テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

テレビ報道を考える!! 日本大学 藝術学部 放送学科 「放送特殊研究V」ブログ

開設:2006-05-25 (通年 4単位 3年以上 選択 江古田校舎 放送学科専門科目)

日本大学藝術学部放送学科「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)のブログ。2017年度のテーマは「放送・報道における日本語表現の研究」です。

Dropboxのススメ(日大NG祭記念) 2012-11-02

突然だが、本日はNG祭(日藝祭の略記)で休みだから、Dropboxの話でもしておこう。

クラウドを使ったことがない人には、クラウド入門としてDropboxを推奨する。理由は、シンプルで、システムを直観的に理解でき、余計な機能がなく、わずらわしい操作もいらないからだ。

坂本はSugarSync、GoogleDrive、PCのオマケについてきた500GBのASUS WebStrage(注:もう一つオマケにMicrosoft Office 2010もついてきたが、両者の年間使用料合計よりPC価格のほうが、はるかに安い! ちなみにDropbox500GBは年間500ドル)なども使っている。しかし、パソコン(以下PC)に向かうたび、つまり毎日必ず使うのはDropboxだけである。

Dropboxの基本容量は2GB
 2GBのUSBメモリだって、300円やそこらするだろう。Dropboxはタダなのだから、使わない手はない。次のリンクから導入すれば、500MBの追加容量を獲得でき、2.5GBからスタートできる(同時に坂本のDropboxも500MB増えて、気持ちうれしい)。
Dropbox

Dropboxの基本動作(Windowsの場合)
(1)My Document内にDropboxフォルダができる。
(2)これに自分で作ったり集めたりしたフォルダやファイルを入れる。
(3)入れた瞬間から「ネット上Dropbox」フォルダを「PC内Dropbox」フォルダと同じにする作業(同期)が始まる。最初だけは全内容のアップロードに時間がかかる。
(4)以後は、PC内Dropboxとネット上Dropboxの一方に変更(追加や削除)があったとき、他方を自動的に同じものにする。
(5)ノートPCや実家PCなどにDropboxをインストールすると、「PC内Dropbox」フォルダを「ネット上Dropbox」フォルダと同じにする同期が始まる。最初だけは全内容のダウンロードに時間がかかる。以後は(4)と同じ。

Dropboxの便利な点
 たとえばデスクトップPCとノートPCを使う人は、どちらのPCで文書を作成しても、PC内Dropboxに保存すればネット上Dropboxが変更される。次にどちらのPCを起動しても、直後にPC内Dropboxがネット上Dropboxを参照して変更される。
 だから、これまでのようにUSBメモリを介して移す必要はない。外出先でのノートPCの作業を、帰宅後に自宅のデスクトップPCで、ストレスなく継続できる。
 同じものが3か所に保存されているわけだから、バックアップの必要もない。ただし、Dropboxのパスワードは複数のPCの外(たとえばアメリカ)に保存しておかなければ、災害などで複数のPCが全滅したとき困る。

Dropboxのヒント
(1)Dropboxのデータが大規模に流出したといったトラブルは聞かないし、セキュリティはDropboxの生命線だから、万全が期されているはずだ。しかし、坂本は本当に漏れたら困る情報はDropboxに入れないし、Dropboxの共有機能(Dropbox内の特定フォルダを自分以外の人にも共有させる機能)も使わない。100%絶対安全なシステムなどないのだから、当たり前の話だ。共有が必要なときは、他のクラウドを共有専用とすべきである。
(2)Dropboxは容量が少ないから、デジカメ写真の大量保存には向かない。他の大容量クラウドを使ったほうがよい。たとえばMediaFireは容量無制限でタダだ。
(3)Dropboxには友だち紹介・FacebookやTwitterで紹介・Camera Uploadsなどで容量が増えるボーナスがあり、3GBくらいまでは簡単に増量できるはずだ(最大16GBまで)。100GBにしたければ有料サービスに乗り換える。
(4)PC内Dropboxの場所は、いつでも移動できる。CドライブでなくDドライブでもかまわない。
(5)携帯やスマホでDropboxを使う人は、2段階認証プロセスを必ず利用すべきである。
(6)Dropboxを使いはじめるついでに、フォルダを整理するとよい。最後の黒丸を読むべし。

オマケのヒント
 取扱説明書やマニュアルは、製品のサイズによって大きさがまちまちで、非常に始末に困るもの。最近は、PCやソフトウェアのマニュアルはたいていpdfファイルなど電子データになっている。
 これをクラウド上におけば、PCがトラブルに見舞われたときやPCにOSを入れ直すときに、別のPCから参照できるので便利だ。ただし、薄型テレビなどのマニュアルはボリュームが大きいから、すぐDropboxの容量を圧迫してしまう。
 そこで坂本は、容量5GBのSugarSyncをマニュアルフォルダ専用として使っている。マニュアル以外にネットで拾った使い方・ヒントなども入れてあるが、全部で2.5GBほどだから充分対応できる。SugarSyncは次のリンクの「5GB Free お申し込み」から導入できる。
SugarSync

フォルダ整理のコツ
(1)1フォルダ内に作るフォルダの数は、原則として7前後とする。ヒトが瞬時に存在を把握できる対象の数は七つくらい、とされているからだ。
(2)例外として、必ず時系列に並びいちばん新しい一つ二つしか使わないフォルダは、1フォルダ内に何十あってもよい。たとえば坂本の単行本フォルダには、2001年以降に書いた本別に50近いフォルダが入っている。
(3)フォルダ名の冒頭に必ず01、02、03……という半角2ケタの番号をつける。もちろん番号順に並べるためだ。
(4)適当な場所に「空のフォルダ」という名のフォルダを作り、そのなかに「01フォルダ」「02フォルダ」……「09フォルダ」を作っておく。新しいフォルダを作ったとき、コピペするだけで、一気に10個の空フォルダができるから便利だ。あとは名前を変更すればいい。

放送特殊研究Vの掲示板がスタート 2012-07-26

●放送特殊研究Vの掲示板がスタート

放送特殊研究Vの掲示板

どんどん書き込み、議論を進めてください。

7月20日当ブログ記事を読み、坂本にメールを寄越した者にのみ、
折り返しパスワードを送信します。

【坂本 衛】

サイト(ホームページ)をつくる(その2)【ネットの実践02】 2012-07-20

【ネットの実践02】サイト(ホームページ)をつくる(その2)

●こんなサイトをつくりたい……受講生たちのアイデア
※順不同。( )は提案者名。「自分のアイデアはいまいちなので、降りて他の者に乗る」選択もあり。二番目以降の名前は乗った者。

・地デジ化で番組はおもしろくなったか?(小野)
・発見!おじさん録(河野)
・ゆとりがしゃべる場(小堀)
・組織図.com(佐藤)
・おすすめアルバイトfor日藝(横井)
・300歩の景色in江古田(長濱)
・ドラマレビューby日藝生(星野、上田)
・江古田MAP(森、小平)
・放送なんでもレポート(中島)
・江古田てけてけ(金)
・江古田キャンパスガイド学生版(小倉)
・日藝EXPO(白)

●坂本意見、寸評
・地デジ……重要な視点で、やる意味はある。だが簡単ではない。サイトをつくるまでもなくいえることは、(1)横長・高精細度画面がプラスに作用する番組は、たいていおもしろくなった(同じか、少しはよくなった)。スポーツ、映画、アート、音楽、紀行など。(2)横長・高精細度画面がプラスに作用しない番組は、たいていつまらなくなった(ダメになった)。地デジ化コスト増が番組コスト減を招いたため。報道、情報バラエティ、クイズ、ドキュメンタリー、低コストドラマなど。ただし、問題は不況やテレビ離れによる番組コスト削減と、地デジコスト増による番組コスト削減の区別をつけにくいこと。なお、NHKの収入は不況やテレビ離れと関係が薄く、しかも地デジコストを受信者に押しつけている(受信料収入を増大させている)ため、民放と同列に論じることができない。たとえば地方局は、地デジの準備期間中に(10年以上前から)地デジ情報を取るため、現場のリーダー格の優れた社員を東京支社に配置した。これだけでも地方局の制作力は落ちた(!)と思うが、そのようなことを調べるのは容易ではない(放送担当の新聞記者すら、ほとんど知らない話なので)。
・発見!……男子学生は、共感しづらいのでは。
・ゆとり……「ゆとり世代」の掲示板的なもの。今回のサイトづくりでは、入れ物だけつくる掲示板は外したい。【参考】2ちゃんのひろゆきと2~3度飲んだことがある。新宿や神楽坂で切り込み隊長も一緒だった。ひろゆきは、掲示板をつくった理由を「コンテンツをつくるのが面倒くさいから。掲示板ならば、それはみんながつくってくれる」と言っていた。今回は、コンテンツをつくりたいわけよ。
・組織図……大津の自殺事件で大騒ぎだが、教育委員会やPTAの組織って、みんなよく知らない。おもしろいと思うが大変だ。世の中こうなっている式の組織図本は、いくつも出ているが。たったこれ1枚(郵政出世街道)つくるのに、現役新聞記者が3日かかった。今回は諦めよう。
・おすすめ……雑多な(地域・時間その他バラバラな)バイト情報がたとえば100件あって、役に立つかな。しかも情報集めも更新も大変そう。「放送学科むけテレビ関連バイト情報」というように絞るべきでは。
・ドラマ……このサイトは必要。放送批評懇談会でも、こういうものが必要だ、と十数年前から話している。面倒くさいから、誰もつくらないけどね。報道レビューは、2006年度のこのブログがそう。受講生の担当は1週間だけだったのに「自分の一生で、こんなにテレビを見て、こんなに字を書いたのは初めて」という者が続出した。
・放送なんでも……テーマをさらに絞るべきでは。
・日藝EXPO……このサイトはあっていい。だが、8学科全部は大変では。逆に、放送学科のキミらは、展示するものがあるのか。
--------------------
・以上を除くと、「江古田の街情報」っぽいものが4本(提案者5名)となる。時間もないことだし、ひとまずそれらしいサイトをつくることに決定したいが、どうか?
→異議なし、ということで決定。

