テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

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開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

ワールドカップのマスコミ報道について 2006-06-13

書き込みが遅くなってすみませんでした。今週担当の十河亜弥です。

 今話題のワールドカップのマスコミ報道について注目したいと思います。

 最近テレビどこをつけてもワールドカップのことばっかりのように思います。
 日本中がサッカーで盛り上がるのはいいことだと思いますが、そのほかのニュースがそれに埋もれてしまっているように感じます。
 昨日は22時から日本の初戦であるオーストラリアとの試合がNHKで放送されました。
 日本は惜しくも1対3で負けてしまいました。が、その後どのチャンネルをつけてもその試合のハイライトなど、やはりワールドカップのことで盛り上がっていました。

 今朝、読売新聞の一面を見たところ、昨日の日本対オーストラリア戦のことが大きく取り上げられていました。そして同じ一面でしたが、シンドラー社が謝罪をしたというニュースも取り上げられていました。本来ならシンドラー社の件についてのほうが大きく一面に載っていいように思いました。しかし敗戦してしまってもワールドカップのほうが大きく取り上げられていたことに少しワールドカップの盛り上がり方に疑問を持ちました。
 世の中の重要な報道が軽薄に扱われているのではないかと感じました。

 日にちが前後しますが、日曜に私は「スタ☆メン」を見ました。
 オープニングから「明日はいよいよ日本初戦ですね」というワールドカップの話から始まりました。コメンテーターの一人がユニフォームを着ていて、ワールドカップに向けて盛り上がっていこうという感じが伝わってきました。次のニュースは秋田県で起きた殺人事件のことについてでしたが、とてもニュースの重さの違いにとても違和感がありました。他にもシンドラー社や村上ファンド、北朝鮮の拉致問題などを取り上げてはいましたが、途中オーストラリアと日本の監督についての特集が挟んであったり、最後はジーコ監督の記者会見で締めくられているなど、メインはサッカーについてでした。

 新聞もテレビもワールドカップのことに集中しすぎだと思いました。
 それに他の事件がのみ込まれてしまうのはマスコミ報道としてどうなんでしょうか。

              【十河 亜弥 】


 《番組データ》「スタ☆メン」フジテレビ系 日曜22時~
  司会者 爆笑問題 阿川佐和子 
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●ブログ開設は2006年ですが、1999年からマスコミ演習、マスコミII、放送特殊研究Vといった授業を担当しており、2005年以前のレジュメなど古いものも置いてあります。(坂本 衛)