入ってし
まうかと言うことではないだろうか



フジテレビ
スーパーニュース
放送時間 16:53~19:00

佐藤 香里

※ 投稿後、タイトルを付け忘れたので追加しました

学校と塾の微妙な関係。 2007-12-20

18日の”NEWS23”では
東京の杉並区立和田中学校で来年1月から1年間、2年生の希望者を対象に「夜スペ」と題した試みが始まることを特集で報じた。


◆番組の内容◆
・リクルート出身の民間人校長として知られる藤原和博校長が打ち出した夜スペシャル、(通称、夜スペ)について紹介。

・参加希望者(中学生)の反応。(インタビュー)

・学校での教育と塾での教育の違い。現状について。
(進学塾サピックスの現役講師のインタビュー。『学校でなにを教えているのか疑問』)

・不安な点について。(学力の格差。夜遅くなるので、子供達の安全面。)

・校長の意気込み。


このような流れでVTRは終わり。

キャスターの膳場貴子さんは
『学力格差という言葉はでてきましたが、それ以上に”夜スペ”を受けたくても、経済的に受けられない子供との、経済格差のほうも否めないですよね』と言及。
すかさず後藤謙次さんが
『(夜スペは)通常の塾の月謝の半額です』とフォローした。


◆私の感想、気になった点◆

和田中学校は今までの学校という概念にしばられない、斬新で革新的な活動を積極的に取り入れる学校で有名で、引っ越してまで和田中学校に通わせるご家族までいるらしいです。
私も、夜スペはおもしろいなぁと思うし、自分が中学生だったら通いたいと思う。
(予備校の先生の授業は学校の先生より教え方が上手だし、おもしろいと実感したことが何度もあるので。)

学力格差、経済格差、通学路の安全面、不安な点も多いがチャレンジする価値はあるはずだ。

今回私が気になったのは、VTRで”夜スペ”の担当講師が紹介されたとき、『大手進学塾SAPIX』と、明確に報じられたことだ。

公立の和田中学校が、大手進学予備校SAPIXを指名したことによって、SAPIXとしてはかなりの宣伝効果があったはずだ。

夜スペの月謝は通常の半額で、採算を取ろうとしていない。あくまでも、学校教育の新たな挑戦に協力したい。と、クリーンなイメージいっぱいだが、
そんなわけがない。

今回の報道で何度SAPIXの名前が出たかわからないし、高感度も高い内容だ。
公立の学校が認めた、優秀な塾で、子供のこともよく思っている。子を持つ親なら
感心してSAPIXの名前をインプットしたのではないかと思う。
ほとんどの学校が”夜スペ”をやっていないのだから、通常の月謝を払ってSAPIXに入れるという親も安易に想像できる。

夜スペが全国的に広まれば、各地で認定された大手進学塾は同様に最高の宣伝場所を得られるわけである。

大手とか、宣伝とか、クリーンなイメージとか、ブランドとか、そういう概念が公立学校に侵入してしまったら、子供のことを本当に思う名物校長の精神からは逸脱してしまうのではないだろうか?

すこし想像力を働かせすぎかもしれませんが・・・。


私は、今回の報道でSAPIXという固有名詞は挙げないほうが良かったのではないかと思う。

それではSAPIXになんのメリットもないと言うなら
”採算ど返し”とか”学校と協力して、子供の才能を伸ばしたい”などの表現は胡散臭いだけだと思う。学校にもお得だし、塾サイドもお得な関係と表現されるなら適当と思うが。
(教える場所や設備は整っているのだから、月謝半額も出血大サービスというわけでもないはず・・・)