●今後の進め方
・夏期休暇を有効に使いたい。ついては、当授業用に会員限定の掲示板がすでに用意されているので、これを議論や打ち合わせの場とする。
・受講生は、まず次のことをすべし。
【重要な連絡】
1)全受講生は坂本宛にメールを打ってください。
2)すべてを疑え!! MAMO's Site<ジャーナリスト坂本 衛のサイト>のどのページからでも、ページ最下部の封筒マークをクリックすれば、坂本宛のメール作成画面が開きます。
3)件名は必ず次のように(氏名が日本大介である場合の例)。
   放特研V2012(日本大介)
4)本文はテキトーに、何か1~2行書いておいて。
5)署名またはそれに類するもの(名前と自分のアドレス)は必須。
6)自分のアドレスは、パソコンのものが望ましいが、ネットに接続できるのであれば、携帯アドレスでもかまいません。ただし、携帯の場合は、パソコンから打つ坂本のメールを受け取ることができる設定になっていることを必ず確認してください。
7)準備が整い次第、折り返し掲示板のアドレスと閲覧用パスワードを送信します。ただし、到着は7月いっぱい待ってくれ。7月31日になっても坂本からメールが届かない者は、もう一度問い合わせメールを打ってください。

・当ブログと掲示板を使って、8月いっぱい、次のようなことをします。
1)どんなサイトをつくるかという議論
 a)中身について
 b)デザインについて
 c)サイトの対象・お客さんについて
 d)その他
2)情報の収集
 a)似たような(中身の)サイトの収集
 b)参考になりそうな(デザインとか中身とか)サイトの収集
 c)サイトに掲載したい情報の収集
 d)その他
3)しばらくしたら、担当者を決めて、あるいはグループ分けをして作業を進める。
4)掲載したい情報が定まってくれば、デジカメを持って実際に街を歩く、先輩・友だち・先生方などにおススメの店情報を取材する、てな作業が始まる。
5)国や郷里に帰る者は、江古田を歩きまわることができないが、代わりにネットを駆使して情報収集などを頑張る。
じゃ、そーゆーことで。水の事故、山の事故、交通事故、その他事故や事件に合わないよう、気をつけて。有意義な夏を過ごしてください。ちゃんと生きながらえて、江古田に帰ってくるように。

【坂本 衛】

サイト(ホームページ)をつくる(その1)【ネットの実践01】 2012-07-13

【ネットの実践01】サイト(ホームページ)をつくる(その1)

●サイトをつくる
・ガタガタいってないで、みんなで一つサイトをつくってみよう。
・問題は、どんなサイトをつくるか。
・各自、手渡したA4紙に次のことを書け。
 (1)氏名・学年・学籍番号
 (2)つくりたいサイトのタイトル
 (3)サイトの説明(140~200字)

→各人の意見・構想を聞いた。いまいち考えがまとまっておらず、思いつきの域を出ないものも少なからずあった。
・よって発表は次回とする。次回までに自分の考えをブラッシュアップしておくこと。
・前期最終回の7月20日には、無理にもサイトのテーマを決めてしまう。
・本格的な制作は9月以降だが、夏休み中に制作の準備をする。

●いくつかの注
・サイトの構想を発表するとき、「タイトルは未定」という者が多かった。これはマズい。理由は以下。

《なぜタイトルが重要か》
 ・タイトルとは、読んでくれるかもしれない(まだ読むかどうか決めていない)人に対する、最初の、そして唯一のメッセージだ。
 ・タイトルで、ピンときて「何かな」と思わなければ、その人は140字の説明すら読んでくれない。もちろん、サイトに何十ページあったとしても、読んでくれるはずがない。
 ・だから、タイトルとはキャッチコピーそのものだ。しかし、露骨で下品なセールコピーではダメ。もっとタイトルに悩み、練りに練る癖をつけなさい。小論文の題名、卒論の題名、レポートの題名、全部同じことだ。
 ・どうタイトルをつけるか? とりあえず100個くらいタイトル候補を書き出し、ダメなものを落としていけ。
 ・受講生諸君が当ブログに書き込むコメントでも、タイトルについて2度注意した。つまらないタイトルはダメ、タイトルは宛先ではない、の2点だ。読み直しなさい。

「みんな」でつくるサイトであることに注意。自分一人の極端な、オタク的興味から、サイトをつくりたいと思っても、その興味を受講生全員で共有できなければ、共同作業ができない。
「みんな」のスキルも大事。たとえばデジカメ写真100枚のトリミングや色補正くらいならなんとかなるが、ビデオ映像1分×100本の編集はどうか、と検討しなければ。
「みんな」の知識も大事。たとえばネットやパソコンの基本を勉強中の身で、ネットやパソコンに関して世間をなるほどと思わせるようなサイトをつくれるか、と検討しなければ。
誰に見せる/読ませるサイトか、考えよ。
・一人ひとりが手分けして、3ページずつとかつくるわけだ。自分が考えている構想を実地に移すとき、その3ページをつくる作業がイメージできるか、よく考えよ。
・小野紘子の意見……この授業(放送特殊研究V)で学んだことに関係し、それをさらに深めるような内容のサイトをつくるべきだと思う。
・上記意見に対する坂本意見……それも悪くない。ただし、部分的にせよ当ブログ以上の中身があるサイトをつくらなければ意味がないから、たいへんかも。
【坂本 衛】

「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)は本日休講  2012-07-06

「放送特殊研究V」(担当講師/坂本 衛)は本日休講

この授業は、受講生諸君のノートよりもブログに記載した授業内容のほうが、はるかに分量が多く、しかも詳しい。どうでもいいが、そんな授業ってほかにあるのかね。

だから、受講生諸君は、コメントくらい言われた通りに書き込んだほうがいいんじゃないかと思う。老婆心ながら付記すれば、7月20日までに最低限必要なコメント数は

10

のようだ。
すでに繰り返し警告したように、出席状況が悪い者や指示通りコメントを書き込まない者に単位は出ない(または出ない恐れが大きい)から、そのつもりで。

●本日の代わりの補講は7月13日。よろしく。

【坂本 衛】

テレビの現在と今後──ネットに食われてオシマイか?【番外/立命館大特別授業のレジュメ】 2012-07-05


 立命館大学 報道最前線講座~社会情勢を知る~
 テレビの現在と今後──ネットに食われてオシマイか?
 2012年7月5日 坂本 衛(ジャーナリスト)


0.自己紹介(略)

・すべてを疑え!! MAMO's Site→http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mamos/profile.html
・1996~『放送批評』編集長、1997~2004『GALAC』編集長、2005~『オフレコ!』副編集長
・2007~2010放送批評懇談会ギャラクシー賞報道活動部門委員長、2009~田原総一朗ノンフィ クション賞審査員(映像部門)、2010民放連賞審査員(東京地区、報道番組)など
・坂本衛『「地デジ化」の大問題』(イースト・プレス刊、2011年6月)
・堀江貴文+田原総一朗『ホリエモンの最後の言葉』(アスコム刊、7月)
・辛坊治郎+高橋千太郎『放射能の真実』(同、9月)
・竹中平蔵+中田宏『告発 ニッポンの大問題30!』(同、9月)
・古賀茂明+田原総一朗『決別!日本の病根』(同、11月)
・榊原英資『「通貨」から読み解く世界同時恐慌』(同、12月)
・ケビン・メア+田原総一朗『自滅するな日本』(同、2012年3月)
・紀藤正樹『マインド・コントロール』(同、5月)

1.「テレビの現在と今後」を、諸君はどうイメージしているか?

●テレビを見ている?(平日平均、N=   )
 1時間未満   / 1~2時間未満   / 2~4時間未満   / 4時間以上  

●テレビは、自分にとってもっとも重要な情報ツールだと思う?
 思う   / やや思う   / なんともいえない   / やや思わない   / 思わない  

●やがてネット(パソコンやスマホ)が放送(テレビ)を凌駕する、置き換わると思う?
 思う   / やや思う   / なんともいえない   / やや思わない   / 思わない  

2.ネットと放送は、似ている

●ネットと放送は、同じような画面で見る。似ていることは確か。
・「みんな融合すると言ってるから、放送と通信は融合するのだろう」(奥田碩・元経団連会長)
・「最終的にはすべてインターネットになる」(堀江貴文・元ライブドア社長)
・「同じパソコンの画面で見ているのに、ネット(経由)で見るのと地上波(のテレビ経由)で見るのは、何が違うのか。(放送と通信を)分けている意味がない。いずれ融合するのでしょう。二十年先なのか五年先なのかはわからないが」(三木谷浩史・楽天社長)

3.ネットと放送は、似ているが違う。どこが違うか、考えよう

●トラとネコは、似ているが違う。違いを、次のように書き表すことにする。左右に注意。
・大きさ(大/小)、体表面の模様(黄と黒の縦縞/いろいろ)、噛む力(強/弱)、
 動物園(いる/いない)、ペット(不向き/向き)……etc.

●ネット(パソコンやスマホ)と放送(テレビ)でも、同じことをやってみよう。
・          (       /       )
・          (       /       )
・          (       /       )
・          (       /       )
・          (       /       )
・          (       /       )
・          (       /       )

●いま、30項目の違いを指摘できたとする。なかには似たような項目があるはず。技術の発展や資金の投入によって違いが解消していく項目もあるはず。
→違いを分析・整理する。
→大きく5項目の違いに整理できたとすれば、それが「ネットと放送の五つの違い」だ。

●違いをハッキリさせれば、次のようなことがいえる。
・違いが解消されない限り、両者は将来も存続する。
・違いは、両者の利点・美点・得手、得意技などを示すと同時に、その逆も示す。

【情報の受け手、利用者は】
・ネットと放送を得手・不得手に応じて使い分けるのが、賢い利用法だ。
・メディアを不得手な部門で使うときは、つねにその弱点や限界に留意し、必要に応じて他の メディアを参照すべきだ。

【情報の送り手、制作者は】
・得意技を最大限発揮できるコンテンツをつくり、それで勝負するのが、賢い制作法だ。
・不得手な部門に投資するのは、ムダやロスが多い。
・不得手な部門では他のメディアと提携し、弱点を補うことを考えるべきだ。

4.テレビ放送の現状

・NHKは、受信料収入の過去最高を更新中で「一人勝ち」状態。
・民放は、広告収入の低落傾向に歯止めがかからない。
・テレビ全体の視聴率は、長期低下傾向。
・「くだらない」「つまらない」「役に立たない」番組が多い。
・とくに民放で、低コスト番組が増加中(ひな壇バラエティ、クイズ、手抜きロケetc.)。
・若い世代を中心に「テレビ離れ」が進行中。
・3.11とフクシマで露呈した既存メディアの限界、無力、無責任
・地デジ化(2011年7月24日)で露呈した視聴者軽視、無視、身勝手

→テレビ放送は、没落への急坂を転がり始めた。
→このままでは、テレビの影響力は失われる一方だ。

5.テレビは、わかっているのか?

・ネットとの違いや、テレビの得手・不得手をわかっていない者が多い。
・わかっていても、得意技を発揮できない。
・わかっていても、得意技を求めるニーズに充分応えない。

6.質疑応答

以 上

カルト: 大学生狙う 12大学2380人調査 約2割、疑いある勧誘経験(毎日記事)だと【番外】 2012-07-01

毎日jp(毎日新聞)サイト記事から

カルト: 大学生狙う 12大学2380人調査 約2割、疑いある勧誘経験
2012年07月01日

 大学生の約2割がカルトなどの疑いがある不審な勧誘を受けた経験があるとの調査結果を立正大学の西田公昭教授(社会心理学)らの調査チームがまとめた。うち3割超が大学構内で誘いを受けていたが、学校側の対策はパンフレットを配布するなど一方的な情報提供にとどまっているケースが多かった。【福島祥】

 多くの若者が集まる大学キャンパスはカルト勧誘の標的になりやすい。調査は昨年10~11月、東京▽大阪▽愛知--など8都府県の公・私立大学計12校の学生を対象に実施し、2380人から回答を得た。

 勧誘の方法別では大学構内で呼び止め(31・1%)が最も多く、自宅などを訪問(27・3%)、街角で呼び止め(19・3%)が続いた。勧誘を受けた学生の約半数は活動内容の説明を聞いただけでやり過ごしていたが、団体の行事や合宿に参加(9・3%)したり、氏名や電話番号など個人情報を提供した(8・3%)学生もいた。

 大学側の対策について尋ねたところ、不審な勧誘に注意を呼び掛けるパンフレットを受け取った学生が約半数に上り、最も多かった。一方で、「何もない」と回答した学生も約1割いた。

 西田教授は「大学は文書配布や掲示による情報提供だけでなく、授業などで学生に自分自身の問題として考えさせる機会をつくるべきだ。学生がいつでも相談できる窓口を整えておくことも必要だ」と指摘している。

※引用ここまで。

いろいろと事情を抱える毎日らしい記事といえる。立正大学の西田公昭さんという人は、マインド・コントロールについて書いている人。日大では、どんな様子なのかな。マインド・コントロールといえば、最近、次のような本も出たゾ。参考まで。

マインド・コントロール(紀藤正樹著 アスコム刊)

【坂本 衛】

ネットとテレビを比較する 【ネットとテレビ01】 ※【テレビの基本】テレビ放送とは何か?2回は省略 2012-06-29

【ネットとテレビ01】ネットとテレビを比較する

ネットとテレビを比較する
・ここまで約3か月、インターネットやパソコン(以下PC)の基本を学んできた。受講生は1~2年生のとき兼高聖雄センセご担当「放送概論」などで、放送・テレビの基本を学んだはず。忘れちゃったかもしれんが、時間がないのでシラバスにあった【テレビの基本01~02】=テレビ放送とは何か?(1)(2)は省略。
・今日は両者を比較し、それぞれの長所・美点・利点・メリット・得手・得意技について(もちろん同時に逆の短所・デメリット・不得手なども)考える。

ネットとテレビの違いを一人三つ以上、黒板に書く
・書き方の例……トラとネコの違いの場合
 大きさ(大/小)、体の模様(黄黒の縦縞/いろいろ)
黒板のデジカメ画像

受講生が指摘したネット(PCやスマホなど)と放送(テレビ)の違い
※テキスト版、通し番号は便宜的なもの、一部表現を変えてある。
※必要に応じて【注】をつけた。
※いちいち「基本的に、原則として、ほとんど」などと断らない。当然、例外はある。
※左側が放送(テレビ)/右側がネット(PCやスマホなど)

 01 情報量(少ない/多い)【注1】
 02 受信方法(無線/有線)【注2】
 03 発信者(テレビ局/不特定多数)
 04 制作者(テレビ局/誰でも)
 05 料金(無料が基本/通信料が必要)【注3】
 06 中継の状態(安定/不安定)
 07 中継の有無(ある/ない)
 08 情報の蓄積(ない/ある)……瞬時に消えるか、アーカイブされているか
 09 情報の向き(一方向/双方向)
 10 知りたい情報(得られない/得られる)
 11 コンテンツの種類(映像/文字中心)
 12 ながら視聴(できる/できない)
 13 端末ごとの視聴者数(1人以上複数可/1人)
 14 人(他者)とのつながり(できない/できる)
 15 交わされるコミュニケーションの性格(公的/私的・個人的)
 16 検索機能(ない/ある)
 17 情報のリンク機能(ない/ある)
 18 コンテンツの制作基準(ある/ない)……放送基準はテレビだけ
 19 情報サービスの範囲(国内/全世界)
 20 利用者の範囲(国内/全世界)
 21 規制(ある/ない)
 22 信頼度(高い/低い)……メディアの、またはコンテンツの
 23 チャンネル(ある/ない)
 24 端末の自作(できない/できる)
 25 スポンサー(ある/ない)……存在しないとコンテンツが成立しないスポンサー
 26 端末の管理(ある/ない)……B-CASカードはテレビだけ
 27 見る場所(リビング/自室や外出先)
 28 画面との距離(2mで遠い/30cmで近い)
 29 インターフェイス(リモコン/キーボードとマウス)
 30 操作性(易しい/難しい)
 31 視聴態度(受動的/能動的)
 32 視聴時間(放送中に限定/限定なし、24時間)
 33 情報の偏り(ない、基本・一般情報/選択によってある、特殊情報)
 34 端末の価格(安い/高い)
 35 コンテンツ制作の専門性(高い/低い)……誰でも作ることができるか
 36 コンテンツ自体の専門性(低い/高い)……誰でも見ることができるか
 37 同一コンテンツの視聴者数(多い/少ない)
 38 視聴率調査(ある/ない)……視聴サンプリング調査に意味があるか
 39 端末の用途(テレビのみの単一機能/多機能)
 40 瞬間最高視聴率(ある/ない)……こりゃ#38に含まれるけどね