新しい動きや、挑戦に水を差すような報道は風当たりも強いし、難しいとは思うけれど
『シタゴコロ』につっこむのも(今回は塾サイドのシタゴコロ)忘れないでほしい。

<<番組情報>>
"NEWS 23"
時間:22時54分~
チャンネル:TBS

キャスター:膳場貴子、後藤謙次




ゴマキの弟 2007-12-20

12月19日のスーパーニュースから
元モーニング娘。の後藤真希の弟、後藤佑樹被告
の公判の報道を取り上げたいと思います。

芸能人になっても、犯罪を犯しても「後藤佑樹」とは
呼ばれずに、「ゴマキの弟」呼ばれている後藤佑樹被告
東京都江戸川区の工事現場から少年4人と共謀して銅線
を盗んだとして、窃盗と建造物侵入の罪に問われた。

後藤被告は公判で「間違いありません」と起訴事実を認めた。
「自分が店長をしていた母親の居酒屋が閉店し、職を探さな
ければなくなった。子供が生まれ、マンションの修理費の支
払いもあり、金が必要になった」と供述し、法廷では生まれた
ばかりの被告の子供と若い妻、被告の母が傍聴しており、被告の
子供が傍聴中にむずがる場面もあったが、被告はうつむいた
ままだったと報道された。

法廷に赤ちゃん連れて行くってどうよ、と思うのは置いておい
て、被告の家族が傍聴に来るのはどの事件でも普通なのに、
どうしてこの事件だけは別格のように被告の家族の様子まで
報道するのだろうか?その必要があったのだろうか?
動機が家族を養うためだったからだろうか?
家族を養うため、生活のために犯罪に手を染めた被告達は今
までたくさんいただろうが、その家族の法廷にいた様子が報道
されたことがあっただろうか?

マスコミは後藤佑樹被告がまだ芸能人だった頃、ドタキャンや
失踪で迷惑をこうむったにもかかわらず、赤ちゃんや若い妻の
話を出してくるなど、若い窃盗犯パパに同情的な報道の気が
する。





フジテレビ
スーパーニュース
放送時間 16:53~19:00

佐藤 香里





履歴書の扱いについて 2007-12-20

12月19日放送のフジテレビスーパーニュースについて
書きたいと思います。

長崎佐世保のスポーツクラブ銃乱射事件についてのニュ
ースで容疑者である馬込政義容疑者の履歴書が公開さ
れていた。

職を転々としていた馬込政義容疑者の複数の履歴書から
は、資格取得の年月日が一致しないものがあり、馬込政
義容疑者はいい加減な人物で、経歴詐称もしていたので
はないかと報道されていた。

しかし、履歴書と言うものは、提出した人が死亡したとは
いえ、外部に洩らしても良いものなのだろうか?
入手しても放送していいものなのであろうか?

出身校などは伏せてあったが、少しひっかかったのでかか
せてもらいました。


フジテレビ
スーパーニュース
放送時間 16:53~19:00

佐藤 香里


公正な選挙って? 2007-12-20

橋下弁護士が大阪府知事選に立候補することになった。
2万パーセントないと否定していたが、一転して出馬を決めた
ようだ。

TVは一斉に収録し終えた番組の取り直しや再編集を余儀な
くされてしまったが、府知事になった暁のインタビューの事など
を考えてか、橋下弁護士に違約金の請求はしないようだ。

選挙の公正を期するためとは言え、報道番組では橋下弁護士
出馬のニュースを大きく取り上げて、他の党の立候補者は橋下
弁護士よりもはるかに小さい扱いで扱われ、国民のどれほどの
人が橋下弁護士以外に誰が出ているか知らないぐらいかも知れ
ない。

バラエティーなどでは消されるのに、報道番組では他の候補者
よりも大きく取り扱われてこれで公正を期すとは何か矛盾を感じ
ずにはいられない。


佐藤香里

今回どの報道番組にも言えることなので
番組名はありません

なぜ認めない、原爆症。 2007-12-19

17日の報道ステーションでは『厚生労働省が原爆症の認定基準見直し。』について
報じた。

◆番組の内容◆
・原爆認定をめぐる各地の裁判で、国は6連敗。ようやく厚生労働省は認定基準の見直しに乗り出した。

・発表された新しい見直し案だったが、被爆者にとっては納得のいくものではなく、猛反発。
(判定を無視した内容であること。いまだに審査の方針をとっていることなど)