【注1】これはトータルとしての情報量。世界中の誰が何を言っているというのを全部ひっくるめての話。個別番組と個別サイトの情報量を比べると、テレビのほうが大きい。ただし、情報量」の定義も問題。物理的データ量の意味なら、ハイビジョン映像の情報量はものすごく大きい。カラーバーの情報量もデカいが、あれって情報量が多いっていうのか、という議論はある。地デジ告知番組2時間はDVD-Rに入るかどうかってデータ量だが、地デジについて必要な情報量はフロッピー1枚に入るデータ量に過ぎない坂本サイトのほうが大きい、ということがありうる。
【注2】昔はテレビ=無線、ネット=有線。今はテレビに有線(光ファイバ回線を使うCATV)が増え、ネットに無線(WiFiや携帯ネット接続やら)が増え、この違いは不明確に。
【注3】例外あり。有料テレビはNHK、BSやCSの有料チャンネル、CATVなど。ネットは定額通信料を払えば無料が多いが、有料の会員向けサービスもある。

以上は、とりあえずの思いつき。整理・分析が必要
・以上はごく一部だ。さらにあれこれ考えを巡らせ、もっと項目出しをせよ
・似たようなもの、「根は同じ」ことを別の表現で言っているものがある。整理・分析し、枝葉末節は捨て、本質的な違いを考えよ
・ネットとテレビのそれぞれに長所、メリットがある。
→長所に目をつむり、メディアを捨てるのはアホ。それぞれ長短があるのに、一方のメディアが他方を凌駕する・圧倒すると考えるのもアホ。
→たとえば「テレビはネットに飲み込まれる」と主張する者は、「テレビの長所・ネットの短所であるこれこれの問題は、このような道筋で克服される。そのコストはかくかくしかじかだ。国民がそれを負担しても、テレビをネットに飲み込ませたほうが、国民全体のメリットは大きい」と、具体的に示す必要がある。ちゃんと示している者を知らないが。
→「インターネット・テレビ」が売れると思って一生懸命製造・販売しているメーカーがあるが、成功例は皆無。そのメーカーは上記01~40すら、まともに考えたことがなく、製品開発レベルが大学生以下。坂本は発売当初から「絶対に売れない」と断言している。インターネット・テレビなるものは、ネットとテレビ双方の長所を殺ぎ、中途半端に作ってある。だから、どちらの用途にも向かず、誰も見向きもしない。そんなことは当たり前。
・当授業では、今後サイトをつくったり、SNSをあれこれいじったりしていく。そのとき、ネットに不得手なことをやろうとしてもムダで、ネットの得意技をいかに駆使するか、考える必要がある。
・テレビをつくるときも同様。必要なのはテレビの得意技をいかに駆使するかで、フェイスブックやツイッター連動番組をつくることではない。むろんテレビ局にもわかっていない者が多い。そもそも番組が終わるとき「詳しくはネットで」と局アナが言うことが、理解しがたい。あれって、「次の番組見なくていいから、パソコンやスマホ見てね」と視聴者に呼びかけているのと同じ。次の番組Pは、なんで「ふざけんじゃねえ!」って怒鳴り込まないのか不思議。何も考えていないからだね、きっと。

【参考】坂本が最近、講演依頼メールをくれたCATV局幹部に返信したメールの一節
> 高齢化率40%近い当地では
> テレビが情報への扉であることは、まだまだ変わりません。
という先方に対して、次のように書き送った。

高齢化に関係なく、テレビは現時点でも「『特定の情報』への扉」です。
特定の情報とは、たとえば9.11や3.11の当日の情報。
世界でも日本でも、人々はその情報の大半をテレビから得ました。
「尖閣漁船衝突映像」も。You Tubeに上がった映像を翌朝までに見た人は
せいぜい数万人。翌朝7時のNHKニュースで見た人は1000万人規模です。

ところが、主たる問題は次の二つ。
(1)テレビ局が「特定の情報」とは何か、いまいちわかっていないこと。
(2)「特定の情報」が何かわかっていても、そのニーズに応えていないこと。
テレビは、(1)(2)の問題を放置したまま「高齢化で大変だ。ネットにやられて
しまう」と嘆くばかりなので、私は呆れているところです。

【坂本 衛】

検索入門─Googleを中心に/ネット・セキュリティ入門【ネットの基本05/08】Googleの問題点、放送との違い、最低やるべきこと 2012-06-22

検索入門

まずは、Googleの言い分を聞こう
We knew the web was big...
・Googleのインデックスは、1998年2600万ページ、2000年1億。2008年にURLが1兆を突破。
・日に数十億ページが生成。
→How do we find all those pages?

検索エンジン(search engine)
・ネット上の情報(ウェブページ、ウェブサイト、文書・画像ファイルその他)を検索する機能・プログラム。
・ロボット型(Google)
・ディレクトリ型(昔のYahoo! JAPAN)
・動詞の「google」「ググる」を生んだのはGoogleのみ
・ページランク(重要とされるページからリンクされている数を、検索結果の順位付けの参考にする)
・Googleはページランク以外に200以上の指標を使い、検索結果に反映させているとされる。
・SEO(騒がれるわりに、ほとんどの者はわかってない)

Googleの問題点
・「テレビ報道」と入れる→検索結果何件中、何件まで表示するか?
・ネット上の情報の99%がゴミだとすれば、ゴミでない検索結果はいくつ? どう見分ける?
・ほとんどの者が、デフォルト設定(10件表示)を使い、20~30件しか調べない。
・ページランクのみに従うと、相互リンクする政府系・企業系・商業系サイトばかり上位表示されてしまう。
・早い話、坂本と同様の放送・テレビ知識とSEO技術を持つ者が10人いて、サイト10個をちゃんと運営すれば、放送・テレビ分野における専門用語の検索結果の多くをほぼ独占できる、と思われる。→それは公正か?
・アラビア語圏では? イスラム圏では? 中国では? →Googleは「世界を検索した」結果を出してくるか?
・著作権/肖像権ほか諸権利の問題

テレビ放送との違い
・検索が必要なネット/必要ない(テレビ欄があればいい)テレビ
・情報量が多いネット/少ないテレビ
・専門家による情報が少ないネット/多いテレビ
・好きなものだけ見にいくネット/嫌いなものも流すテレビ

ネット・セキュリティ入門

security=保安、保証、安全、保障
・Computer Security=コンピュータ(システム)を災害、誤用、不正な利用などから守ること。
事故・被害の事例(総務省「国民のための情報セキュリティサイト」)
 事例1:資料請求の情報が漏洩した
 事例2:私の名前で誰かがメールを
 事例3:ホームページを見ただけで…
 事例4:ホームページが書き換えられた
 事例5:猛威!デマウイルス
 事例6:メールが他人に読まれている?
 事例7:ネットストーカーに注意
 事例8:顧客のメールアドレスが漏洩
 事例9:対策は万全なはずなのに…
 事例10:送った覚えがないのに…
 事例11:オークションの商品が届かない
 事例12:そんな簡単に儲かるの?
 事例13:他人のIDで不正にオンライン株取引
 事例14:中古パソコンによるデータの漏洩
 事例15:クレジットカード番号が盗まれた
 事例16:情報セキュリティ対策は万全だったはずなのに・・・
 事例17:ファイル共有ソフトが原因で・・・
 事例18:ワンクリック詐欺って怖い・・・
 事例19:SQLインジェクションでサーバーの情報が・・・
・セキュリティと利便性は相反する→ある程度、面倒くさくても、やらなければダメ。
・ソフト開発は、新しい利便性が売り→セキュリティは後回し。

ネットを使う者が、最低やるべきこと
・OSの更新(アップデート)
・アンチウィルスソフトの導入
・アプリ入手に注意(ネットで評判を調べ、多くの者が問題なく使っているソフトだけをインストール)
・ネット上では(メールにも)、最低限必要なID(氏名、ハンドルネームなど)以外の個人情報(住所、電話、メアド、口座番号、カード番号その他)を書き込まない
・クレジットカード関係に注意(カード口座をメイン口座と分け、最悪でも何万円かの被害で済むようにするとか) 
・ファイル共有ソフトに注意(坂本は使わない。クラウドのファイル共有はまた別の話)
・未知の者からのメールは、ゴミ箱へ(リンクも添付ファイルもクリック禁止!)
・ネットは夜盗山賊の類が跋扈する怪しい世界、話す相手が男か女かすらもわからない、と心得よ
・ネットには「足跡」が残る。掲示板などWebサーバーの管理者は、IPアドレス、使っているWebブラウザ、OS、リモートホスト名(プロバイダとのアクセスポイント)、直前に閲覧したURLなどがわかり、書き込みユーザーを特定できる。ヤバイことはするな