・しかも、今回の新たな基準では、今まで認められていた原爆症患者ですら
 認められない可能性がある。

・原爆症は主に爆心地からの距離に基づいて計算される「原因確率」で審査され、
 “黒い雨” など残留放射線の影響はほとんど考慮されない。
 今回の認定基準見直しでも「残留放射線の影響は大きくない」と
 結論付けられた。
 
・新たな基準としては、今まで原爆症と認められなかった
 原因確率10%未満でも、脱毛などの「急性症状」が現れたことを
 第三者が証言できる場合などは個別判断の対象とすることになったこと。

・被爆者健康手帳を持つ25万人あまりのうち、現在、原爆症と認定されているのは、
 わずか2300人ほどしかいない。検討会は見直し案に自信を見せているが、
 被害者側は「まったく見直しになっていない」と反発している。

キャスター古館さんは
『構図は薬害C型肝炎問題と同じですね。”同じように認めろ!”と
訴えている方がいるわけです。それも60数年前に国が起こした誤った戦争の被害にあわれている方々に対してなんです。はぁー・・・(ため息)』

とコメント。次のニュースにうつった。

私も古館さんのコメントに激しく同意。
国が起こした戦争のおかげで、約69万人もの人が被爆し、現在全国の被爆者手帳所持者数は、約26万人という資料がある。http://www4.ocn.ne.jp/~t-hibaku/jittai/jittai.html
国は徹底的に責任をとらなければいけない。
今回の見直し案はあまりにも冷たいじゃないかと思う。

◆原爆症と認められると、なにがもらえるのか◆
http://www4.ocn.ne.jp/~t-hibaku/soudan/nintei.html
国が原爆症と認定した被爆被害者は月に約13万7千円もらえる、とある。
これが”医療特別手当”

また、医療特別手当を受けていた認定被爆者が、認定された病気の治療や経過観察が必要なくなった場合でも月に約5万円の”特別手当”がもらえる、とある。

◆国がなかなか認めないのはなぜか◆

単純に被爆者手帳所持者の26万人に5万円掛け算したら130億円。

たしかに国も渋る大金。
ひとたび認めると、他の細かい症例まで全て認めなければならない。
原爆症に限らず、薬害C型肝炎問題においても国が不利な立場になる。

しかし、税金の無駄遣いや、政治家の法外な給料のことを思えば、払われるべき130億円は安いようにさえ思うのは私だけだろうか。

◆被爆者と国だけの問題なのか◆

認定基準は、爆心地からの距離を基に被爆線量を推定する計算式「DS86」と、疾病と原爆放射線の影響との因果関係を判断する「原因確率」で審査される。(この計算方法だと被爆者健康手帳を持つ約25万人のうち、0・9%の約2200人しか原爆症と認められていない。)
と、番組では伝えていた。

審査って、、、、誰がするの??

正解は疾病・障害認定審査会原子爆弾被爆者医療分科会
という名の”厚生労働省関係の審議会”で、国の機関。

人間の症状や状態を数字で表すこと事態、ふざけていると思うが
その審査は、お金を使うことを渋っている”国”がやっているんだから、
問題が解決するわけないじゃないか。

番組を見ているだけでは『国が悪い!国は冷たい!国はケチ!』という印象しかもてなかった。
国や政治という単位に対して文句をいったりするのは簡単なことだと思う。視聴者にも理解されやすい。
しかし、それだけの報道では事態は改善されにくい。

今回の問題、私は病院、医師にも原因があると思う。原爆症に精通している
民間の病院や医師たちがもっと協力して訴えに参加するべき。
それが出来ない、政治的な理由があるなら、それを報道するべきだ。