ソーシャル・エンジニアリング(社会工学的手法)
・人の心理的な隙や行動ミスなどにつけ込んで情報を入手する手法
・ハード・ソフトの情報セキュリティが万全でも、引っかかればアウト!
・ソーシャル・エンジニアリングの例
 身分を詐称して電話・メールをし、パスワード・暗証番号・重要情報を盗む
 ATM操作を見てパスワードを盗む
 IDやパスワードを書いたメモを盗み見る

国民のための情報セキュリティサイト

【坂本 衛】

放送特殊研究V受講生諸君へ、警告と大切な連絡 2012-06-20

●6月15日記事後半に書いたものを、改めて再掲しておく。

受講生諸君へ警告←重要!! 必ず読みなさい。

【上の文書(放送学科の掲示板に貼ってあるのと同じ)で思い当たる節がある者は、次のようにせよ】
1)当ブログ2012年4月以降の記事とついたコメントを熟読し、指示に従うこと。
2)授業に出席すること。
3)欠席した場合は、その日の授業の記事に、何らかのコメントをすること。

==========================================================

【大切な連絡】

1)7月6日(金)は休講です。前日夜に立命館大で授業があり京都に泊まるため。
2)7月13日(金)に補講をします。6日に休む代わり。
3)前期は7月20日まで4回しかない。そこで、授業内容を次のように組み替えます。
 ・6/22 検索入門/ネット・セキュリティ入門
 ・6/29 テレビ放送の基本/ネットとテレビを比較する
 ・7/13 サイト(ホームページ)をつくる(その1)……全員で一つ制作し、10月に公開予定
 ・7/20 サイト(ホームページ)をつくる(その1.5)/前期まとめ
 ※SNS入門(Facebook他)とミニブログ入門(Twitter)は、後期の実践初回に回します。
4)どんなサイトをつくりたいか、考えておいて。
5)コメントを三つ書けと1度指示すれば、その後みんな自由にコメントしはじめるかと思ったら、まるで違った。よって「6月1日以降は、各自(欠席者含む)必ず1回以上、その週の記事に何らかのコメントをつける」というルールにします。ブログ書き込みは成績評価の対象なので注意。
6)夏季休暇中もなるべく週1ペースでブログを更新する予定。これへの書き込みは強制しないが、成績評価の対象にはします。
7)7月中に飲み会を開催予定。鈴木助手も参加する由。会費はいくらくらいが適当? 希望などあればコメントしてください。


【坂本 衛】

ホームページ・ブログ入門【ネットの基本04】ウェブサイト、HyperText Markup Language=HTML、ウェブログ、ブログ 2012-06-15

ホームページ・ブログ入門【ネットの基本04】

ホームページ(homepage)とは?
※日本では、主として次の三つの意味で、きわめて曖昧に使われている言葉であることに注意。

1)ウェブサイト (website)
・インターネット(World Wide Web=WWW) 上で、あるドメイン名の下に存在するウェブページ(の集まり)のこと。
・この意味では「ウェブサイト」または「サイト」と呼ぶのが正解(欧米はそう)。本ページのタイトル「ホームページ・ブログ入門」は、本当は「サイト/ブログ入門」のほうがよい(「誤用」と指摘する者もあるが、坂本はそこまではいわない。もとの意味から外れたあまり好ましくない「慣用」)。
・坂本サイトは、全ページに「すべてを疑え!! MAMO's Site <ジャーナリスト坂本 衛のサイト>」と表記。「ホームページ」という言葉は一切使わない。

2)トップページ
・あるサイトの最上位(最上位階層)にある入口ページ、トップページ、表紙ページのこと。これがホームページ本来の意味。サイト内の全ページが(リンクによって)ぶら下がっているので「親ページ」ともいえる。
・坂本サイトは、全ページに「表紙へ」のリンクがある。意味が曖昧だから「ホームページへ」とはしない。また「トップページ」と「ページトップ」(表示ページのいちばん上)が紛らわしいから、ともに使わず「▲上へ」とする。

3)ブラウザ設定におけるホームページ
・ブラウザ(ネット閲覧ソフト)を起動したとき、またはブラウザ上部に出る「家マーク」を押したとき表示されるウェブページのこと。前者は複数設定可。
・この場合のホームは、クリックすればいつでも帰ることができる(表示できる)場所の意味。たとえば日本語ワープロ一太郎で、文書のメイン保存場所(フォルダ)を「Myhome」フォルダと呼ぶのと同じ。


ドメイン名のおさらい(2012-05-18記事を参照)
・電子メールの例)
 mamos@m99.alema-net.ne.jpは架空メールアドレス。
 m99.alema-net.ne.jpがドメイン名。

・サイトの例その1)
 http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mamos/は坂本サイトのURL(=Uniform Resource Locator、統一資源位置指定子)、アドレス。
 http://がスキーム名。HTTP=ハイパーテキスト転送規約というスキームを使って見にいくことを示す。
 www.aa.alpha-net.ne.jpがドメイン名(またはホスト名。細かい話は略)。

・サイトの例その2)
 http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mamos/lecture/album99.htmlは坂本サイト内のあるページのURL。
 mamos/lecture/album99.htmlが「www.aa.alpha-net.ne.jp」という名のコンピュータ内の「mamosというディレクトリ内の、lectureというフォルダ内の、album99.htmlという名前のファイル」を示す。


Hyper Text Markup Language=HTML
・ウェブ上のドキュメントを記述するマークアップ言語の一種。ウェブページ(ウェブサイトの各ページ)はHTMLという記法で書かれている。
・ただし、実体はメモ帳でつくるテキストと同じ。Hyper Text Markup Languageを使って、あれこれ指定し飾りたてた文書がHTML文書。ホームページ作成ソフトを使うのがふつうだが、メモ帳(テキスト)で書き、***.txtの拡張子を***.htmlまたは***.htmと変えても、ウェブページをつくることができる。
・ウェブページを表示し、右クリックから「ページのソースを表示」を選べば、HTML文書の中身がわかる。
・HTML文書は他者へのリンクを設定できるハイパーテキストで、画像・リスト・表その他の高度な表現力をもつ。ここがキモだ。

※マークアップは、もともとは手書き原稿を印刷所に持ち込む前に、使う活字の書体・級数などを「指定する」(赤字で書き込む)こと。タイトルの何文字かを赤ペンでくくり「3字下げ、ゴチ、24Q」などと書く。HTMLでは<title>タイトル</title>というように前後をタグで囲む。


サイトの構造
・階層構造(ホームページ→第2階層ページいくつか→第3階層ページたくさん)
・階層が深いと、たどりつくまでに手間がかかる(クリック回数が増える)。なるべく少ないクリックで目的の文書にたどりつけるのが、よいサイト。
・パンくずリスト ←ヘンゼルとグレーテル
・フレーム(使うべきではないが、フレームを使えば便利になることは、別の手法で実現すればよい。坂本サイトの左肩メニューがその例)
・ウェブページは、必ず表紙に戻ることができなければダメ。
・実は個々のページも階層構造をもつ。<h1>大見出し</h1>、<h2>中見出し</h2>、<h3>小見出し</h3>というように。これは字の大きさを決めているのではなく、構造を示す(ブラウザの解釈によって、結果的に字の大きさが変わる)。

サイトの制作方針(サイトポリシー)
※ヒマな者はgoogleで「サイトの制作方針」を検索してみよう。


ブログ(blog)
・ウェブログ(Weblog)の略。ログはデータログ、履歴や記録の意味。ウェブサイトの一つ。
・ウェブサイトをつくって日記や時系列記録を書くのは、一定の技術が必要なうえに面倒くさい。そこで、入力窓に文章を書けば誰でも簡単に日記的なサイトをつくることができるブログ・サービスが始まった。


参考
以下は総務省提供。電子メール同様に「名前解決」をしていることがわかる。
ホームページの仕組み
インターネットの仕組み 
ブログの仕組み

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受講生諸君へ警告←重要!! 必ず読みなさい。

【上の文書(放送学科の掲示板に貼ってあるのと同じ)で思い当たる節がある者は、次のようにせよ】
1)当ブログ2012年4月以降の記事とついたコメントを熟読し、指示に従うこと。
2)授業に出席すること。
3)欠席した場合は、その日の授業の記事に、何らかのコメントをすること。

【大切な連絡】
1)7月6日(金)は休講です。前日夜に立命館大で授業があり京都に泊まるため。
2)7月13日(金)に補講をします。6日に休む代わり。
3)前期は7月20日まで4回しかない。そこで、授業内容を次のように組み替えます。
 ・6/22 検索入門/ネット・セキュリティ入門
 ・6/29 テレビ放送の基本/ネットとテレビを比較する
 ・7/13 サイト(ホームページ)をつくる(その1)……全員で一つ制作し、10月に公開予定
 ・7/20 サイト(ホームページ)をつくる(その1.5)/前期まとめ
 ※SNS入門(Facebook他)とミニブログ入門(Twitter)は、後期の実践初回でやります。
4)どんなサイトをつくりたいか、考えておいて。
5)コメントを三つ書けと1度指示すれば、その後みんな自由にコメントしはじめるかと思ったら、まるで違った。よって「6月1日以降は、各自(欠席者含む)必ず1回以上、その週の記事に何らかのコメントをつける」というルールにします。ブログ書き込みは成績評価の対象なので注意。
6)夏季休暇中もなるべく週1ペースでブログを更新する予定。これへの書き込みも成績評価の対象。
7)7月中に飲み会を開催予定。鈴木助手も参加する由。会費はいくらくらいが適当?