審査会は厚労省が都合よくあつめた、役人サイドの人間。そんな人たちに何がわかる。
しかし、
専門的な知識と国に偏りのない人物が表舞台に立っていない。

原爆被害者の歯がゆさは、国に対してだけではないと思う。
そこにつっこんだ報道で、事態のよりよい解決に貢献してもらいたいと思う。


《番組データ》
番組名:報道ステーション
放送局:テレビ朝日
放送時間:21:54~
キャスター:古舘伊知郎、河野明子

【成井 真梨子】



報道とスポーツの連携 2007-12-18

どうしても気になったので、このブログの雰囲気と少し違いますが
聞いてください。

先週末(15,16,17日)にイタリア、トリノで開催されましたフィギアスケートグランプリファイナルについてです。
日本からは浅田真央、中野友加里、高橋大輔らが参戦。
テレビ朝日は独占放送権を獲得しており、その日のためにあらゆるメディアで番組宣伝をしていた。
期待の日本代表3名の出場に、多くの日本人が注目していたに違いない。
私もその内の一人だ。

が、16日の朝。信じられない報道を目にしてしまった。
日曜朝の報道番組”サンデースクランブル”のスポーツコーナーで
その日の夜7時から放送予定だったグランプリファイナルの結果をアッサリ報じたのだ!!



『浅田真央は最下位からのフリーの演技でしたが、見事銀メダルを獲得しました』
(録画していなかったので正確なコメントではありませんが、)



え・・・・?そうなだったんだ・・・・。
試合の本放送は7時です。
選手の演技を、手に汗握ってTVに集中して、ハラハラ結果を待ちたかったのに。


つまり、言いたいのは
空気の読めない報道のせいで、試合を見る楽しみが半減してしまった。ということ。
スポーツ観戦の楽しみって、現場と一緒になってハラハラしたり、選手と一体になって歓喜につつまれたりすることだと思うんです。

サンデースクランブルの報道はそんな楽しみを奪う行為に他ならない。

思えば、今年の世界柔道の時もそうだった。
谷亮子の金メダルがかかっている試合を、楽しみにしていたのに
試合の放送をする直前の報道番組で(番組名は忘れました)

『谷亮子選手、見事金メダルを獲得しました』とアッサリ報道。
『今夜の世界柔道をお見逃しなく!』

結果がわかってしまった柔道の試合を、見たい人なんているんでしょうか?

◆疑問点の整理◆
・日本人選手が活躍するスポーツの試合を、なぜ生中継しないのか。
 -フィギアにしろ、柔道にしろ、開催国との時差の影響で録画放送

・スポーツ観戦の醍醐味を損なうような、無神経な報道をなぜするのか。
 -視聴率のことを考えたら、明らかに損をする行為にも関わらず。
   (フィギアも無神経報道も、同じテレビ朝日ということにも驚く)

◆矛盾◆
生中継をしないで、わざわざゴールデンタイムに録画放送をするのは視聴率をかせぐためのはず。
にもかかわらず、
視聴率を下げかねない無神経報道をしている。

◆感想◆
スポーツと報道の連携が取れていない。
テレビは受け身のメディアであって、情報に制限をかけることができません。
インターネット上には自由に情報があふれていますが、それは自らクリックしなければ
得られないものであり、テレビとは違います。

そんなに楽しみなら試合の放送時間までテレビを見なければいいのか・・・・?

報道は真実を正確に平等に報じることが前提ですが、
スポーツの報道にはすこし気を使ってもいいのではないでしょうか。

このようなことは、最近になってのことなのでしょうか。ご意見おまちしてます。


《番組データ》
番組名:サンデースクランブル
放送局:テレビ朝日
放送時間:毎週日曜日/11:45~
キャスター:佐々木正洋、長野智子

【成井 真梨子】


【★★★重要】2007年度受講生へ【よく嫁★★★】 2007-12-16

【1】2007年(年度にあらず暦年)の教室での授業は12月14日をもって終了しました。

【2】4年生は、12月20日朝には成績を提出(速達にて発送)するので、19日深夜までに計7回の記事(本文)を書き込むこと。書き込まないと単位は出しません。3年生は、期限についてはこの限りではありません。

【3】記事本文以外に、きちんとコメントをつけること。自分の記事についたコメントに対応するのは当然だが、他の者の記事にもコメントをつけること。これも成績に影響するので注意。

【4】14日の出席者と話して、21日は補講をしない代わり、1月末頃に飲み会を開催することにしました。31日は坂本の都合が悪いため、いまのところ1月30日か2月1日@西早稲田かわうち(←リンク先の10月17日記事参照)を考えているが、各自この記事へのコメントで都合を(その他の日がよい者は希望日も)書いてください。決まればこのブログに書くほか、坂本にメールアドレスを伝えている者にはメールで連絡します。藤井助手も参加の予定。

以上

坂本 衛

回避できた事故。 2007-12-13

12月10日の報道ステーションについて取り上げます。

◆報道の内容◆
・小学生の集団登校の列に車がつっこみ、7人の小学生が怪我をした
・現場は見晴らしの良い道だったが、小学生の歩いていた歩道にはガードレールがなかった
・逮捕された犯人は21歳の男。事故原因を詳しく調査中。

古館伊知郎キャスターは、ガードレールのない道路について言及した。

・通学路4万4千キロの安全対策に道路特定財源が使われていること。
・ガードレールは平均1メートル1万円くらい。
・4万4千キロを単純に掛け算しても4400億円。

『ぜひ、こういう所に税金を使っていただきたい。』
と、しめて終わり。

◆私の感想◆
ガソリン税高騰の記事で道路特定財源について触れたばかりだったので、
古館さんのコメントには大きくうなづいた。

たしかに、全国の通学路にガードレールが徹底されれば、子供たちの安全は少しは守られると思う。
が、現実的には難しいような気もする。
子供たちの安全は一刻を争うのに、政府が動くのを悠長に待ってはいられない。

今回のこの事件、通学路に問題もあったが、通学路に指定した学校にも問題があったのではないでしょうか。
現場は歩道と道路の区別がほとんどできないほどで、大人でも危なっかしい場所だ。少し遠回りになっても安全な道を通学路にすることもできたはずだ。

学校は現場が危ない道だったという認識はあったのか?
対策はたててたのか?

その辺りを厳しく報道すれば、全国の学校に警鐘を鳴らせるのではないかと思います。

《番組データ》
番組名:報道ステーション
放送局:テレビ朝日
放送時間:21:54~
キャスター:古舘伊知郎、河野明子

【成井 真梨子】

モンスターペイシエント 2007-12-08

12月7日のとくダネ!の特集「モンスターペイシエント」
について書きます。

学校に対して、無理難題や強いクレームを入れてくる保護者を
モンスターペアレンツと呼び始めて普及して久しいが、病院の
患者が医者や看護士に対して暴力・暴言などを振るう事が頻発
しているようだ。

番組内では具体的な数字が出てこなかったので、どれほどの
割合で、病院が被害に遭っているのか分らなかったが、看護士
が患者に抱きつかれたり、逆上した患者に殴られたりと言った
被害があるようで、そのような場合になったときの病院の対策
・事前に防ぐための対策をとっている病院を取材していた。

それにしても、このモンスターペイシエントという言葉は、TVで
医療情報系の番組が流行り始めてからの事のように思う。

医療系の番組では、セカンドオピニオンや医者の言いなりに
ならずに医者に意見する事も大事だ。ということをよく言ってい
たと思う。
医者の言いなりになっていて不利益を被った人は多くいるだろうが
この情報が、一部履き違えられてこのような強すぎるクレーム
が増えていったのではないかと思う。TVが言っていたからいい
んだ。このように思っている人はTV不信などと言われてはいる
が世の中にたくさんいるはずだ。