※オマケ。MediaFireは無料・容量無制限のアメリカ製外部ストレージ。ブログにデジカメ写真をべたべた貼ったら容量制限2GBを超えそう、なんてときに便利。個別ファイルや個別フォルダを公開できるが、無料版は本人認証以外のパスワード制御ができない。128日間アクセスしないと、5日間メールで5回警告した後にアカウントもろとも全コンテンツが消滅するので注意。

【坂本 衛】

推奨ソフトウェアについて【ネットの基本02 コンピュータ入門の番外】オマケ:次の二つを一生、忘れんな!! 2012-06-08

推奨ソフトウェアについて

※駆け足でパソコン(以下PC)の基本的な話をした。ホームページ、ブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS=Social Networking Service)などの回に進む前に、受講生諸君のPC環境が整っていないと思い直し、必要なことを追加で伝えておく。


OSとアプリケーションのおさらい

OS=Operating System……土台となる基本システム(をつくる基本ソフトウェア)。PCを買うとついてくる
 ・MAC OS(よく知らん)/Windows(世代により95、98、98SE、ME、XP、Vista、7、8)
 ・OSを頻繁に変えるのは迷惑。アプリケーションこそが個人の蓄積財産だから。物理的に持っているだけでなく、その使い方に習熟していることが肝心。その「購入+習熟」コストは個人でも数十万円になることはザラ。新しいOSで古いソフトが使えなければ、数十万円分どうしてくれる、という話。
 ・この意味で、WindowsのMEやVistaはクソOS。8が早すぎれば同様。7の次はX(10)くらいでいい。なお、坂本のメインPCは、いまだにXP(あと約670日でマイクロソフトのサポートが終了予定)。ノートは7だが、使いにくくてかなわん。

アプリケーション・ソフト=application software……OS上で動くソフトウェア。自分で新しく入れる。たいていのものはネットからタダで手に入る


PCを起動したときの(OSに入っていけるか、そのPCを使えるかについての)パスワードについて

 ・受講生は、設定している4、設定していない9(理由は「やり方がわからない」など)
 ・複数の者が使用または接触できる職場や家庭のPC、置き忘れや盗難の恐れがあるノートPCは、パスワードを設定すべき。
 ・設定方法(Windows)は、スタート→設定→コントロール パネル→ユーザー アカウント
 ・自分専用のPCならば、自分を管理者(Administrator)とする。PCはふつう、複数の者が使えるようになっている。複数のアカウント(アクセス権や口座の意味)を設定でき、たとえば各人が好みのデスクトップを使えるわけだ。うち一人を管理者とし、その者だけにソフトをインストール/アンインストールする権利を認めるようにしておく。そうしないと、いままで使っていたソフトが突然なくなったりして困る。
 ・Winnieによる自衛隊・警察などの情報漏洩を知っているか? 極秘データを自宅で作業するため家族で使うPCに入れたところ、子どもが勝手にWinnieをインストールしてしまい、漏れ出す事件が頻発した。パソコンは「個人用コンピュータ」の意味。子どもと共有するなど愚の骨頂で、絶対にやってはダメ。子どもにも、中古でよいから個人専用PCをもたせるべき。
 ・スパイ映画なんかに、PCにUSBメモリを指したりディスクを挿入したりして情報を盗むシーンが出てくるね。気の利いた情報企業や役所の機密データを入れたコンピュータには、そもそもUSBもディスクも挿入できないから、あんな阿呆なことは起こらない。米国務省ではできないが、同じ情報を共有する米軍ではできた、アホすぎだ、と前・米国務省高官から聞いたことがある。


アプリ・ソフトの種類(……以降は、受講生のPCに入っているかと聞いた簡易アンケート結果。N=13)

 ・アンチウイルス……あり6(ウイルスバスター2、アバスト1、不明3)、なし3、わからない4
 ・メーラー……PC外10(Yahoo9、Gmail5、Hotmail1、以上重複あり)、あり2、わからない1
 ・文章作成(ワープロ)……あり13(全員Word。情けない!)
 ・表計算……あり10、なし3
 ・パワポ(スライド)……あり8、なし5
 ・画像
 ・動画
 ・音声
 ・ユーティリティ(一般管理)


アンチウイルスは、すぐ入れよ!!

 ・「アンチウイルス 三大」で検索。AVG、Avira、avast!(わりと評判がいい)のどれかをさっさと入れなさい。デスクトップとノートには、違うものを入れるとよい。
 ・自分のPCにどんなソフトが入っているか「わからない」者はマズい。調べよ。
 ・調べ方(Windows)は、スタート→設定→コントロール パネル→プログラムの追加と削除。インストールしてあるソフトの一覧表が出るから、名前を片っ端からGoogleに入れれば、何をするソフトかわかる。


メーラー

 ・プロバイダのメアドを持っている者でも、Yahoo、Gmailなどのメアドを持って損はない。仕事と遊びの使い分けなんかができる。
 ・坂本の設定は以下。すべての送受信メールがGmailに残るから、PCでバックアップする必要がなくなる。
  1)プロバイダのサーバーが受信する(デスクトップに入る)全メールを、プロバイダ段階でGmailに転送。
  2)デスクトップから送信する全メールを、BCCでGmailにも送信。
  3)デスクトップ以外(Gmail)から送信するメールは、必要に応じてプロバイダのメアドにも送信。
 ・たとえば「ojooo」で検索して出てくるフリーメールはドイツで最近始まった。日本人は誰も使っていないから、いまなら自分の名前******で「******@ojooo.com」が登録できるはず(mamoruは、もう使えない。あと素性がわからんから、当面は仕事に使わないほうがよさげ。サーバーも貧弱っぽい)。

ワード、エクセル、パワーポイントを持っていない者は

 ・さっさとOpen Officeを使いなさい。Open Office

※買ってきたPCに、Office2010など統合ソフトが入っている場合は、以下に注意。
 ・そのソフト代は、PC価格に上乗せされている(安いけど)。
 ・2年限定ライセンス版で、2年後以降の更新時に数千円取られるのが一般的。
 ・このビジネスモデルはGillette(ひげそり)なんかと同じ。ひげそり本体は、1000円くらいのものを新橋駅頭でサラリーマンにタダで配る。切れ味が悪くなり、ドラッグストアで替え刃を買おうとすると、5枚1500円とかいう価格。毎月1枚使うと3年で、たかがひげそりに1万円も支払うことになるわけだ。

 ・たまたまPCに入っていたのを見せた平川一臣・北大名誉教授のパワーポイントから。次の二つを一生、忘れんな!!
  1)初期微動カタカタが始まったら秒を数えよ。大揺れユッサユサが始まるまでの秒数×8(キロ)が、震源からの距離だ。東京都心で10秒なら80キロ、関東直下か相模湾か房総沖と思え!
  2)揺れた秒数×2(キロ)が、破壊地域の長さだ。1分続けば120キロ、M8級。5分ならM9級、10分なら人類史上最大のM9.2以上と覚悟せよ。M8級以上と思ったら、ただちに海岸線から離れよ(必死で走れ! 気象庁やNHKをボケッと待っていると、死ぬぞ!!) 
 

その他のソフトウェア

 ・画像……Picasa 3
 ・動画……RealPlayer、GOM PLAYER(韓国)
 ・ユーティリティ(一般管理)……CPU-Z、CCleaner、BeMem、Auslogics Disk Defrag、ID Manager、+Lhaca、BunBackup、HTML Project2、FFFTP、M電卓、Dropbox、DAEMON Tools Liteなど


参考

後から入れたフリーソフト(アプリケーションその3)(すべてを疑え!! MAMO's Site)
EeePC 1015PEM/ネットブックの主な仕様(すべてを疑え!! MAMO's Site)※「以下はすべて無料ですから、ネットブックやノートPCを使う人は」で始まる10行くらいを読んでおきなさい。
ソフトニック(ソフトウェアの紹介・ダウンロードサイト)※ダウンロードする前に、レビューや使い方をよく読むこと。


※この授業内容に基づいて、新しくソフトを入れた者は、使い勝手などをコメント欄で報告してくれ!