特集にしては、時間が短く、掘り下げも浅いように思われた今回
の特集は、テレビがテレビの尻拭いをしているようにもとれた。



《番組情報》
番組名 とくダネ!
放送局 フジテレビ
時間帯 7:59~9:55

佐藤 香里

どうなの? 2007-12-07

書き込みが遅くなりました。
佐藤 香里です。
成井さんに引き続き、ツッコミどころの多い
とくダネ×香川坂出3人殺害事件について書き込みます。

12月7日に放送された、山下清さんのコメントで川崎容疑者
は三浦さんに好意を持っていた。とされる発言があった。
川崎容疑者の奥さんが入院して寝ている側で、川崎容疑者
が三浦さんを口説いていた、と言う話だった。

川崎容疑者の動機が金銭トラブルから交際をめぐるトラブル、
そして三浦さんのご両親の遺産を狙ったトラブルにまで展開
した。

だけれども、一日に13時間もパートで働いて、家賃を滞納して
夜逃げをし、借金をして回っていた三浦さんのご両親の遺産って。。。
そんなのあるの?と見ていた人の多くが思ったはずだ。

動機が金銭トラブルによるものとされると、めぐりめぐって、山下清
さんも原因の一つとされてしまう見方もあり、このコメントを出すこと
によって、事件を交際トラブルに持っていけば、自分の周囲が楽に
なる。と思っての発言ととらせるか。

それとも、自分から事件を遠い所にやることによって、事件が単独
犯ではないとされる見方が強い中、今だ消えないあの疑惑を再度
否定しているようにとらせるのか。。。

この事件でバツの悪い思いをしてしまったマスコミはこの事件から
撤退していく中、今この事をとりあげたとくダネ、
山下清さんという人はカメラの前ではあんなにマスコミ的にいい(?)
リアクションをしているが、実際カメラが回ってない所ではどんな人
なのだろう。

山下清さんの役者がかってきたコメントとそれをもてあましてきた
とくダネ。。この両者にどうなの?と思ってしまった。



《番組情報》
番組名 とくダネ!
放送局 フジテレビ
時間帯 7:59~9:55

佐藤 香里

ガソリン高騰は本当にどうにもならないの? 2007-12-07

12月5日オンエアの『報道ステーション』での報道についてです。

■番組の内容

・今月3日現在のレギュラーガソリンの全国平均小売価格が、前週に比べ1リットル
 当たり4円80銭高の154円90銭と調査開始以来の最高値を更新した。

・止まらない原油の高騰に、与野党とも次の衆院選をにらんで対策案を打ち出した。

・自民党のプロジェクトチームは「中小企業への貸付金の返済条件を緩和」や「運送業者向
 けに高速道路料金の引き下げ」などを検討。

・一方、民主党のプロジェクトチームも「高速道路料金の一律30%引き下げ」や「寒冷地の
 年収500万円以下の世帯に灯油代を助成」などを柱とする緊急対策案をまとめた。

などなどの内容で構成された報道でした。

■疑問に思うこと
レギュラーガソリン154円はどう考えても破格。その緊急対策案の報道だったわけだが、あまりピンとこないものばかり。道路料金の引き下げだとか、灯油代の助成とか、ガソリン代金そのものの価格には関係ない。

ガソリン代は本当にこれが限界なの?

ガソリン代の3分の1は税金である。
その税金は道路の整備や建設に使われるというが、それは必要なものなの?
悪い政治家の接待費になってるんじゃないの?

原油高関連の報道でいつも足りないなと感じるのは
・税金の種類と政府の言う基本的な使い道しか伝えていない。
・具体的な使い道の検証が少ない。

の、2点。
(少なくとも5日の報道ステーションではなかった)

国民の怒りの矛先をもっと明確にしてほしい。

《番組データ》
番組名:報道ステーション
放送局:テレビ朝日
放送時間:21:54~
キャスター:古舘伊知郎、河野明子

【成井 真梨子】


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日本大学藝術学部放送学科

●このブログは、日本大学藝術学部(日芸またはNGと略)放送学科の授業の一環として設置しています。もちろん学外の方も自由に閲覧やコメントしていただけます。学生らの活動を厳しく、ただし温かく見守っていただければ幸いです。学生には「ブログ炎上も授業のうち」といってあります。

●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)