【坂本 衛】

受講生が新聞を読んでいない件、ブログコメントについて、最後にいった重要なこと【脱線】 2012-06-01

●当ブログでは、5月中に少なくとも三つコメントせよ、と伝えておいた。書き込まれたコメントを眺めていくうち、5月4日の坂本記事(余談)について、次のようなコメントがあった。

 ・これだけ日本の将来が危ないというのに、今回の坂本先生のような説明はあまり報道されていません。
 ・確かにこんなに危険な事実がテレビで報道されることはほとんどありませんね。
 ・ぼんやりと「日本は大丈夫」なんて思っていましたが、この記事を読んで改めて、日本は大丈夫なんだろうか!?という危機感を感じました。


●新聞・テレビなどマスメディアは、確かに大事なことを伝えていないよな、と話し、諸君に「新聞を読んでいるか?」と聞いたら、ほとんど読んでいなかった。続けて「昨日の夜段階で、昨日1日の主なニュース(日本で起こった主な出来事)が何だったか、二つか三つ把握していた人は?」と聞いたら、一人も手を挙げなかった。俺は驚いたねえ。


●受講生の半分は4年生、つまり就活中で、「就活には日経あたりを読むべし」と聞いているはず。成績その他の条件が同じなら、面接で「今朝の××新聞一面に載っていた○○問題をどう思う?」と聞き、「知らない」と答えたヤツを落とすなんて、当たり前だよな。なんで、諸君が当たり前のことに備えないか、は謎だ。なぜ新聞を読まないかと聞いたら、「取っていない」と。


●そこで、ネットの新聞サイトを紹介。新聞見出しを行き当たりばったりで二つ紹介し、新聞がいかにいい加減な記事を書くか、テレビがいかに無責任な報道をするか、と話した。

 ・一つは、中国一等書記官のスパイ疑惑。
 ・もう一つは、忘れた。覚えている人、誰かコメントしてくれ。


最後にいった重要なこと

 ・以下は、ホームページ、ブログ、ツイッター、それらにつけるコメントなどに共通する話。
 ・自分が新しく付け加えるコメントやページなどは、本当に自分以外の人・世の中・社会などにとって役に立つか? 新しく情報をプラスしているか? 世の中を一歩前進させることになるか?──これを、書き込みやアップロードの前に、常に考えるようにしなさい。

 ・別に役立っていない、新しいことを付け加えてもいないと思えたときは、コメントするな。ホームページを作るな。ブログ記事なんて書くな。
 ・たとえば諸君が、このブログにつけるコメントで、坂本に対してある質問をするとする。そのとき、自分がいくつかの言葉をGoogleに入れて調べれば解決するような質問をコメントするならば、その者は、新しい何かを自分以外の者にもたらしていない。付け加えられるのは「自分で調べればわかるはずのことを人に聞く怠惰なヤツ」(または「普通の者であれば調べることができるのに、その能力がないダメなヤツ」)という情報だけだから、やめておけ、という話。

 ・炎上中のブログにいって「バーカ」「死ね」と書き込むのも、世の中を1ミリも前進させない。1268件とかいう数字を1269件に変えて、インターネット空間をほんのちょっと狭くするだけ。だから、やめておけ、と。
 ・よい例が、みながホームページを作りはじめた2000年代半ばくらいまで、「ホームページの作り方」というホームページを作ったヤツが多かったこと。aboutページに「自分の勉強のためにも」なんて理由が書いてあった。お前はほかに、世の中に言いたいことはないのか、って話。ホームページは、言いたいことを伝える手段にすぎず、作り方なんて誰かにまかせればいい。しかも、勉強中のヤツによる中途半端なアドバイスなんて、使い物になるはずがない。

 ・しかし、次のような場合には、質問コメントを書き込むことで、自分以外の者にも有益だ。だから書き込め、という話。
  例1)坂本の説明に舌足らずな部分があった、間違っていたという場合。
  例2)坂本の説明を自分はこう解釈したが、別の解釈もあると気づいた。どちらがよいか、みなの意見を聞いてみようという場合。
  例3)坂本はあれこれ説明したが、いちばん重要な問題はこれこれだと思う、なぜならば……と、論点をはっきりさせる場合。


●そうこうするうち、本日の授業は終了。取り急ぎ。

【坂本 衛】

メール入門【ネットの基本03(つづき)】件名 返信 宛名 CC・BCC ファイル添付 改行など 2012-05-25

メール入門【ネットの基本03(つづき)】

電子メールで気をつけるべきこと(件名 返信 宛名 CC・BCC ファイル添付 改行など作法・ビジネス常識)電子メールのマナー(すべてを疑え!! MAMO's Site)

はじめに──基礎用語の解説(これは前回5月18日にやった)
・参考 モンティパイソン「バカ歩き省」(You Tube)

※以下、各項目に設定してあるリンクをたどって、よく研究しなさい。

件名(Subject)の付け方


メール本文の書き方(宛名、署名など)


メールの改行について


ファイル添付について


返信メールに多い誤り


CCメールとBCCメール


メールに使うべきでない文字


メールに書くべきでないこと


参考:パスワードの作り方


その他の役に立つ注意

※どうでもいいけど、Googleに「電子メールマナー」「電子メール作法」と入れると、坂本サイトがトップに出る。「メールマナー」「メール作法」と入れても、「電子メール cc bcc」とか「電子メールファイル添付」などと入れても、10位くらいまでに上位表示される(検索結果10~20位以下は誰も読まない)。他のサイトは電子メールに関する企業サイトなのに、なぜ電子メール専門でもなんでもない個人サイトのページが、上位に表示されるのか?

これは、1)電子メールについてのロクでもないサイトやページが多いこと、2)サイトを作るほとんどの者がSEO(=Search Engine Optimization、サーチエンジン最適化)についてよくわかっていないこと、を示す。そのうち授業でやるけどね。

では、「テレビ報道」でググったとき、テレビ報道をやっている企業(テレビ局)が百以上もあるにも拘わらず、坂本サイトがトップ表示されるのはなぜか? 1)テレビ報道についてのロクでもないサイトやページが多いから、2)テレビ局のホームページ製作業者より坂本のほうが、ホームページやSEOについてはるかに詳しく技術も高いから、3)テレビ局の報道ページは事件や事故のニュースが載るが、「報道」そのものについて語っているわけではないから、だよな。そのくらい、インターネットって発展途上なんですよ。(※三つ目はあとから追加)

※これもどうでもいいが、「にもかかわらず」は、漢字で書けば「にも拘わらず」だ。「にも関わらず」(意味は「にも関係しない」)じゃない。それは間違い。テレビ字幕は99%間違えているな。あとテレビ字幕が99%間違えているのは「今だに」。正しくは「未だに」と書くが、「いまだに」でいい。

【坂本 衛】

メール入門【ネットの基本03】メールアドレス、IPアドレス、ドメイン名、DNS、SMTP、POP、スパム 2012-05-18

※11日記事を参照し、早めにコメントを書き込むこと。自分あてのコメントがついているかもしれない。こまめに当ブログをのぞくようにしよう。

※授業後、必ず当ブログ(授業ノート)を読み返し、リンク先などを「自分で」訪れて知識を自分のものにすること。役に立つページと思ったら、自分のPCのブックマークに入れよ。

※開講から1か月以上たった。ここまでざっと復習。

・PCがうまく起動しなかった、フリーズしたという経験は? →【受講生】全員が経験あり。
 そのときどうする? →【受講生A】「Ctrl+Alt+Delete」の三つ同時押し(正確にはCtrl+Altを押しつつDeleteを押す)、それでダメなら「電源ボタン長押し」。
・基本的にはそれでよいが、電源を切るときはHDDアクセス停止をパイロットランプで確認。また、再起動のとき「セーフティ・モード」で立ち上げるとよい。
セーフティ・モード
・頻繁にフリーズする者は、このアクセサリを買うといいかも。ロシアで売ってるらしい。
・IBM PCの設計者デビッド・ブラッドリーいわく、「私が Control-Alt-Delete を発明したかもしれない。しかし、有名にしたのはビル・ゲイツだ」
・考えてみると、パソコンというのは、かなりふざけた発展途上の機械。「原因不明でいきなり停止し、電源を入れ直さないと動かない」などというアホな電気製品がほかにあるか? いきなり停止する飛行機や車だったら死傷者が出て、製造者・販売者は逮捕されかねないぞ。入れておいたコメがいつの間にか消えた電気釜とか、入れておいたお湯が一瞬で全部なくなった電気ポットって、ないだろ。熱暴走するアイロンとか、無限ループにはまる洗濯機とかも、ない。なんでパソコンなら許されるのか、よーく考えよう。また、現時点では、そのようなヤバい機械だと思って使うのが正解だ。

※げっ、ここから先が作業中に消えちまった。あとで。

※※げげっ、時間が経過しすぎて、何を話したか忘れちまった。以下、うろ覚え。

・デジタルとアナログ
・デジタル信号が原理的に劣化しない/妨害に強い理由は?
・BS/CSデジタル放送が台風・豪雨に弱いのは、また別の話(降雨減衰=電波の波長と雨粒直径が近いため、干渉し映らなくなる)。また、パラボラアンテナは地震に弱い(動くと衛星をとらえることができない)ため、BS/CSデジタル放送は基幹放送には使えない。総務省やNHKが地デジが映らない地域にBSデジタル放送を送って「対策」としているのは、もちろん住民をごまかすインチキ政策(テレビから台風・地震情報を取ることができずに死者が出ても、彼らは責任を取らない)。

・PCを開けると、いろんなメーカーによる部品の寄せ集めとわかる。何台かDELL PCを開けたが、CPUはインテル、HDDはウェスタンデジタルかシーゲート、メモリは台湾か韓国、DVDドライブはソニーやTEAC、電源コードやプラグアダプタは中国、印刷物も中国、モニタは韓国というように、徹底的にバラバラ。マザーボード、シャーシ、電源など基盤部分だけは一応自社内製(事実上は中国製)だった。
・その機械に、マイクロソフトのOSが入るわけだ。儲かるのは、マイクロソフト、インテル、デルくらいで、あとは下請けなりの儲けにしかならない。では、ソニーのVaioはどうなっているかといえば、HDDやメモリは海外製、マザーボードも台湾ASUS製。インテル、マイクロソフトにも同じように儲けさせるしかない。NECや富士通も同様。それで、日本市場を分け合うから、数が出ない。だから割高になる。おまけに社員の給料は中国・韓国・台湾より高い。どうにも儲からない構造になってしまっている。
・参考1 DELLはなぜ安いか?(すべてを疑え!! MAMO's Site)
・参考2 パソコンの世界シェア(ちょっと前までHP、DELLが世界1・2位だったが、2012年第1四半期はHP、中国Lenovo、DELL、台湾Acer、台湾ASUSの順。日本メーカーでなんとかなりそうなのは、アメリカで頑張る東芝くらい。地デジパソコンなんてくだらないものを作れば作るほど、世界から取り残されてしまう)

※おさらいは、ここまで。

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メール入門【ネットの基本03】

電子メールが届く仕組み

【1】メールアドレス(メアド。メールを送受信するときの「住所」)の意味は?

例)mamos@m99.alema-net.ne.jp

mamos……アカウント(メールアカウント)。個人の識別名(ユーザー名、ユーザーID)を示す。
@……atの意味(後者の中の前者、後者における前者)を含んだ区切り記号。
m99.alema-net.ne.jp……ドメイン名。ドメインはもと領域・範囲といった意味。左から順にサーバ名、組織名、プロバイダなどnetwork関係という属性、日本国を示す。

※つまり、おしりから意味をたどると、日本の、net関係の、alema-netって会社の、No.99ってメールサーバ(デカいコンピュータ)の中に登録されたmamosさん、だ。世界中で一つと特定できるだろ。これを絵(ベン図)に描くと、5重の円のいちばん内側の円内に点々がいくつもあって、その点の一つがmamosというイメージ。なんでドメイン名(領域名)って呼ぶかわかるね。

※mamosttedare@gmail.comというようなフリーメールは、Webメールといって、ちょっと仕組みが違う。興味がある者は、ここの解説を理解したあとで、自分で調べなさい。

【2】IPアドレス(Internet Protocol address)

例)【172.16.254.1】

※ネット上のアドレス(メールもホームページも)は、実は上のような数字の列。だが、これでは何のことやらわからない。たとえば各都道府県に0~47の番号を振り、各都道府県内の市町村に番号を振り……とやっていくと、「私の住所は47.23.19.1-2-3です」という具合に特定できるが、そんなの、わけわかんないだろ。だから、人間は【1】を使う。だが、ネット上のコンピュータは【2】を使う。

※そのために、DNS(Domain Name System)という仕組みがある。これはDNSサーバというデカいコンピュータにドメイン名とIPアドレスの対応付け(対応表)を管理させ、他のコンピュータ(のソフトウェア)は、必要なとき手近なDNSサーバに問い合わせるというもの。電子メールを送るときも、ホームページを見るときも、ドメイン名を入力すれば、まずDNSサーバへの問い合わせがおこなわれる(クライアントがサーバにリクエストする)。

【3】電子メールはどう届く?

「プロトコル」という言葉を紹介したはず。電子メールは世界共通の通信プロトコル(通信手順・通信規約)に従って、どこに送るかというDNSサーバへの問い合わせをしたうえで、サーバ間をバケツリレーのように送られていく。使われるプロトコルは、SMTP(=Simple Mail Transfer Protocol、簡易メール転送規約)、POP3(=Post Office Protocol Version 3、郵便局規約その3)、IMAP(=Internet Message Access Protocol)など。

FTP(=File Transfer Protocol、ファイル転送規約)といえば、また別のプロトコル。このブログのリンクの頭についている四角に右向き三角の記号は、坂本が自分のPCで、Photoshopというソフトで作った画像ファイルを、FTPに則《のっと》ってFC2のサーバに送ったもの。

【送信時】自分のPC→(プロバイダなどの)メールサーバ→(DNSに問い合わせ)→SMTPを使って宛先メールサーバへ
【受信時】自分のPC→POP3を使って(プロバイダなどの)メールサーバへ→溜まっているメールをPCに取り込む

※サーバー=クライアント側(のソフトウェアやコンピュータ)の要求(リクエスト)に応じ、何らかのサービス(処理)を提供する側のソフトウェアやコンピュータ(インターネット上の大型コンピュータ)のこと。個人のPCがクライアント(もとの意味は依頼者)。ホームページやブログもサーバー内にある。

※プロバイダ=インターネット接続業者。月1000~2000円程度でプロバイダと契約(ふつう年契約)すると、
プロバイダは、メールアドレスを一つ寄こし、ネット接続サービスをする。ホームページ開設サービスもついていることが多い。自宅~プロバイダ間はNTTその他の通信回線で結び、回線料は月額数千円。

※プロバイダの受信メールサーバは、「郵便局の私書箱」や「集合住宅の郵便受け」のようなもの。マンションの郵便受けには「401 坂本」といったラベルが貼ってある。@より前のアカウント(ID)は、あのラベルだと思えばよい。その郵便受けに取りにいかなければ、メールを受け取ることはできない。だから、以下に注意が必要。

・自分が打ったメールを相手がすぐ読むとは限らない。急ぐときは電話せよ。
・私書箱・郵便受けにデカい荷物は入らない。巨大ファイルを電子メールで送ってはいけない。(ギリギリ入っても、そのために相手が必要なメールを受け取れないというトラブルが起こりうる)
・メールはふつう数分で届くが、3日たっても届かないことがある。それまでに地球を何周したかもしれず、欧米の諜報組織が読んだかもしれない。もちろんCIAその他は怪しいメールを常時監視し盗み読みをしているから、そのつもりで。
・郵便局の人間がハガキを読めるように、途中のヤツ(サーバの管理者)はメールを読める。だから、ハガキで伏せる(シールを貼って隠す)ような情報(口座番号、携帯電話番号など)を、メールに書いてはいけない。


参考

電子メールのマナー(件名 返信 宛名 CC・BCC ファイル添付 改行など作法・ビジネス常識)
電子メール基礎用語の解説

メール(mail)、スパムメール(spam mail)、メーラー(mailer)、メールアドレス(mail address)、拡張子、サイズ(file size)、デフォルト(default)

※スパムは、沖縄でよく食っているが、米軍の携行食糧として使われた缶詰。コンビーフ缶も同様。第二次大戦後、荒廃したヨーロッパで米軍が配った。食った連中は「アメリカ様さま」「また、スパムかよ」「うちの政府は情けない」などと思ったに違いない。で、モンティパイソンが、ある食堂で何か頼むと全部スパム。しまいに客も店のヤツも「スパム~! スパム~!!」と歌い出すというギャグを作った。それで、スパムは迷惑なものの代名詞となった。好みによるが、スパムを薄く切ってフライパンでよく焼きにし、キッチンペーパーで油を取ると、うまいぞ。スパムおにぎりとかね。スパム

※傑作『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』の監督テリー・ギリアムはモンティパイソンの一味。
※いうまでもなく、上記スパムのギャグは、ベトナム戦争などアメリカや米軍のおせっかいと関係あるわけだ。それを英国BBCが流した。日本国NHKでやれるか、という話。日本ではTBS『ハノイ―田英夫の証言』放映の半年後、TBSの報道現場が「真実の報道は死んだ」と腕に喪章をつけ、その後、報道部が解体された。ザ・フォーシュリーク『リムジン江』が放送禁止になったのは、そんな頃よ。ザ・フォーク・クルセダーズ『イムジン河』もダメで、悲しくてやりきれないと、レコードを逆回しにした。その音から作ったのが『悲しくてやりきれない』だ。

総務省「電子メールの仕組み」(※アニメを見よ!)
日経PCビギナーズ5月号の立ち読み

【坂本 衛】

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